見出し画像

自然に触れて感じたこと

自然環境リテラシー学 山チーム第1回

こんにちは。今回は6月11日、12日にマリーナ河芸さんでカヤック実習に行ってきたのでそこで感じたことなどを紹介しようと思います。

一日目

テントを立てる

テントを立てている様子

テントを初めて立てました。ペグをさしてテントを固定します。このとき、もやい結びをしてテントとペグをつないで固定することを教えてもらいました。何回説明を聞いても、もやい結びができませんでしたが実際にやってみるとできるようになったのでうれしかったです。解けにくく、外しやすい結び方がいいということが分かりました。


カヤック実習

PFDの着方やスプレースカートについて教えてもらいました。PFDはPersonal Flotation Device の略でマリンスポーツ向けの救命胴衣です。スプレースカートはカヤックのコックピットに水が入らないようにするカバーでこれを着けてカヤックを漕ぎます。これらの装備を自分のサイズに合うように調節することが大切です。初日は雨と風が強かったため内海でカヤックを漕ぎました。はじめてカヤックを漕ぎましたが思い通りに漕ぐことができず「こっちに行きたいときはどう漕ぐんだっけ?」と考えていると波に流されてしまって列を乱してしまったり、壁にぶつかってしまったりしてしまって悔しかったです。そんな中周りの人が「もっと姿勢を前にするといいですよ。」とアドバイスをくれたり「大丈夫だよ。」と声をかけてくれてうれしかったです。また、冷静に行きたい方向とパドルの動かし方を考えて漕ぐと思い通りの方向に進んでくれたので落ち着くことが大切だと思いました。

2日目

干潟散策

午前中は干潟に行きました。知らないことばかりでいろんなことをリーダーさんやインストラクターの人に教えてもらいました。ボラの赤ちゃんがカニが開けた穴に卵を産んでいると教えてもらったことが印象に残っていて、いろんな生物が共存し合っているんだなと感じました。カニやボラの赤ちゃんも実際見ることができてとても可愛いかったです。海にも行ってきました。人があまりいなかったので静かな海がとても新鮮でした。海の水が冷たくて気持ちよかったです。


グループレスキュー

転覆した後の様子。(本当はこのときに自分のパドルを持っていないといけない。)

グループレスキューの練習をしました。この日は快晴でしたが風が強かったので前日と同様、内海での練習となりました。2人1組になって要救助者と救助者に分かれて交代で練習します。要救助者をやったときに、転覆して一瞬怖いと思ったけれど、PFDのおかげですぐに浮いてこれたのでとても大事だなと思いました。転覆の時に本来なら自分のパドルは離していけないのですが、そこまで頭が回らずパドルを離してしまいました。練習でこんなに焦ってしまうのに本当に転覆してしまったときはもっと焦ってしまうのではないかと思いました。

黄色いカヤックが要救助者、赤いカヤックが救助者

救助者は上の写真のようにレスキューするカヤックにT字つけます。頭では分かっていても、なかなか近づけませんでしたがいろんな方に指示をしてもらったり、カヤックで押していただいたりしたおかげでレスキューするカヤックに近づくことができました。しかし、近づくのに一生懸命になってしまって、救助者に対する声掛けを全くしていませんでした。自分が救助者をやったとき焦って頭が回らなかったのでもっと積極的に声掛けをして相手を落ち着かせるべきたったなと思いました。


ヨット体験

ヨットに乗せてもらいました。カヤックとは違って風の力で進むので漕がなくても方向を調節するだけで進めるのはすごいなと思いました。この日は風が強かったので「いつもよりとても速くヨットが進む。」と操縦してくれた方がおしゃっていました。風を切りながら乗ったヨットはとても気持ちよかったです。

実習から感じたこと

今まで海で泳いだり、虫取りなど外で自然と触れ合うという経験をあまりしてこなかったので今回の実習ははじめての連続でした。最初はカヤックに乗るのが怖かったですが、いろんな人に助けてもらいながら漕いでいるうちに海やカヤックが少し好きになりました。自然には危険な面もありますが、しっかり準備をしていれば楽しむことができるということが今回の実習で分かりました。声がけをして周りの人とコミュニケーションをとっていくこと、危ないと思ったときは焦らず冷静になることが大切だと思いました。今回得た経験を次回に活かしていきたいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?