自分が作ったものを何のためらいもなく凄いでしょ!と言える才能

発信することを決めたので、忘れないうちに発信していきます!

最近、5歳の息子の創作意欲が熱くて刺激を受けます。
宝箱が欲しいと牛乳パックをねだられて、出したらチョキチョキハサミを入れて切り刻む。
しかし、エラーが続きます。

・切りすぎて、思った箱にならない
・蓋を湾曲させたいがうまくはいかない
・鍵をつけたいけど穴を開けられない

私は、これらの問題をなんとかして解決することができますが、彼は思いどうりには作れません。
これは、エラーから学んだ経験、身体的な成長によって補われる能力でカバーしているのだと思います。
誰かが言っていた言葉をそのまま借りているようですが、そんなところ…

しかし、子どもの凄いところはそこでは無いのです。
自分がつくりあげたものに対する絶対の自信が、ハンパない!!
「みてー!!これ自分で作ったの、凄いでしょ!」
私は、自分が作ったものに対して自信がなくなることが多い。
作り上げた瞬間は、"何これめっちゃいい!誰もこんなこと考えられないよねー♪"なんて思うのに、次の瞬間には"いや、こんなのどこにてもある。誰かが考えたものに影響されただけ"と否定にかかる。

子どもの凄いところは、自分がしたことは素晴らしいと自信を持って人に伝えられることだと思う。
間違えていようと、自分の思うことは今までで1番正しくて良いことだと伝えられる。
その才能は、いつまでも持っていて欲しい。

だけど、なぜ私にそれがなくなったのか考えると、みんなそうだよね。と納得もする。
周りと比べることで1番だと自覚したい。
だって、先生は○○ちゃんの作品を1番の作品て褒めるから。
だから、誰かと比べるようになって、自分が1番と確認するようになる。
そして、あの子の作ったものって私のより素敵…と思い始める。
比べるようになるのは人間として当たり前だけど、それを怖がらないで自分のことを素晴らしいでしょ、と言える子どもの才能はそのまま育ってほしいと思う。

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