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GAGAN

年中ずっと身に付けていられるネックレスが
欲しいなと日々思っていたのだが、
夏になってから今、本格的に欲してきた。

“un by tomoyo yoshida”は
ずっと好きなアクセサリー屋だけど、
どこか違うところで、肌身離さず身に付けて
いられるお守りのようなネックレスないかな、
と探していた。あまり凝ったものでなく、デイリー使いできるものを。

そこで出会ったのが、”GAGAN”

三軒茶屋から世田谷線に乗り換え、
どこか懐かしい風景を身近に感じながら
電車に揺られ、世田谷の駅へ。
田舎の電車を思い出した。
あ、昔友人が住んでいたのが下高井戸だったか。
そんなことを考えながら駅に着いた。

大通りを右に5分ほど行くと、洒落たお店が見えた。ここだ。店内へ。

見渡すと、目に入ったのは天井から大胆に吊るされたススキのような植物達。
装飾からアクセサリーまで、
ユニセックスな雰囲気で、どこか儚く
でも強い意志を感じられるアクセサリー。
まさに、私が求めたいアクセサリーだった。


着けていて強くなれるような、でも強すぎず、
ちゃんと儚さや虚しさも知っているような。
そんな人間的なものをモノに求めるのはおかしいのだろうか。

店内は静かで、実験音楽のインダストリアルなシンセサイザーとクラシカルな楽器が調和したような音楽がかかっていた。
自ずと歩くスピードもゆっくりになる。


店内ではすぐ隣にカフェスペースが、
そのまた隣にはネイルスペースがある。


そして裏では、ストイックにトンカチや削る道具と向き合う一人の職人の男性。
ここで造られているんだ。


一つ一つ、モノの置き方にもこだわりがあるように見えた。静かにテンションが上がり、ネックレスを物色。次から次へと身に付けていった。


迷う。
シルバーもいいがゴールドもいい。
でもやっぱりシルバー。
まずはここから。
そして重ねたい。


石のものも惹かれるが、私が選んだのは一見普通のチェーンの連なりに見えるが、チェーンと楕円に穴があいているものの連なり。よく見ると少し形が変わっているものを手に取った。


8割がた、これに決めてはいたが、色んなリングからバングルから見ては着けて、そしてまた最後にシルバーのこのネックレスを身に付けた。


これにしよう。
そして今日から私の生活のお供となる。


他にも、石以外でシンプルなものもあった。
着けるとすごくどれも指馴染みがいいリングばかり。見た目もつけ心地もよいものばかりだ。


気になったのは、月に2回、香水を
自分好みで作る会をやっているとのこと。
なかなか、これだ、という香水に出会えていない私は、きっとこの会にも足を運ぶだろう。

ジャスミンが入っている香水って好きだな、
と次回香水の会に思いを馳せている中、
ネックレスを包装してくれている。
包んでもらうのって何でこんなにワクワクするのだろうか。自分へのプレゼント感が妙に増す。
開けるのが勿体無いくらいだ。

帰宅後のお楽しみ。
今日からよろしく。

instagram : @gagan.jewelry

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