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夕日を見て思い出したこと

もうすぐ夏至。
仕事柄夕方は部屋にこもってることが多いが、暮れそうで暮れないこの季節の夕方は好きだ。

きょうは久しぶりに夕方に出かけた。
夕日の写真を撮って、東側の月とサッカー場を撮って振り向いたら、もう太陽は沈んでしまっていた。

そんな山の稜線を見て少し悲しくなった。

小4のある日のこと。
5時間目まで普通に過ごしていたクラスメイトが放課後、教室に残っていた私のところまでツカツカとやってきて、
あんたとは金輪際、絶交だからね!
と怒鳴って、勢いよく振り向いて帰って行った。

金輪際の意味も絶交の意味もよくわからなかったけど、あまりに突然のことで呆然としてしまった。

教室に残っていたもう1人の友達が、
何を言うでもなく、じっと私を見ていた。

それから何分ぐらい経っただろう。
だんだんドキドキしてきた。
私、何かしたのかな…

教室には夕日がさしてきた。
残ってた友だちが帰り支度を始めた様子を見て私は急に寂しく、怖くなって、気が狂ったように大きな声で泣いた。

そのクラスメイトは親同士が仲良くて、幼稚園の頃から知っていた。
唾を飲み込むことができない子で、いつも肩のところに唾をなすりつけていたから、その子の周りは臭かった。

その子とは高校まで一緒だった。
でも、絶交したので…
喋ったことはない。




月とパナスタ


夕日を見るとついつい歌う歌

〜ドロップスのうた〜

むかし なきむしかみさまが
あさやけ みて ないて
ゆうやけ みて ないて
まっかな なみだが ぽろんぽろん
きいろい なみだが ぽろんぽろん
それが せかいじゅうに ちらばって
いまでは ドロップス
こどもが なめます ぺろんぺろん
おとなが なめます ぺろんぺろん

むかし なきむしかみさまが
かなしくても ないて
うれしくても ないて
すっぱい なみだが ぽろん ぽろん
あまい なみだが ぽろん ぽろん
それが せかいじゅうに ちらばって
いまでは ドロップス
こどもが たべます ちゅるん ちゅるん
おとなが たべます ちゅるん ちゅるん


作詞 まどみちお
作曲 大中恩

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