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崎みかん運営〜働くメンバー編〜

今年の崎みかんの運営についていろいろ書いていこうと思います

毎年、梅やみかんの生産で一番大変なのが収穫して販売することです。離島の農家なので、もちろん大きなJAや選果場があるわけではなく、全て手作業で収穫して選別し、箱詰めを行っています。その上で大事になってくるのが、人手の確保です。ここでも離島ということもあり簡単に労働力を確保はできません。今年はいろいろ考えた末、海士町複業協同組合にお願いして2名を派遣してもらえることになりました。派遣してもらえると言っても、簡単に派遣してくれるわけではなく、いろいろプレゼンしたり畑を案内したりと来てもらえるような提案や体制を整えないといけません。ありがたいことに今年は青木さんと高倉さんの2名が応募してきてくれました。高倉さんはそわか梅の収穫に引き続きお世話になることになりました。2人とも女性ですが、体力・気力とも僕以上だと思います(笑)

海士町複業協同組合について

ここで少し複業組合について説明させていただこうと思います。詳しくはリンクをご覧いただければよいですが、復業組合とはその名の通りマルチにいろいろな場所で働きに行ったり、週の間にさまざまな職場を組み合わせて働ける組織です。一例を挙げれば、高倉さんは地元の商店やダイビング、そして崎みかんを職場にしています。いろいろなところに行って不安定かもしれないと思われがちですが、給料は複業組合から支払われ、福利厚生なども組合が行ってくれるそうです。

島での農家は辛いけど頑張る話

島で農業や事業自体を行うことは、もちろん本土よりも大変で人件費はもとよりですが、輸送コストやダンボールを仕入れる運賃も船に乗せるためそれなりに掛かってきます。複業組合にお願いするということは人件費も計算しながら経営しなければなりません。記事を読んでいる島の方には、人手の確保は、島留学生や若い人がたくさん移住してきているのではないかと思う人もいるかもしれませんが、それは一過性の話で事業運営をしていく中では、継続して働きに来てくれる人、もしくは継続して引き継ぎができる体制を整えることを選択しました。具体的にはnoteの更新やスケジュールの共有など、これまで自分の頭で考えたことを青木さんや高倉さんにアウトプットしてみて、それぞれがもっと効率よく収穫や販売について一緒に考えてもらおうと思っています。それが今年の収穫体制の目標です!

青木さんが書いてくれたスケジュール


今回、崎みかんの働くメンバー編ということでいろいろ書いてみましたが、そのほかにも、みかん事業についてもまた書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!


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