独断と偏見でドストエフスキー著のキャラを選んで語る。

こんにちは、さきすみです。
今回自分の好きなキャラを紹介していこうと思います。見ていない著もあるんで、そしてドストエフスキーありがち、いつも同じ名前にするというのがありまして、私が思うにほぼ皇帝の名だなと思われます、それで同じ名前の人が沢山存在しますのであらかじめご了承ください。

ナスターシャ

この方は白痴に出てきます。
私がこの方を何回も取り上げているのでご存知の方も多いと思われます。
美女というのに惹かれます。なんかキリスト教の聖書みたいのを読んでいるらしくてその話で盛り上がったと本に書いてありました。この方を楽しませるには分厚い聖書みたいのを読まなくてはならないそうです。
そして大金を火に入れたりする方です。
なんか謙虚なのか傲慢なのか分からなくなりますよね。
幸せになれない病を患っております。
何でも許せちゃうので許します。

地下室の手記の主人公

彼は名前が分からないのでこう載せておきます。
ずっと自分語りに熱中しているんですが、これがとっても面白くて、読んでしまいますね。
ぼくはハエみたいな人間だ。とか歯が痛いのに病院に行かない、病院なんて行くか。肩をぶつけてきた奴と戦う話とか、歴史の話とかするんです。
私も病院とか美容院とか怖くて行けない派ですが、これを見るとそれがさらに助長されますよね。
リーザって子がいるんですけど、その子がとても闇な子で大丈夫かなと思われるんですけど、この人ちゃっかり話聞いて、お金あげたりしてるんですよね。素晴らしいなと思います。

白夜の男

この人かわいそうなんでランクインしました。
白夜に登場するなんかロマンチストな男なんですけど、ナースチェンカちゃんという子がメソメソしててですね、話を聞いてあげるんですね。
その子はモスクワに行った男のことで泣いてたんですね。なんかモスクワに行って一年経って、僕にその意志があったら結婚しましょうって言われたらしいんですが、もう一年過ぎてるのに帰ってこないらしいんですね。
でこの男はそいつが帰って来なかったら、好かれていたはずなんですが、最悪にも帰ってきてしまいました。そして最終的に老けちゃいます。
本当にかわいそうです。

ラスコーリニコフ

この方は有名に有名を重ねた男なんで、知らない人はいません。
トップオブザ貧しいです。
私も家のソファで天井見上げて過ごす日が来るかもしれません。怠惰でそれ以上に行動することができません。
自分も金ないのにソーニャの家にお金置いてくだとか好きですね。なんかみんな自堕落で不幸でまずこのお話が暗く、先が見えないです。
ちょっとおかしくなっているところもこの物語に味をつけてると思います。

ムイシュキン公爵

この方は白痴に出てくる弱弱しい方ですね。
ドストエフスキー曰く、イエスキリストらしいです。ものすごく純真で、見ていて心揺さぶられます。この人遺産が入って金持ちになります。しかしナスターシャはロゴージンを選んでしまいます。そして涙を流すんですね。そこが泣けるんですよ。ものすごく。
ロゴージンに殺されそうになったりします。

アレクセイ

これはカラマーゾフの兄弟の方のアレクセイです。純真第二番と呼んでます。
ムイシュキン公爵に続き純粋で美しい心を持っています。
何も持たず旅をしても、人々が恵んでくれるという素晴らしい人望に溢れた人物です。
私は上巻しか読んでいないためその後の展開が分かりかねるのですが、イワンが自堕落な父親を殺したらしいですね。上巻でも自堕落さはもうありました。

アレクセイ

こっちは賭博者の方の主人公ですね。
亀山さんが熱心に解説を書いてくださってました。なんか現在のお金でどれくらいの金額をアレクセイが稼いだのかとか載せてくれてました。
ドストエフスキーは現代にも生きていると言うようなメッセージまで添えてくださいました、ありがとうございます。亀山さんとは授業でなく本で対話した方が勉強になると思います。
なんか性癖の歪みを感じる主人公なんですけど、踏まれたい、罵倒されたいみたいな人なんですけど、家庭教師をやっています。(何故と思うのは置いといて)
ポリーナちゃんがこのお金で賭博を私の代わりにやってと言われたんで、賭博をします。確か負けます。だんだんとヒートアップしておかしくなってきます。ポリーナからも見放されます。そして捕まって、とかいうなんとも展開が早いお話です。

ロゴージン

解説するとですね、ロゴージン氏の家系は、この時代の宗教には快楽に溺れろ派と徹底的な禁欲派があるんですけど、(私は絶対快楽に溺れろ派がいいが)
徹底的な禁欲派の家系だそうです。(なんとも災難なことに)。
そして家で貯めていたお金を全部ナスターシャに叩いてしまいます。(白痴なことに)。
私は彼のことをトランプが好きなのでトランプと呼びますが、ナスターシャとすることは決まってトランプだったそうです。ムイシュキン公爵もご存じでありまして、最後はその話をしたりします。
嫉妬心が強すぎて人殺しに走ってますが最終的には好きだったナスターシャを亡き者にしてしまうという。相当嫉妬深かったんでしょうね。なんか可哀想なので入れておきました。

雑談2:私が快楽に溺れろ派に絶対なると話をしましたが、なんか私が変態みたいと捉えかねませんのでこの記事を置いておきます。決して私が変態な訳ではありません。みんな快楽に溺れる派に入りたいと思います。


以上です。

雑談:死の家の記録に出てくる主人公がドストエフスキーに変わらず、嫉妬で妻を殺した話をしてくれていれば、ここにランクインしたかもしれないです。

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