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【Pick Up!! 最新SAKEトピック! 2021/01/14版】

先日、偶然酒屋で新しい日本酒と出会いました。
栃木県内のみでしかほとんど飲まれていない日本酒だそうですが、久しぶりに驚くほどおいしかったです。しかも4合瓶で1,000円。
まだまだ日本全国には知られざる銘柄がありますね。
今年のテーマは「都道府県の掘り下げ」なので、引き続き勉強を継続したいです。

それでは、本日のニュースです。

読んで、聴いて、心が温まる新しい日本酒体験!

「香の泉」や「唯々」を代表銘柄に持つ竹内酒造株式会社(は、日本酒のラベルを介して小説を連載するという革新的な発想から誕生した新銘柄「君が生まれて何日目」を、2021年2月初旬より販売します。

新型コロナウイルスの影響により自宅でひとり静かに過ごす時間が以前よりも増えました。こんな時こそ、我が家でじっくり日本酒を嗜む時間を最高のひとときにするために、飲むだけでなく「小説を読む」「音楽を聴く」という付加価値により、さらなる癒しを味わええる新銘柄が誕生。

最大の特徴はラベルで小説を連載している点。ほろ酔い気分で心地よく読める600文字程度で、人生のささやかな喜びをテーマした全30話のストーリーを展開するそうです。また、ラベルに記載したQRコードをスマートフォンで読み取ると、小説の世界観にふさわしいオリジナルのBGMが流れます。

昨年、小説をテーマにした音楽ユニット「YOASOBI」がヒットしましたが、本の世界にどっぷりと浸かれる新たな飲み方に注目です。



AI診断で飲み比べ提案 飲み比べ購入率10倍 

オージス総研と月桂冠は、共同開発した日本酒の飲み比べを推奨するAI診断アプリ「サケクラ」の実証実験を実施した結果、アプリを利用することで日本酒購入希望者にとって日本酒の飲み比べを知るきっかけになり、さまざまな日本酒を楽しむ機会の提供に資することが分かったと発表しました。

アプリを利用してお勧めされていない人と比べた飲み比べ商品の購入率は10倍になったとのことです。

日本酒の醍醐味の一つに「飲み比べ」があります。ただ、なかなかおすすめをされないと何を飲み比べたら良いのかわかりません。
こうしたアプリが普及することで、日本酒を楽しむ機会が広まっていくと思います。



日本酒をソルベで味う「氷酒(こおりざけ)」 

アイスクリーム製造のサンオーネスト(沼津市)が、静岡県産酒米「誉富士」を使って独自に開発した日本酒のソルベ「氷酒(こおりさけ)」の販売に力を入れている。大人が日本酒をスイーツ感覚で味わえる食べきりサイズのカップタイプを商品化し、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要の取り込みを図っています。

県内の酒造会社の協力で誉富士の清酒と酒かすを原料に使用し、独自の技術でシャーベット状に氷結。アルコール度数は3%に抑え、シャリシャリとした触感が特徴です。日本酒初心者や女性に楽しんでもらうため、スパークリングワインを意識し甘さを引き立て食べやすくしているとのこと。パッケージは高級感あるデザインを意識しています。

 2020年3月には業務用を販売したが、売り上げは伸び悩みんだそうです。そこで、新たな販路にと自宅用のカップタイプに注目。巣ごもり需要による新たな引き合いが期待されます。
先日紹介したSAKE ICE(サケアイス)と共に、"デザートに日本酒"がもっと身近になっていくといいですね。



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