生徒の国で値段を変える?

今日は最近直面した問題、生徒の住んでいる国によって値段を変えるべきなのか?
について

書いていきたいと思います。

私の生徒さんで、アルゼンチンに住んでいる生徒さんがいます。

わたしは彼女ととても馬が合い、授業も楽しくしていました。

トライアルの時の値段(6ドル)のまま、4レッスン目に突入✨

コンサルでは4レッスン目で値上げ(15ドル)をしていきましょう!

とのこと。

私もそろそろ6ドル(自分に入るのは4ドル)のために、本当はやりたいヨガや彼氏との時間を割くのが惜しくなってきていました。

ただ、アルゼンチンの物価を検索してみると、、
ビッグマック指数でみてみると

2023年調べで
日本 500円
アルゼンチン 370円

最低賃金は
1ヶ月2.8万円

典型的な年収は
9,722,911 ARS =171万円

とのこと。

田舎の一般職である会社員の私の年収ですら
250万くらいなので

1レッスン15ドルはかなりお高いのでは?

と思いました。

彼女は週2で受けてくれているので

15ドル✖︎2で1週間に30ドル、
それを1ヶ月に考えると120ドル
ほどになるわけです。

でも正直プライベート英会話のレッスンって
日本では
一回五千円くらいが相場ではありますよね。。

それに相手の国によって値段を変えても私には何のメリットもない。。
もちろんボランティアで日本語を教えている方もいるのですが、

私は働きながら副業として取り組んでいるのでやっぱりきちんと稼ぎに繋げていきたい。

気まずいな〜と思いながら、レッスンの最後に
「今日はお願いがあるの。私のレッスンの値段をあげたいと思っていて、15ドルにしたいなと思っているの」

と正直に伝えました。

15ドルは日本語教師として妥当であること、プライベートレッスンで、レッスンだけでなく準備にも時間を使っていることを説明しました。

生徒さんは、
「計算してよく考えてみるね!」とのことでしたが、何だかすごく驚いている様子。。

その時のレッスンはそんな感じで終わりましたが、後日生徒さんからボイスメッセージがきて

15ドルはアルゼンチンでは高すぎる金額であること
でもあなたの授業は役立つし授業スタイルは気に入っているから、同意する
とのこと
彼女でさえ時給15ドル以下なんだけどね、、
とのこと
15ドルにしたら50分授業じゃなくて60分にしてくれる?との質問

もきました。

やっぱり値段のことって冷静になって考えるといろいろ考えが出てきますよね。

でもメッセージで言っちゃうのも誠実さに欠けるよな、、と思いました。むずかしい。。

その生徒さんは結局15ドルに同意するとは言ってくれましたが、いまだに同意ボタンは押してくれていません。

私もこれ以上の詮索は行わず、生徒さんに委ねようと思います。

生徒さんを失うのは悲しいしショックだけど、多分これからもこんなことがあるんだろうな〜

と思いました。

15ドルでOKをだしてくれているのはいままでやっぱりアメリカ人しかいないな。。

相手の国によって値段を上げることはしないと決めたけど、そうなると生徒さんは結局アメリカやリッチな国の生徒さんしか残らなくなるのかなぁと

漠然と思って

ふがいなくなりました。。

みんなはどうしているのかな。。

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