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LGBT研修、やってきました!

\\D×Pで、LGBT研修をやりました!//

「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を目指して、通信制や定時制の高校生に向けた活動を行っている認定NPO法人D×PでLGBT研修を行いました!

私自身も広報インターンとして活動に関わっていて、見知ったメンバーばかりなので、他のところの研修よりも緊張しました…!笑


「否定しないで関わる」「ひとまとまりでなく、ひとりひとりと関わる」など価値規範を定めていて、多様な相手を尊重することを大切にしているメンバーに私が何を伝えられるだろう?と不安に思っていたのだけれど、、

「学べてよかった」という感想をもらえて、すごくホッとしました。

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性の多様性を学ぶときには、段階があると思っていて。

まずは、【ひとまとまりではなく、目の前にいるその人との関わりが大事だよ】ということ。

普段学校の先生方とお話する中で、熱心な人ほど、「マイノリティにどう対応すればいいのか?」と悩みこんだり、焦ったりしていることが多いなと感じていて。

その状態にある人に、知識をお伝えしても「Aの場合は〜〜する」とマニュアルになってしまいかねないなと思い、まずはその人が「どう感じているか?」や「何に困っているか?」に寄り添ってもらえるようお願いするようにしています。

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でも今回は、その辺りは実感してもらっていると思ったので、データなどを参照しながら「当事者」の置かれている背景課題や、その上でだからこそ日々のかかわり方や振る舞い方が大切なんだ、という知識面の比重を大きくして内容を構成しました。


私自身、これまでざっくりとしていた部分を固め直す作業をすることになってしんどい時間だったけど、やり切れてよかったーー。

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感想をいただいたのでいくつか紹介したい。

「想像だけでは補えない部分を知識として教えてもらえてよかった。今後の高校生との関わりを考えていく手がかりになりそう」

「当事者の視点を知れたことで、どんな関わりや環境整備があれば安心して過ごせるか考えられたのがよかった」

「わかっているようでわかっていなかったことが聞けてよかった」

「とても分かりやすかった!個人的には学生時代や職場の同僚など、多くの時間を共にしていた人の中に居たLGBTの当事者、そして今実際に接している当事者である生徒のことを想いながら聞いていた。自殺念慮を抱える人の割合の高さから改めて考えると、彼らが今生きているという状態がどういうことなのか具体的に想像すると、とても一言で言い表せられない感覚を覚えた」

​「今まで現場で「LGBT+」の生徒という点で対応に困ったことがなかったこと、具体的にどのような点でしんどさを抱えているのかが全然わかっていなかったことから、LGBTのことを研修として取り入れる必要性が理解できていなかったけど、それが改めて理解できた。特にトランスの子達はこんなに自然と孤立してしまうのかと驚いた」

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今後も、D×PでLGBTQを始めとする性的マイノリティに関する取り組みを進めていけたらいいなぁと個人的に思っています^^

頑張るぞー!

LGBTQやジェンダーに関する取り組みをしたいなと考えておられる教育関係者の方、医療福祉関係の方、企業の方などいらっしゃればTwitter(@sakichaaan1123)かメール(saki.ukb1123@gmail.com)までお気軽にどうぞ^^

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