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3.11から11年

久しぶりのnoteです。

3.11の東日本大震災から11年。
それは同時に
運転免許を取って11年。
献血をはじめて11年。
社会人になって10年。

私にとっても節目の時期です。

当時土日をつかって教習所に通っていました。
自粛だか電気節約だったか忘れましたが
街のネオンが消えていて
夜の経路選択の講習で道を間違え
再受講になった思い出。

教習所の帰り道
何か自分にできることはないか、と考え
健康には自信があるから血は分けられる!
と献血カーに飛び込んだのが最初の献血。

震災当日。
オフィスで机に貼りついていた社会人1年目。
激しい揺れに「まだ彼氏もできてないのに死ねない」と
最初に思い浮かんだのがそれだったのは
我ながら恥ずかしいというかなんというか。

その日は奇しくも今日と同じ金曜日。
電車が止まり、会社に寝泊まりさせてもらいました。
当時、誰よりも先に老齢の社長のそばに行って体を支え
エレベーターが止まったので7階の階段を上り降りして
社員のための食糧をコンビニから買ってきた上司。
(上司もいい年でした)
あの日の感謝は今でも忘れられません。

あの日はまさか
11年後にはペーパードライバーのままゴールド更新して
継続している献血で毎年誕生日に記念品だらけになっていて
彼氏もできてわかれて
大好きな文章を書く仕事に就けて、フリーランスになってるなんて
誰が予測できたでしょう。

東北出身の方のお店の
東北にゆかりのあるブランドを
紹介する記事を書いているなんて
誰が予測できたでしょう。

11年あれば一人の人生はここまで変わるものなんだ。
被災地もまだまだ完全に復興したとはいえないけれど
少しずつ元気を取り戻してきている。
当時の傷は一生癒えないという方もいるでしょう。
でもこの11年で、人間のたくましさを痛感しています。

これからの11年をどう生きるか。
私たちは毎年この日に問いかけられる。

書いている間に3.11は終わってしまった。
私もまだまだです。

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