記事ヘッダーバナー

Twitter500アカウント分くらいの売上モデルを分析しちゃいました!

Ver 1.1 / Lastupdate 20200308
(この記事は、約10分で読めます。)

約500アカウント分の発言内容や、そのアカウントからリンクされている媒体(note、Instagram)などを確認し、どういう売上モデルになっているのか、どこでマネタイズしているのかを調べました。

※具体的にどのアカウントを見たのかについては、割愛します
※構成目安(たぶん):
 会社員系 50%
 学生系 30%
 主婦系 20%
※この記事は、随時アップデートします。フォローの上通知を推奨します。

モデルを理解するためのポイントを整理します

実際の売上モデルに入る前に、売上モデル自体を理解できるようにポイントを3つに整理しました。

ポイント1:『売り手の商品』と『買い手(顧客)の対価』

商売の構図は、【売り手⇔買い手(顧客)】で構成されていて、『売り手の商品』と、『買い手(顧客)の対価』がトレードされて成立します。

※『売り手』や『買い手(顧客)』は、「個人」のこともあれば、「個人事業主」の場合もありますし、「法人(会社)」の場合もあります。
『買い手(顧客)』のリストは、商売人の命【顧客台帳】と呼ばれるものです。

例を出します。

例1)あなたが、マクドナルドでバイトをしたとき
売り手:あなたの商品はこの場合、『労働力』です。
買い手:マクドナルドは対価として『報酬』を支払います。

例2)あなたが、Google Adsenseを使って広告を出したとき
売り手:あなたの商品はこの場合、『集客力(アクセス数)』です。
買い手:Googleは対価として『報酬』を支払います。

このように『売り手の商品』と『買い手の対価』がトレードされるのが、商売の基本です。

ポイント2:『チャネル』

次に、『チャネル』です。どこで売るか、です。

『売り手』と『買い手(顧客)』の間には、必ず『チャネル(売り場)』があります。

例1)あなたが、マクドナルドでバイトをしたとき
チャネル:バイト先とその事務所

例2)あなたが、Google Adsenseを使って広告を出したとき
チャネル:Google Adsenseのサイト、自分のサイト

この『チャネル』は、例えば
・Twitter
・Instagram
・LINE
・ブログ(note)
・メール
・Youtube
・本
・電話
・対面
などがあげられます。
※各チャネルにはそれぞれの特徴がありますが割愛します。

ポイント3:「見込み顧客」とハウスリスト(リード)

あなたの商品の『買い手(顧客)』になりそうな人(顧客)を「見込み顧客」といいます。
「見込み顧客」のリストがハウスリスト(リード)です。

このハウスリストは、
・営業先企業名
・フォロワー
・LINE@登録者
・メールアドレス
・電話番号
など、顧客とのチャネルになるもので構成されることが多いです。

Twitter500アカウント分の代表的な売上モデルについて

ここから先の売上モデルには、上記ポイントの内容に加えて、売り上げの計算例も記載します。売上モデルは大きく3種類あるようでした。これらの売上モデルは、複合的に使われていることもありました。

売上モデル1:ハウスリスト(Twitter | メルマガ | LINE@ | Instagram)×note

昔ながらの定番の商売方法のデジタル版。このタイプが一番多そうでした。

・見込み顧客:ハウスリスト
・チャネル:(Twitter | メルマガ | LINE@ | Instagram)とnote
・商品:情報(有料note)

●売り上げの計算例
10,000人(見込み顧客数)
 ×15%(各チャネル→noteに遷移する割合)
 ×1%(有料noteを買う割合)
 ×5,000円(販売価格)
 ×80%(手数料20%を引く)
=60,000円

売上モデル2:ブログ(Google Adsense利用)

Google Adsenceは、単純に売り上げを発生させたいだけなら、導入がしやすいと思います。運営サイトに掲載するコンテンツは、アクセス数さえ稼げれば、ぶっちゃけなんでも大丈夫です。

・見込み顧客:運営サイトへのアクセス数
・チャネル:運営サイト
・商品:(広告の)コンテンツ紹介

●売り上げの計算例
100,000人(運営サイトへのアクセス数)
×3%(Google Adsenseのクリック率)
×10円(クリック単価)
=30,000円

モデル3:ブログ(情報商材)

モデル2と方法は同じように見えますが、商品である情報商材の内容に合わせて、運営サイトのコンテンツを作る必要っていく点は、大きく異なります。

・見込み顧客:運営サイトへのアクセス数
・チャネル:運営サイト
・商品:(情報商材に誘導する)コンテンツ

●売り上げの計算例
100,000人(サイトへのアクセス数)
×3%(販売ページへ誘導できる割合)
×1%(販売ページで購買する割合)
×10,000円(商材価格)
=300,000円

伝えたいこと

今回の調査をしていくにあたって、近視眼的なビジネス手法になっている状況を感じました。例えば、投稿内容が精神論の話やそれぞれの主義主張を正義としているものであることで、自身の情報取捨選択能力をもって客観的な対応ができないでいるような印象がありました。
そこで、私なりに思ったこと(伝えたいこと)を3つにまとめました。

伝えたいこと1:売上を上げるための作業時間の使い方

上記三つの売上モデルを参照して、自分の取り組むビジネスモデルの、どのポイントに自分の工数を充てるかを考えるとよさそうです。

例1)見込み顧客数を伸ばしたい
・フォロワー獲得
・メールアドレス獲得
など

例2)有料noteを買う確率を上げる
・ライティングの工夫
・コンテンツの充実
・信用度や期待値の向上
など

※私的には、広告運用モデルやバイラル拡散のシステムのマルチチャネル化モデルなどがあってもよい気がしました。

伝えたいこと2:技術力や知識について

デザインやフロントエンド(HTML / CSS / JS / PHP などの記法)、あるいはサーバーやインフラ周り等の、技術力や知識について記述しているアカウントはあまりありませんでした。また、リプ欄においては自己学習というよりは聞いて回っている人が多い印象もありました。

納得感があったのは、技術等の内容を投稿している人は、手堅くてもなんらかの成果が出ている印象がありました。

※例えば私は、SEOやワーディングや調査のために、任意のキーワードフレーズから、そのキーワードフレーズの検索結果ページ数百件分の本文部分を抜き出して、単語化したリストを生成して元のキーワードフレーズとの距離の近さをスコアリングしたリストを出すツールを作っています。
過去にツイートして結果を添付​(SVG形式ファイル)

※SEOについては、Googleから出ている文書や結果が役立ちます。
検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
Googleヘルプ
Google Analytics の結果
Google Search console の結果

伝えたいこと3:お金は資本の一要素であること

Twitterの投稿内容を見ていると、精神論等の内容を除けば、フォロワー獲得や売り上げ金額の話が多い印象でした。(例えば、お金の話でしたら、経費や控除などの節税対策の話や、投資工数などがあってもよいかと思います。売り上げ額1000万までなら個人事業主登録や法人化で2年期限で消費税10%免除、とか、今の時期なら、青色申告の仕方など)

日本ではお金などの金融資産は、相互に影響しあっている「人モノ金情報人脈」等の資本の一部であることを前提としておくとよいかと思いました。

さいごに

冒頭でお伝えした通り、この記事は随時アップデートしていく予定です。note上でフォローしていただけると、(未検証ですが)更新が通知されるようですので、おすすめします。合わせて、新しいモデルについて報告いただければ、本記事に掲載させていただきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?