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第3回全国軽音部大会WeAreSNEAKERAGESに参加して

こんにちは、さきまるです。
1ヶ月強経ちますが主題の通り全国大会に参加してきました。当然弊校でエゴサをかけても結果らしい結果が出てこないということは……お察しください。

まあそれでも経験談を交えつつ、これからスニーカーエイジを目指したいという子の励みになってくれれば心からと思います。

文化格差について

まずのところこれはかなり大きいです。関西、関東甲信越といった都会の地区から全国に出るのと、僕らのように東北、北海道などといった所謂地方地区から全国に出るのでは難易度、技術力、パッション共に雲泥の差があります。
なんと言っても関西地区は40年近くと歴史が深く、100校近くが出場し、自主開催のライブもイベントもかなり多いです。さらに、地区に連盟がないところもあります。そりゃ基本的に大きな差は着きますよね。
本来ならこの格差は是正されねばならんのですが、そんなことは簡単には敵いません。少なくとも数年はかかるでしょうし、その間にもそっちの地区はさらに進化していきます。じゃあどうすれば良いのかと。
そうです。プレイヤー自身の改革です。最もそれが早いのです。考え得るものとしては、個人レッスンを開催してくださっている有力なプレイヤーの方にレッスンをつけていただくであったり、代償は伴いますが動画サイトに自分のプレイ動画を数々あげて見てもらうだとか、今の時代だからこそかなり多様化していると思います。(もちろんスタジオなどでの練習をベースとした上で)
更に言えるのが情報交換の大切さ。旧twitterやInstagramなどでの情報収集。これがあるのとないのでは月とスッポンです。特に公式はツイ廃なので見守る人がいるといいかも。さておき、それ以外にもバンドで必要なことなどはもちろんそこに精通した人間がいないと行けないわけです。通例なら顧問などが当たると思われますが、そうでない場合は自ら収集しましょう(帯域、FX、ステージング、演奏技術、etc.)。僕からは詳しくは言えませんが、能動的な経験こそが自分の音楽の血肉となっていくと思うので、ぜひそこは探り探りの状態であれど頑張っていってほしいです。

大会の様子について

今回は東京ドームシティホールということで第1回第2回とは大方違うかもしれませんが色々お話しします。

リハ

まずリハは他校さんがいる前で行います。会場自体は暗いのでエフェクターなど事前準備はかなりしにくいです。衣装も着替えて会場に入るといいでしょう。12分でやるというのは地区予選と変わらないと思います(中国・四国、東海地区の方は動画審査のためおそらく会場がはじめて)。12分の中は比較的自由に使えます。全部通すもよし、一部一部で区切るもよし、完全に調整に使うもよしですが、本番PAさんと上手くやるため乗った12分なので区切るのがおそらく正攻法かなと思われます。見たところかなり多くのところがその方式でやっており、方針変えるべきか迷いましたが、迷わずいきました。こういった場合もあるため、余裕を持ったリハのリハが必要です(会場入りから)。リハが終わるとあとは本番です。
本番までは番号が遅いほど長いので廊下などで練習しましょう。その際喉や、指の不調にならぬよう気にかけましょう。息のあった生音だけでも合わせてみましょう。他校への威圧にもなります。
ドラマーへの注意ですが、必ず練習台とメトロノームはあった方がいいです。絶対に本番前なにか叩けないと怖いです。あとはしっかり外すのをお忘れなく。
ボーカリストもピッチが事前に確認できるといいです。それだけでも不安要素が一段減ります。

本番

意外と前のところのインタビューは長引きます。むしろそれ含めて準備の時間だと思った方がいいです。テンポとか入りとかを確認するよりはお互いの気持ちを確認するくらいの軽い感じでいいです。それ以上のことやると緊張していつもの調子より低めに出てしまうと思います。それで、インタビュー担当の人(代表メンバー)はリードしてあげましょう。いつだってバンドの方向を決めてきた人間なのだから。最後に立つステージの方向性を固めてあげるのがお仕事です。ただ全てを使い切らず、インタビューに繋げられるように。
そして「頑張れ!」とアナウンスが入った瞬間、後は自由にやってください。自分がやってきたことやるだけってのが心地がいいです。僕は本番中教えて貰ったことを思い出して恩師になりきって叩きました。快く楽しく叩けました。(多少のミスはあれど)


今回、演奏の内容については一切触れませんでしたが、まだまだ聞きたいことあるよーって場合は
旧twitter(@sakimaru_drums)やメールアドレス(sakimaru.dr.gt34@gmail.com)によろしくです。
最後まで御清覧ありがとうございました!

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