声をかける /　作: 木芽🛋

スーパーの帰り道

私が帰ろうとしている方から

白杖を手に持ち

やってきた人がいた

進行方向が

少しずつ斜めになっているではないか！？

そこは

道路の舗装がされたばかりの道で

途中から点字ブロックがなくなっていた為

車道と歩道の間にある

縁石をたよりに

歩いていると気付いた

危ない！！

もし、その縁石が途切れたところから

車道に出ちゃったら😮

『声をかける』

突然前からかけると良くないのかと

横に並び、声をかけた

「車の道に近づいてらして

危ないと思ったので声をかけました。

よろしければ

点字ブロックのあるところまで

ご一緒してもいいですか？」

と…

その人は頷いた

少し歩くと

点字ブロックのある交差点へついた

「ここからどちらの方角へ進まれますか？」

と問うてみた

「南」

「信号が赤なので

青信号になるまで一緒に待たせてください」

青信号に変わり

それを知らせる音楽が鳴った

「青に変わりましたね。

行ってらっしゃい(^_^)/~」

しかし

モヤモヤが残った

これは危険だ

すぐに点字ブロックがつくとは思うけれど

あったこと

緊急性があると伝えたい

そんな時

タイミングよく

市議会議員さんが目の前を歩いていた

私は迷うことなく後ろから声をかけた

内容を伝えた

「すぐに環境整備担当者へ

伺った事をしっかりと伝えます

話してくださりありがとうございました」

と、受け取ってもらった

翌日、環境整備担当者より連絡があった

私の声かけは【届いた】

小さいかもしれないが

大切な

『声をかける』行動

１日でも早い

安心・安全な道路に仕上がるよう

今日も

『声をかける』

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