その7、私の不安を拭った言葉

この日は薬を処方してもらい2週間後にもう一度受診の予約をして病院で義母と旦那実母とは解散しました。

車に乗るなり旦那にはLINEでアルツハイマー型認知症の診断を受けたことを報告し、私の実家に預けてた長男を迎えに向かった。
車を走らせてる間も1人無駄に悩む。これからどうしたもんかな。

実家に着くと丁度お昼ご飯の時間で長男がご飯を食べてました。
「おかえりー、ご飯食べるやろー?」と母
「食べるー」と返事するとスッとご飯を出してくれました。
食べ始めると
「義母さんはどうやったん?」と聞かれた。
「やっぱりアルツハイマーで、もう施設も検討していいってさ。でも、私どこまで介入していいか分からんし、、、でも施設やサービス受けるってなったら家族のサインっているでな?旦那実両親やと無理やでな?ほんまどうしたらいいかわからん、、、」
纏まらん頭で私実母に自分は何が出来るのか、何をするべきなのかをぶつけた。

「なんかあったらいつでもケアマネージャー紹介するし助けたる。住んでる市が違うからやってるサービスも違いがあるやろうから先ずは調べとき、地域包括センターとかに行って話聞くのもアリやと思うしどこまで旦那実両親ができるか分からんやから自分なりに調べて動いてみ?私もおじいちゃん達のケアマネージャーに事情は話しとくから。」

私の実母の言葉に不安が楽になった。
知らないから怖いし不安になる。なら、調べて聴いて知るが早いと思いました。

この時私実母は、私の祖父母の認知症介護中である意味先輩でした。
デイサービスに通う以外は自宅介護。仕事もしながら介護している。にも関わらず “なんかあったら助けたる” って自分だって大変なはずやのに凄いなって思わされました。

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