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秋のコンサートシーズン


昨年一昨年と憚られていたコンサートが
以前のようにできるようになった。

海外からもたくさん来てくれるようになったし、
我が家にも仕事が戻ってきた。

夫も、先月から毎週のように本番が続いている。

2020年、1番酷かった頃、
せっかくできたチラシに
大きな文字で『演奏会中止』と書かれ、
その文字で夫の顔が隠れてしまったりした。

私は「仕方ないね」と、普通なふりをしていたけど、
夫が可哀想で仕方なかった。

オーケストラのトレーナーや指揮の仕事がごっそりなくなって、
それでも健気に勉強は続けていた…


今年の春から少しずつ元に戻り始め、
だいぶ体力が落ちてしまったことに
本人も家族も驚いたけど、
もう慣れて、この秋、
毎週のようにある本番も、しっかりこなしてる。

しかも、ほとんど暗譜して。

この2ヶ月間だけで、6つの団体を
振っているが、
全て曲が違うから、18曲は常に並行して読んでいた。

頭の中どうなってるんだろ。

とにかく嬉しそうに、時には難しい顔もして、スコアと睨めっこしてる。

今度の日曜日、年内最後の本番。
メインの曲は
ブルックナー交響曲第4番『ロマンティック』
70分を超える大曲だ。

私は心の中では震えるほど心配もし、
期待もしてるけど!
外見は普通にしている。
私は私の仕事で忙しいから、と、
干渉しない。

実際、私も12月最初の土日は
音楽教室のクリスマスコンサートで、
今とても忙しい。

お互いに忙しくてちょうど良いかもしれない。

お互いに頑張りましょうということで
(*^-^)/\(^-^*)




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