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IT俳句その84「良き昭和の時代」

昔の風景シリーズ152
盛岡市の県庁前の噴水のあった頃の風景です。川徳でシーモンキーの養殖セットを買ったのを覚えています。今のようにインターネットがなくても物質的にいい時代だったと振り返っています。ここで一句、
蝉の声浸み入る杉の端々に  春照
りねーるは敬愛発祥柔道国  春照
追う歳に五輪指す意味燃える夏春照
一夏を過ぎて道端ゐる蜻蛉  春照
にわか雨雷鳴轟き帰路露わ  春照
羽化蝉はさぞ晴れ晴れと巣立ちけり 春照
子種欲す鳴く蝉想う切なきに 春照
柔ら道世界五輪の畳なり   春照
流紋の餅肌浄土削る波    春照
流紋岩神棚白い鏡餅     春照
浄土岩見上ぐ津波も凌ぎ建つ 春照
地獄釜開き盆意味逆さ吊り  春照

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