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文学の同人誌を作って頒布するまで

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2023年5月19日開催の文学フリマ東京38に向けて、雑誌制作に励む6名のメイキングです。
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#文芸

文学の同人誌を作って頒布するまで #2(タイトル決め・後半) - 文フリ東京92日前

石田「あらためて、今回こそ同人誌のタイトル決定編なわけですが」 鈴木「前回決まらなかったですもんね……」 石田「深夜まで粘って、雑誌全体を貫くコンセプトとして『観察』というキーワードまではなんとか見出したものの……」 鈴木「みんな眠くなっちゃいました」 石田「そこで満を持して今回です! とはいえ、そもそも雑誌のタイトルってどうやって決めるものなんですかね? 『いいタイトル』ってなんなんだろう」 鈴木「『いいタイトル』!? なんというビッグ・クエスチョン……」 いい同人誌タイ

文学の同人誌を作って頒布するまで #1(会議&タイトル決め・前半) - 文フリ東京107日前

(これまでのあらすじ)合同誌をつくり、文学フリマ東京38で頒布することを目指す6人。12月に合同編集部が発足してから、こんな企画をしてみよう、あんな誌面にしてみては、ワイワイ検討していますが、まだまだ考えることは山積みです。今回の会議のテーマは…… 1月25日夜19:00。合同編集部の面々が集まり、全体会議は始まった。雑談も(ほとんど)なく滞りなく進む会議。そしてついに始まるタイトル決め。 当時、この合同誌にはまだ名前がなかった。X、Note、Threadsのアカウント名も

文学の同人誌を作って頒布するまで #0 (PR会議編) - 文フリ東京125日前

文フリで(あるいはそれ以外でも)縁のあった6名で合同誌を発行することになりました。純文学・BL・分析美学の書き手が集まって、2024年5月19日の文学フリマ東京38での頒布をめざします。 参加者のなかから石田・鈴木がサークルのPR担当になったものの、何をすればよいのやら……ということで土曜夜にオンライン会議をすることになりました。 石田「すみません、突然お呼びたてして」 鈴木「いえいえ PR方針を決めないとですもんね」 石田「とりあえず元旦にXのアカウントは作りましたけど