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【東北編】DAYS 4|岩手

「おいしいお酒を飲みたい。」そう思うたび、ふたりは旅へ。写真家・飯本貴子とOLラッパー・ノセレーナによる、飲酒記録です。

2018年11月25日 岩手

From IIMOTO point of view

4:45にタクシーを呼ぼうとしていたが、おそらく呼んでいなかった。
通りで拾って神子田朝市へ。早朝で暗いし寒いが、湯気が綺麗に上がっていた。
おばあちゃん、おじいちゃんはストーブを囲んでお茶を飲んでいて可愛い。
ひっつみ汁が二日酔いの体に沁みる。牛蒡、人参、大根の味噌仕立てに、もっちもちで大きいひっつみが6枚浮かぶ。
ひっつみだけをお持ち帰りしている人もいた。
味付けは家庭によって結構違うと、昨夜の角打ちでおじさんが言ってたのを思い出す。
朝ごはん用に気になるお惣菜や、お土産を買う。ついつい、じゃがいもやら、きのこを買ってしまった。

軽くホテルで休んで、河原でお惣菜を。油で炒めた茄子の味噌田楽、何種類かのお魚による南蛮漬け、油揚げで包まれた餃子、どれもが美味しい家庭の味だった。

民藝品を見たり、福田パンに寄ったりしながら、商店街の角打ちで飲み比べ。
商店街ではウニの炊き込みご飯を売っていて、とても惹かれた。
日本酒を手に入れた後は、じゃじゃ麺とつるっつるの水餃子を。しめに卵を落とすとスープにしてくれるのが、とても良い。

預けた荷物を背負い、冷麺を辛味別にして食べた。
流石に4日間のお土産をお腹に詰め込みすぎたようで、動けなくなり、ノセちゃんとコスメの話をした。
最後に日本酒を飲みたくなって、居酒屋であさ開を飲み、漬物をつまみながら旅の振り返りをした。


From NOSE point of view

午前5時起床。タクシーを捕まえて神子田朝市へ。薄暗い中、市場が動きはじめる様子がモロッコを旅行したときの朝を思い出した。名物のひっつみ汁をいただく。油揚げ、ごぼう、ネギ、人参などが入っていて、じんわり身体があったまる。
お花屋さんの店内で、元気なお姉さま三人組と世間話。「つけまつげを付けたりしてないところがイイね!」と褒めてもらった。6時30頃、神子田朝市のゆるキャラ「あさどりくん」が登場し、柿をプレゼントしてくれた。

民藝の聖地「光原社」へ行く。1924年に宮沢賢治の童話集『注文の多い料理店』を発刊し、小さな出版社からスタートしたお店。小石原焼のお皿を購入した。併設している喫茶店「可否館」でウインナーコーヒーを飲んだ。由緒ある場所で美しい時間を過ごすと、自分の無知さが際立つようで恥ずかしくなった。ぶらぶら散歩して、商店街の中にある酒屋さんで角打ち。「八重桜」という日本酒が好みだった。お昼は、じゃじゃ麺発祥のお店へ。じゃじゃ麺と餃子を飯本さんとシェアした。

夜は、盛岡名物の冷麺とマッコリをいただく。梨、ゆで卵、きゅうりの漬物、牛の切れ端、ゴマがトッピングされている。透き通ったスープがきちんと麺に絡み、口に運ぶと世界が浄化される感じがした。居酒屋に移動して、熱燗をやりながら今回の旅を振り返り、夜行バスを待った。

(次の旅へつづく)

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