IT俳句会その77「穀雨」
穀雨(こくう)とは、地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のことです。日本人は農耕民族ゆえに24節季の今の季節が田植え前の潤いの雨の重要性を認識していたのでしょう。ここで一句、
擂鉢で潰す蓬の緑馨る 春照
田舎よし黄金週の旅巡り 春照
黄金週我田舎味わう人気避け 春照
春霞み新学期靴埃煙む 春照
猿山でこっそりボス顔餌与え 春照
春時雨道行く人の足駛馬 春照
https://jphaiku.jp/haiku/person.php?person=1652
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