本当の歯科衛生士と出会うと未来が変わる。

歯科衛生士さきです😁
お口の親子教室開催してます!赤ちゃんの頃の関わり方や、運動発達が将来の子どもの未来に関わることを伝えています。


歯科衛生士を7年、歯科医院に勤務して10年以上経っています。
歯科衛生士さんのイメージって皆さん何がありますか?

・歯医者のお姉さん
・歯医者の看護師さん
・歯を掃除する人
・歯磨きのお話してくれる人

色々あると思います。

歯科衛生士のイメージと比じゃないくらい、歯科衛生士と出会うと人生が変わると思っています。というか、人生絶対変わります。

そのくらい、歯科衛生士ってすごい仕事なんですよね。
ちょっとこの辺りをつらつら私の想いを書いていきます。


歯科衛生士の業務

歯科衛生士は
・歯科予防処置
・歯科保健指導
・歯科診療補助

この3本柱のお仕事をしています。


わかりやすく書くと、
歯科予防処置=フッ素塗布等薬物塗布、プラークや歯石の除去、シーラント充填など

歯科保健指導=歯磨きをメインとした歯科にまつわる指導です。

歯科診療補助=アシスタント業務や歯科医師の治療に対して、補助行為をします。治療への患者さんとのコミュニケーションを取ることもこの一つになります。

今回私が未来が変わる!と思うのが、特に歯科保健指導です。
私自身、保健指導が大好きなのですが、指導=伝える だけではなくて、「気づいてもらって行動に移してもらう」ことができるからです。


未来が変わる歯科保健指導


ただの歯磨き教えてくれるだけでしょ?と思っている方もいるかもしれません。
でも「歯磨き」「食生活」「運動」「睡眠」これらの生活習慣が変われば、体が変わるのはわかりますよね。

歯磨きで綺麗に磨けるところができたら、
・むし歯になる歯が少なくなる
→むし歯で治療しなくなれば出費も減る
→歯の寿命が長くなる
→食べたいものを食べられる

・免疫力が上がって風邪をひきにくくなる

・スムーズに話すことができる

・表情が明るく、印象が良くなる

・力を使う場面で存分に力が発揮できる

などなど、歯磨き(むし歯予防)一つでできることが多いんです。
この歯にまつわる保健指導は「名称独占」があり、歯科衛生士という名前を使って伝えることができます。

歯磨きしか伝えられない?


そんなことありません。
口腔衛生にまつわることなので、歯磨き以外も伝えられます。

実際私が伝えている一部をご紹介しますね。
赤ちゃんの頃のむし歯予防
・口腔機能について
・自律神経について
・食事の食べ方、与えるもの
・食事姿勢
・体の発達
・お口の発達
・タッチケア

これら全てむし歯予防につながりますよね!


さらに大人だと
・口腔機能低下症
・食習慣(特におやつ)
・全身疾患との関連
・出産や妊娠にまつわるむし歯リスク
・TCH(歯接触癖)
・睡眠
・姿勢

などなど書ききれないくらいむし歯予防につながります。
だから保健指導って患者さんの未来が変わる可能性をとっても秘めていて、楽しいんですよね♩


そして歯磨きの仕方だけを教わっても家でやらなければ、意味がありません。
家でやらないのは患者さんのせいじゃなくて、歯科衛生士に原因があります。(指導できない時間やシステムができていない医院にも原因があります)

歯磨きの仕方が問題ではなくて、腕が動きにくいのでは?体の使い方が問題なのでは?そもそも奥歯の奥行き感がわかっていないのでは?木を見て森を見ず状態になっている時もありますよね。(過去の私はそうだったし、今も見る力がないと痛感する時もあります。)


前記事で「いい歯医者の選び方」を書きました

https://note.com/sakidh/n/n70edd2755ceb

そちらにも関わることなので、歯磨きお姉さん、お掃除お姉さんではなくて「出会うと未来が明るくなる歯科衛生士」と思っていただけたら嬉しいです♡




今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました1


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