ガンダムSEED劇場版 自分用の備忘録

1月27日に観に行ってきました。
さすがグッズ売り場も賑わっていて公開日からまだ2日目だというのに売り切れるグッズも続出してましたね。すごい。

予告編やらイメージカットやらでまあまあ不穏な雰囲気を醸し出していたので、バッドエンドかサッドエンドかとハラハラしていましたが予想に反してハッピーエンド(当社比)だったのでよかった。
最悪キラが悪役になってアスランとシンが撃つ展開になるのでは……と心配していたがそんなことは一切なかったぜ!!

で、映画を観ながら思ったことを忘れないうちに書き留めておきたい。
ひとりで観に行ったから集中できたのはいいがあまりにツッコミどころが多すぎてすぐさま誰かに語りたかったけどネタバレだからあんまりツイッターに呟くのもどうかと思ってこっちへ書く。

映画が終わって忘れないうちにとスマホのメモへ書き殴ったものを元にして書くので時系列とかぐっちゃぐちゃだけども気にしない!
誰かに読んでもらって面白がってもらえたらそれはそれで最高だが、とりあえず今回に限ってはそこが目的ではない。とにかく熱量を保ってるうちに吐き出しておきたい。


・ステラやばい(やばい)
・ステラさんもうちょっとかっこいい怨念の姿にしてもらってよかったんじゃないですかねガイアを模してみるとか。ホントにホラーだった。劇場に明かりがついて観客の人たちが話してたネタの大半がこれだった。あとはアスランのあれ。デスヨネ。
・この終盤戦の怒涛のインパクトが強すぎてそれまで覚えていた前半のいろんなことが吹っ飛んだ。
・終始シンが種死のときに比べて報われていたというか扱いがよくて本当に安心した。キラに対しても「キラさん」って呼んで懐きまくってるわ、前線に出してもらえないからと「頼られてないのかなあ」ってしょんぼりしてるのも可愛かった。パーティーで皿の上に山盛りのっけてもぐもぐしてるのも可愛かった。尻尾ふってるわんこに見えてきた。
・物議を醸した謎サーベルも作中だと割と普通だった。キラを煽ってきたブラックナイトの連中に対して勝負を挑んだだけったし、お偉いさんとの謁見で直立不動だったカットも皆がお辞儀してるのを見て「あっやべ」って感じで遅れて礼をしていたしで。
・……なんで予告編あんな風に編集したんだ……
・ルナマリアも本編のとんでもエイムから卒業してちゃんと見せ場があってよかった。ほんとよかった。
・戦闘シーンでMSでハイキックかましたところ大好きだったが誰がやったかはっきり覚えていない。シンとアスランだったような……
・アグネスさん驚くほど気持ちのいいクズでしたが生き残れましたね。CV桑島法子さんだったけど生き残った。
・思考回路としては理解できるけどもそんな簡単に自軍を裏切るような真似したらいかんですやろ……
・似たようなところでイングリットさんも同じような感じでストーキング気質はあるけれどもあまりに報われなさ過ぎて途中から同情してしまった。最後の最期はちょっとは報われたかな……というか、自分の気持ちを大事にできたっぽいのでよかった。
・味方側にいたスカウターっぽいのつけた金髪イケメンがくっそ有能だった。あわあわしてるだけのアーサーに爪の垢を煎じて飲ませてやってくれ。
・終盤にラクスもパイロットスーツ着てキラと共に戦う場面があるんですがパイロットスーツのデザインがやばやばのやばやばでした(語彙力)
・上映が始まってから(アスランまだ出ないな……)(あっ物陰から覗いている不審な人影がアスランっぽいがロクにセリフがない)(……まだ出ないな……)(キラが大ピンチ……――やっと来た!!!!)というくらい焦らしに焦らされてのアスラン登場だった。時計を見なかったからわからないが体感で一時間くらいはまともな出番がなかったような気もする。
・終盤でブラックナイトの連中と戦うときに「相手がこっちの心を読んでくるから戦いが不利だ」「よしじゃあ遠隔操作で戦って自分は別のことを考えていればいいんだな!」というアイディア自体はいいんだが、だからといってカガリとのエロい妄想を繰り広げて「お前こんなときに何てことを考えてるんだ!!」と敵さんを怒らせて赤面させる戦法を取るアスランにくそ笑いつつもアスカガが確定したことで自分の脳内では『勝訴ォオオオオオ!!!!』ってはしゃぎ倒してましたすいません。心がふたつある。
・しかしまあキラやシンすら手こずった相手だと知っていただろうにカガリに遠隔操作での戦闘を任せる辺りの信頼すごいよねアスラン……。
・この辺りとステラのトンチキ演出のせいでツイッターのトレンドにクロスアンジュが上がってたんだろうか……終盤の大事な戦闘でシリアスな流れのはずなのにシュールな場面がちょいちょい差し込まれるという……そのタイミングでその演出でいいのかという戸惑い。
