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キャロルさんの奇跡講座レッスン #4

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の動画を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖

キャロルさんの奇跡講座レッスン4  元の動画はこちら→ A Course In Miracles- Lesson 4 - YouTube

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ハーイ皆さん、キャロル•ハウです。レッスン第4回目となりますね☺︎

今日のレッスンには「これらの考えには何の意味もない」とあります。これまでは、目に留まるモノの形には何の意味もない、と練習してきました。

 さて今回は少しギアチェンジして、「これらの考えには、何の意味もない」という練習です。これまでと同様、一度につき1、2分、(今回は)3〜4回ほど実践します。これはとても気楽に、のんびりした気分で行う練習ですよ。誰だって何かに4分程度の時間は割けるわね☺︎ だからこの時点でプレッシャーを感じる必要は全然無いのよ。

 さて、今回のアプローチはひと味違います。というのも、まず最初にモノの形に目を向ける代わりに、ランダムにパレードのように頭をよぎる思考の方に注目して欲しいのです。

 いつものように、何か特別に選ぶことなく、除外することなく、適用してください。

 そうしたら、観察するにつれて、ありとあらゆる突拍子も無い混ぜこぜの思考があることに気づくでしょう。中には「良い」考えもあるでしょうし、「悪い」ものや、ハッピーなもの、そうで無いもの、穏やかな気分にさせるものもあれば、心を乱すものもあるでしょうし、利他的な思考もあれば、奪う思考もあるでしょう。裁く思考もあるでしょうし、心配事だったり、to doリストかもしれませんね。多くが他人がやっていることについて、他の人たちがやるべき事、すべきで無い事についてかもしれません、ウフフフ!

 とにかく、その全てに注意を向けてみて。何かを特に取り上げたり排除せずに。ただただそれらがあちこち飛び回っているのを観察してみてくださいね。訓練されていないマインドの思考のことを、時々「モンキー•マインド」と呼んだりしますね。お猿さんがどんなものか、皆さん想像できますよね、ゆらゆらぶら下がったり飛び跳ねたり、木から木へジャンプしたり。彼らの行動には私たちが「秩序」と呼ぶものは何も当てはまりません。

私たちの思考もそれと同じ。

 さて、なぜこのエクササイズをするのか、そしてなぜ私たちが「良い考え」「悪い考え」と見なすものが一緒くたにされているのかという理由は、レッスンによれば、それが「真の思考」を妨げているからなのです。

 そこでストップ!「真の思考」とは何なのかを頭で考えようとしないで。今はただ、遥かにもっと良い何かが、私たちには用意されているのだという考えで心を満たしてください。もっと意味のあるもの、もっと幸せな、遥かに深遠なものが、今現在の思考に妨げられているのです。

そこでこのレッスンが、私たちが意味のあるものと無意味なものとを識別する訓練する上での、まさに最初の一歩となるのです。コースには、あなたにはその区別をするだけの見地が備わっていない、と書いてあるわね。つまりこのコースを顕した方は確かにそれが出来ているってこと笑!

ですから、私たちに求められているのは、ほんの短い練習時間のあいだ思考に注意を払い、「この〜についての考えには何の意味もない」の「この〜についての考え」のところで、その時心をよぎるもの何でも良いので、挙げていくんです。「この〜についての考えには意味がない」と。

前回までに目に見える形、目を向けたモノに適用したのと同じように、「この考えには意味がない」という概念を当てはめていってください。

さて、こうした分野に馴染みがある方にの中には気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、レッスンは「私達が見ている形象には意味がない」と「私達の思考には意味がない」というふたつを、結びつけようとしているのです。このふたつを関連付ける理由は、私達が別物だと認識している思考と形象は、実は境目のない全体であり、もし片方に意味がないとしたら、もう片方も無意味であり、もし片方に意味があるとしたら、もう一方にも意味があるということになります。

わかりますよ、あなた方のジャッジメントがこの考えに悩まされて、うるさくこう訴えてくるでしょう、「私の思考には確実に良い思考もあればとってもひどい思考もあるわ」と。ただそのジャッジメントが起こっては通り過ぎるのを見守り、関わらないようにしてください。

この練習をほんの短い時間だけ行うもうひとつの理由は、私達は何かの考えで頭をいっぱいにしがちだからです。例えば練習の中で、こういう考えが浮かんだのに気が付いたとしましょう。「おっと、電気代を払うのを忘れていたぞ」そこから思考がさまよい始める傾向が私たちにはありますね。「うちの電気代は高過ぎる。それにそもそも、発電の方法には非常に腹が立つ。石炭火力発電をやめて太陽光発電に移行すべきだ。そっちのほうが遥かに環境に良いし、それに反対する人たちはどうかしてるよ」などなど…こうして思考があらぬ方向にさまよい始めるというわけです。そんなふうに思考が脇道へ逸れて欲しくありませんね。

 ですから、ただ観察者の場所にいて、あらゆる思考がランダムに頭の中を駆け巡るのを見守っていてください。ジャッジメントの声は大きいでしょうね。うまく出来ないかもしれません。でも大丈夫。それでも練習を続けましょう。覚えておいてね、既にやり方を知っていることなら、練習する必要はないでしょう。私達が歩き始めたころには、皆、何度もつまずいたり転んだりしたものです。赤ちゃんはそれで悩んだりしませんね。ただもう一度立ち上がって、また転び、また立ち上がっては転んで。そうやっているうちに遅かれ早かれ歩けるようになるのです。それと同じで、私達も新しいスキルを学ぶことに対し、心を開き続けて取り組むだけです。そうしている内に、私達はより注意力が身に付き、自分の思考に気がつくようになり、気が散ることがなくなっていきます。

ではもう一度。「こうした、様々によぎる考えには、何の意味もない。これらの考えは、私が目にしているモノと同じように、意味がない」

では今日も素敵な練習時間になりますように!
バーイ♪



 

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