母の死をむかえて

2020年9月29日 8時2分に
母、岩﨑福美 永眠致しました。
76歳でした。

5年ほど前から
認知症になり
兵庫県伊丹市の
施設に入っていました

近くには、姉2人がおり
身の回りの世話をしてくれました。
ぼくは東京から
年に1回ほどしか逢えず
寂しい思いをさせたと思います。

昨日、告別式と火葬を終え
東京に帰ってきました。

死亡が確認されてから
約1日で骨になり
供養された

ぼくはこのスピードで良いと思う

18歳で父親が他界し
38歳で母親が他界

父が亡くなってから20年かけて
死について考え、涙してきました。

母の認知症が分かり
遅かれ早かれ最後がくることも
この数年覚悟していました。

死を受け入れることができました。
父親の時は、受け入れることに
5年はかかったと思います。

今回は、すんなりと受け入れ
形を変えて、家族を見守っててくれるという
安心感すらあります。

この世からいなくなることが寂しいだけで、
今までの思いではなくならないし
なんならいつでも傍にいてくれる
喜びもあります。

ぼくは無宗教ですから
仏の世界とかは分かりません。

死は、死であり
思想や意思はなく
形として残すのか
残らないかだけだと考えています

今回の葬儀は
いろいろと考えることがありました。

なぜ葬儀代が高いのか?
お寺でも宗派によって違う
知らないことが多すぎる

今回の疑問点は
勉強すべきだと思いました

人の死は身近にあります。
自分も死ぬ

その時に、残された人に
迷惑をかけたくない
泣いてくれるのは嬉しいけど
大変な思いはさせたくないと
強く思いました。

葬式は、親からの最後の学びでした。
その学びから、気づきを得て
後世に残していきたい

そして、出逢いと感謝を
改めて大事にしたいと思った

ありがとう
お疲れ様
元気でね
見守っててね

あなた達の子供は凄いんだぞと
歴史に名を残したんだぞと
胸を張って言える人生に
これからしていかにゃあいかんね

がんばるきね
みちょいてよ
お父さん、お母さん

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