・話を戻して。作中アスランとカガリが実際にふたりで並んでいるシーンこそなかったものの、エンディングでMSのモニター越しにアスランは首から下げたハウメアの石を、カガリはネックレスに通した指輪とをお互いが掲げて見せ合う場面があってふたりの関係性が前向きに続いているんだなということがわかって咽び泣くと同時に事前情報で無駄にメイリンとの三角関係を匂わせるあの謎構図は何だったんじゃいという怒りも若干沸いてくる。こちとらまあまあ胃が痛かったんですよ!!!!
・メイリンは普通にオペレーター業務をこなしているだけで本当に何の波風も立たせずに終わった。ただなぜなの微妙な服装と髪型にしたのかだけは問い正したい。もっと……もっと可愛くしてあげて……可愛い子だから……
・元々SEEDはカガリが一番好きだったのもあって声優交代は(水面下で諸々聞こえてくるあれこれ含め真偽のほどはわからないけれども)やっぱりショックだったし、実際映画を観ても映像を観ないと「いま誰が喋ってるのか」がわからないくらいには理解するのが遅れたのも事実だった。
・カガリの声をあてた新しい声優さんがの演技そのものが悪いわけではなくて、単純に聴きなじみのあるカガリの声と違うのでずっと違和感が残ったという話。今回の映画を観ていて個人的に一番残念には感じのはここの部分かも。他の人が大体続投してるのもあって余計にそう思ってしまったな……大人の事情があるからなんとも言えませんが。
・イザークとディアッカは出番は少なめだけど決めるところはきっちり決めててさすがだった。惜しむらくはアスランあたりと一言二言でも絡んでほしかったかなあというところ。
・女性陣のメイクが濃すぎる問題のせいで冗談抜きでイザークが一番美人に見えたからね。ロングショットだとそこまで気にならないけどアップだと唇が気になる……髪飾りやら謎ドレスもずっと気になった……ダンスパート気合の入った作画なんですがラクス様のドレスもうちょい……もうちょい……
・イザークたちに比べるとミリアリアとサイはほとんど姿だけの出演だったからちょっと寂しかったかも。カズイもちらっと映りましたね。
・今回まさか劇中歌でミーティアくると思ってなかったのでテンション上がった~あれはよかった~~。
・ムウさん相変わらず不死身で何よりだしアカツキの防御性能もとんでもねえですな。
・途中の戦闘でコンパス側がかなり劣勢に追いやられたときマリューさんやべえよやべえよってなったけど生きててよかった!!!!
・ただヒルダさんの部下ふたりが……
そしてもってニコルはいったい何度殺されれば気が済むんだろうか……(今回の映画でカウントがプラス2も追加されてしまった)(……2で合ってるよね?)
・終盤の戦闘シーン情報量が多すぎて噛み砕いて飲み込む前に次の展開にほいほい進んでいくのでついていくだけで大変だった。ブラックナイトさん序盤で圧倒的な強さを見せつけたのに終盤は自分たちの強みを活かしきれずに敗れてご愁傷様だった。まさか喧嘩っ早い少年があんなやばい闇を抱えてるとか思わないもんね。まさかエリートパイロットがしれっとした顔でいかがわしい妄想しまくってるとか思わないもんね。
・ただブラックナイトの精神攻撃は真面目一辺倒なキラには特効すぎて(ラクスのNTR演出もあったしでメンタルぼろぼろだったろうし)中盤の劣勢に関しては「ここからどうやって立ち直るんだ」ってハラハラした。
・その後のアスランとの殴りあいの喧嘩をしている最中に「キラさんになんてことを!」ってアスランに殴りかかろうとしたシンをアスランが返り討ちにしただけでなくキラまでもが殴ってて草生えた。シン……強く生きて……。
・このときのアスランさん一発もキラからもらわずに殴り合いを終えててぱねえっす。さすがっす。
・オルフェは発言がずっと気持ち悪かったので悪役として申し分なかったと思います(褒めてる)。ラクスと話してるときに乙女ゲーみたいなキラキラ演出が毎回入るのもなんだかおもしろかった。精神干渉っぽいのを表しているんだろうなあとは思ったけども。
・終盤でブラックナイトに対してアスランが煽ったところのセリフが最高にかっこよかった気がするんだが肝心のセリフを覚えていないなんてことがあるか?
・あるんだよ……「うわああ言い方が好きぃいいい」ってところだけ記憶がくっきりしすぎてて肝心の内容が飛んでるんだ……


ひとまずスマホのメモはこの辺だったのでここでいったん区切ります。
あっというまに結構な文字数になってしまった……

期待半分、不安半分で観に行った劇場版でしたが大変よかったです。
二時間は長いかなと思ったけどアクションシーンも序盤から終盤に至るまで贅沢だったし展開の中弛みも個人的には感じなかった。

もう一回くらいは行きたいな~というところでおしまいです。

もしここまで読んでくださった物好きな方がいたとしたら最大級の感謝を。
お付き合い頂きましてありがとうございました。


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