見出し画像

自己紹介

こんにちは!
ご覧くださっている皆さま、ありがとうございます。

フリーランスで2004年からバラ専門のガーデナーとして活動しております、「さき」と申します。屋号は「weekends+ladybirds ウィークエンズ プラス レディバード」といいます。

この屋号は、バラを育てるのは難しい、という印象を持たれる方が多いので、週末のお休みに気軽にバラとの暮らしを楽しんでもらいたいという思いから名付けました。ご存じの方も多いと思いますが、レディバードというのはテントウムシのことです。彼らはアブラムシを食べてくれることから益虫とされていて、いわばお庭に欠かせない仲間といったところです。

ガーデナー?しかもバラ専門??と思った方もいるかもしれません。私がこの仕事を始めた頃、同業者はほぼいませんでした。バラ苗の生産者さんやバラを販売しているお店の方、お教室を主催している方が、生徒さんやお客さんに頼まれてお手入れに伺っているというケースはいくつかありましたが、メインの仕事がバラ専門のガーデナーという人はいなかったと思います。

これまでブログ(https://wplusl.exblog.jp/)にて細々と発信をしてまいりましたが、もう少し気軽に、そして見やすく、どんなことをしているのか多くの方にお伝えできれば。そして自分でもバラを育ててみたいと思った時の高いハードルを、少しでも低くできれば。そんなことを思い、noteを利用してみることにしました。


略歴

東京都田無市に生まれる
埼玉に引っ越し、幼少期を豊かな自然と共に過ごす
服飾の専門学校を卒業後、帽子の仕事をする
コサージュの勉強のつもりで生花店で働き、植物の素晴らしさに目覚める
緑化会社に勤務ののち渡英、英語を学ぶ
英国王立植物園KEWにてインターンとして働く
帰国後、千葉大学園芸学部園芸別科花卉専攻に通う
在学中にフリーランスのガーデナーとして活動開始
別科修了後、バラ園の庭園管理に従事
現在は組織に属することなく、個人事業主として活動中

過去の業務実績

レストランやウェディングスペースにてバラの植栽管理を担当
国際バラとガーデニングショウにて店舗装飾と販売に参加
バラ愛好家の方に向けて講座開催
バラ初心者の方に向けて講座開催
剪定と誘引のやり方が園芸誌に掲載される(7ページの特集記事)
企業の自社ビル周辺の庭園管理
伊勢丹新宿店屋上「アイガーデン」にて庭園管理
東京都立庭園美術館にてバラの植栽管理
西武池袋本店「食と緑の空中庭園」にてバラの植栽と土壌改良に関わる
松島のバラ寺「円通院」にてバラ園の改修と管理者へのアドバイスを行う
湘南台の園芸店ルーシーグレイさんのバラの冬剪定を請け負い、開花期映画の撮影に使われる
個人邸庭園のバラと草花の植栽管理にいそしむ

メインに行っている分野

バラを育てるとなると、気になるのは病気や虫への対処があるかと思います。この問題を何とかすべく、日々実践と考察を重ねています。
数年前までは、いわゆるセオリー通りの管理をしていましたが、あれこれと試すうちに有用菌を用いた管理が、思いのほか好成績を収めることを確認。

病原菌や害虫と呼ばれる虫たちを根絶排除しようとするのではなく、いわば共存の道を探っているという感じです。人間の目線のみで要不要を決めてしまわず、菌の世界は菌たちに、虫の世界のことは虫たちに任せたりしながら進めています。見た目の良さだけでなく、人の健康や環境にも良いやり方で育てたい。これはバラだけでなく農園などでも取り組まれ、受け入れられているのはご存じの通り。安心安全な暮らしを望むのは皆同じですよね。

そして
今現在は、個人のお客様をメインに活動させていただいております。これは、企業さまからのお仕事をお引き受けしないということではありません。様々なお仕事をさせていただくうち、一番楽しいのが個人のお客様と相対することだったのです。ご要望を直接お伺いし、一緒にくつろげる空間を創り上げていく。長くお付き合いさせていただくと、バラも育っていきますし、お子様やお孫さんの成長を目にすることができたりもします。植物に対する愛情も、綺麗に花が咲いた時の喜びも、個人同士のお付き合いがあってこそ分かり得ること。

第三者に楽しんでもらうためのお庭と、ご自分とご家族ご友人が楽しむためのお庭。どちらが良い悪いの話ではなく、私は今現在、後者のお手伝いをさせていただくのが、より楽しいと感じているところです。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。
最近私は、これまでよりもプロの方たちの手を借りることが増えてきました。本やテレビ番組を見ることでなんとなくやっていた英語の勉強を、本物のプロ集団に頼ってみることにしたり、ストレッチや岩盤浴でしていたボディケアを信頼できる先生にお願いしてみたり。それもこれも、この人になら任せられる!と思える出会いがあったからです。

あなたがもし、バラを育ててみたいと少しでも思っているのなら、ぜひお手伝いをさせてください。バラがそばにあるというのは、本当に本当に素敵なことです。バラは人のために生まれた訳でもないのに、ただそこにあるだけで、その姿や豊かな香りで人を喜ばせる才能を持っています。お庭がなくたって大丈夫。ベランダやテラスで鉢植えで育てることも出来ます。

一株のバラがもたらしてくれる幸せが、あなたの暮らしにも届きますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?