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スケートのプログラム作っているよ(振付編)

現在進行系で振付をしていただいているので、あんまり書くことがないのだけれど、考えたこととかを少し

振付前に考えていたこと

わたしの場合、振付は基本、先生にお任せになっているので、こっちで考えることはないかなと。
ただ、直前に大人スケーターの方のプログラムを見て
「ジャンプの難易度をあげるより、大きく動けることを優先してもらおう」
とは決めていました。
し、それをお伝えして、とても納得していただけました。

というのも、普段テレビで目にする、または会場で目にする試合やショーは、だいたい、モニターで大写しになっているのを見ることが多いので、技や細かいステップもよく分かります。

逆にそれ以外の場合は、基本、自分の目で見るしかなく、しかも、リンクサイドの遠くの方から見ることになります。(会場によっては、透明フェンスとかでも遮られるし)

これは極々個人的な意見ですが、シングルジャンプって、跳んでる…?今の跳んだ…?みたいな、高さと距離しか出せないし、経験者くらいしか、見ててもすごいね!とはならないと思うのですよね。

ただ、トリプルとか跳ぶ選手のシングルジャンプって、自分たちと違いすぎて笑っちゃうんですよね。ジャンプの教本で無良選手がワルツジャンプとか跳んでる動画が見られるのですけど、「跳んでるけど、違うな」という感想しかありません。

なので、へっぽこジャンプで失速して、リンクの真ん中あたりをぐるぐるするよりは、しっかりスピードを出しながら、できる限りリンクサイドまで滑って、せっかく見てくださっている人たちの近くまで寄れるように、大きく見せる工夫をしたほうが、いいなと思ってのことでした。

実際、こっち(リンクサイド)まで来てくれる人の演技のほうが印象に残るなと思っています。

ま、言うは易し!って感じなんですけどね!
だって、今までリンク全面を使って滑ったことないし。

もちろん、難易度高いジャンプ、バンバン決めます!!という戦略も大アリです。そういう戦略の世界レベルの選手も思いつくと思いますしね。
だから、自分が思う「素敵な演技」を一定、インプットしておいて、それを先にお伝えしておいたほうがいいなとは思いました。(これは音楽選びでもそうか)

振付練習1回目

希望はお伝えして、あとは先生を信じてやるだけです。
だいたい、2分の曲を作るのに2〜3時間はかかるとのこと。

そのため、わたしの場合、普段は隔週で30分枠で指導いただいていますが、30分✕2コマを1回、あとは30分を2回、お時間をいただきました。この時間内で振付を終える予定です。(今1回目が終わったところ)

リンクの隅っこで振付練習。
思ったより大音量で音楽を流していただけるので、ビビるわたし。

(エレメンツエリアじゃなくてよかった。グループレッスン終わりだから、見知った顔のレッスン生みんないる!!他の先生の振り付けしているところを見ていると、ど真ん中で滑られている方多いから、これやるのか!ってドキドキしていた。振り付け練習されている方の、様子をうかがいながら邪魔にならないように退くのがちょっと楽しいのだけど)

当然のように先生に置いていかれたり、勝手にわたしが離れすぎちゃったりするわけですが、楽しいんだ、これが。
床と違ってリンクには鏡がないので、自分がどう動いているのかサッパリわからないのだけれど、とりあえず、真似をする。

アームの動きはともかく、足がついていかない。先生何してるの、それ。
音楽を聴きながら、その場で振り付けているような節もあり、「あ、これ難しいですね」とか笑顔で言われる。わたしの先生って感じ、ある。

正直、その人が腕を動かしながら滑れるのか、踊れるのか、覚えられそうかどうかって、先生たちも詳しくは知らないと思うので、やりながら、調整しているのかなーと。(踊りに関しては、多少なりとも、経験が活きると思うのですよね。手と足をバラバラに動かせるのかとか)
そんな、先生に大してメリットのあるわけでもない、ド素人を相手に、振り付けしてくださるのが、有り難くもあり、申し訳なくも思ったりするわけですが。

初回で1分くらいまで振付いただいたかな。あっという間な1時間。
練習用振付動画と、コースを書いたメモをいただいて、次回まで自主練です。
足回りはリンクで滑るしかないので、アームや顔の向き、アクセントの付け方は床で要練習です。踊るの楽しい。

余談

振付をされる場合、リンクのカバレッジにはとても気を遣われるのだそうです。やっぱり。左回りになりすぎないように、とかね。
(しかも最近はアイスタッツで軌道が丸わかりになるので、さらに大変みたい)
ただ、リンク事情的に逆走になる右回りでの滑走って、かなり厳しい
だから、貸切代を割り勘させてもらえるお友達がいること、貸切練習あるよとお声かけていただけたこと、両方の有り難みを痛感しました。

貸切練習のタイミングまでは、最低限の振付全部覚えなきゃ。

余談2

音楽を聞きながら滑ることになるので、新しいガジェットを買いました。
※スピーカーでダダ漏れさせながら滑る勇気はなかった

あ、別に回し者でもなく、アフィリエイトもありませんので。

見た目はイヤホンだけど、機能はスピーカー
小さなスピーカーを耳元にぶら下げた状態で聞くという仕組み。
ちゃんと音漏れしないようになっています。
主流のインナーイヤー型だと、環境音が聞こえなくなるし、あと耳が塞がると平衡感覚がちょっとおかしくなるというのを聞いて、なんとなく、その感じはわかったので、骨伝導も視野に入れていたのだけれど、こっちのが安くてこれにしました。
NTTグループ初のB2C向け製品というのも興味深くて
 https://nwm.global/mbn001

ネックバンド付きなのも助かっています(落とすの怖い)

着けてリンクを回ってみた感じ、音が小さすぎることもなく、けれど、環境音も自分の滑走音も聞こえるし、スマホをリンクサイドに置いていても、Bluetoothが途切れることもなかったので、練習用の要件は満たせてそうです。よかった。

うーん、ひとつ考えられるデメリットがあるとしたら、あまりにマイナー製品だから、新しいのを買おうと思っても、気がついたら、販売終了になっている可能性があることかなぁ…。予備を買ったとしても経年劣化するし…。

これから、オープンイヤー型も主流になることを願います。



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