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イギリス大学院 Welcome week事情 ①オンライン編

大学院のコースが始まる2週間前から連日に渡って新入生向けのオリエンテーションイベントが開催されています。

昨年のWelcome Weekは完全オンラインでの開催だったそうですが、今年は(まだ多少コロナの感染リスクは残りつつも)外出の制限は緩和されているため、オンラインと現地開催をブレンドした形でのWelcome weekとなっています。本日は、オンラインの催しにフォーカスして内容をご紹介します。

1.どんなイベントがあるのか

主に①専攻を問わず参加できるイベント ②自分の専攻に関連するイベントがあります。それぞれプログラムによって20~60分程度の所要時間です。

①専攻を問わず参加できるイベント

・インフラ情報提供:ITインフラ、図書館、スポーツジム など

・学習法関連:勉強法、デジタルスキル、タイムマネジメント、外国語学習 など

・社会活動:サステナビリティ、ボランティア活動、起業支援 など

・学校生活:Well-Being、お金のやりくり、異文化理解、健康管理 など

・サークル活動:各種公認のサークル、学生団体の活動紹介 など

・キャリア支援: キャリア支援紹介、インターン、便利ツール紹介 など

なかなか幅広いですね。個人的には異文化理解や、起業支援などのプログラムが新歓プログラムに入っていることに学校の個性や注力しているポイントを感じました。

また、キャリア支援のイベントが非常に活発です。支援体制やサービス、そして自分のキャリアを構築する上での大学生活の意味や価値を考えるフレームワークや、Linkedin、CVブラッシュアップツールなど実務的なものまで幅広く紹介してくれていました。

②自分の専攻に関連するイベント

・学部のオリエンテーション:学部共通のプログラムの紹介、キャリア

・学科のオリエンテーション:プログラム、教授、サポートチームの紹介

ここで初めて、自分が所属する学部や学科のメンバーが集うことになります。とはいえWEB!参加者多数のためカメラはOFFにするようインストラクションがあるため、実質生徒同士が交流するチャンスはここでは残念ながら生まれませんでしたが、教授陣たちの話す姿をようやく見ることができ、彼らの元で学べることに対するモチベーションが上がったので良しとします!

クラスメイトとの交流については、次回オンサイト編で。

2.どうやって参加するのか

学校から提供されるアプリで、開催される全てのプログラム、時間が確認できます。自分が興味を持ったプログラムに自由に申し込みを行い、時間が来たら、表記されているURLからWEB会議に接続する流れです。

寝起きパジャマ状態であっても、とりあえずi phone開いて会議につなげばさくっと参加できるので便利ですね。

3.オンライン新歓のメリットとデメリット

自分自身の大学生時代の新歓期間を思い出すと、サークル選びは勿論、どちらかというと友達作りを目的に参加している側面が大きかったような気がしています。

一方で、今回参加したオンラインベースのガイダンスは、学生同士の交流がうまれるような場面は少なかったです。(いくつかのプログラムは、途中で簡単なグループワークあり)そのため、交流という面ではデメリットがありますが、オンラインゆえのメリットも感じました。例えば

・100% 情報収集に徹することができる (お友達づくりのためにそわそわする必要なし)

・質問しやすい(スピーカー+チャット返信スタッフの体制で開催されていることが多く、ガイダンス中にスピーディに質問&回答が得られる)

・1日にいくつものプログラムを回りやすい(教室/キャンパス間の移動不要。興味ないな、と思ったら別のプログラムにすぐ移動も可能)

→ (個人的結論)つながりを作りには物足りなさを感じるものの、社交性パワーを使い果たすことなく、内容に集中できるという意味では便利!

4.個人的に感じたこと

いろいろ楽しまないと勿体ない!

まず、1年間という限られた時間ではあるものの、可能な限り課外活動にも踏み出してみたいなと思いました。大学院の勉強はハードと聞きますし、既に課題図書に埋もれていますが、これだけ多くのプログラムや機会が提供されている環境というのはやはり学生ならでは。 学生であるメリットを最大限享受したいものです。 

ヘビーだけど学びが大きそう:外国語履修、起業・イノベーションクラブ

自分の志向に合いそう: ビジネス、スピーチ、ボランティア

リフレッシュになりそう:スポーツクラブ、Japanクラブ

まだ決めかねていますが、保守的&堅実志向の自分の枠を超えていきたいところです 。

最後までお付き合いありがとうございました。 現場からは以上です!

次回は、②オンサイト編で、キャンパス開催のイベントやネットワーキングについてご紹介できればと思います。


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