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はしかは子供の頃、自然感染するとほぼ生涯かからないが、ワクチン打っても感染は防げない、イタリアでワクチン強制の医療テロリズムが進行中

Rimini: 2012 2012年5月23日、リミニの裁判所でルチオ・アルディーゴ裁判長が、別のワクチン(MMR)がやはり子どもの自閉症を引き起こしたとして同様の判決(MMRワクチンと自閉症の直接の関係を認めた。See: Italian MMR Remini decision 2012)を下している。これは、2004年3月26日、生後15ヶ月の男児がMMRワクチンを接種され、その直後から腸の不調で食事が取れなくなり、一年以内に認知低下を伴う自閉症と診断されたケース。健康省は保障を拒否したが、法廷は、医学的証拠の提出を受けて、この男児がMMRワクチンによる不可逆的な合併症で障害を受けたことを認定した。この判決は伝統的な主流医学界の常識に正面から反対し、MMRと自閉症の関係を「暴く」ものだった。

ところがこのケース、なんと二年後には上級裁判所で逆転敗訴となったようです。政府は、おそらく、裁判官やら学者やらを総動員して原審をひっくり返したのでしょう。それだけではなく、政府は、2016年、ワクチン反対の流れをつぶすために恐ろしい政策-「ノージャブ、ノーペイ」-を打ち出していました。オーストラリアと同じように、ワクチンを受けない子どもには児童手当を出さないという政策です・・・早い話が、医薬産業界の利益のために、もっとも弱いものを人身御供にする医療犯罪です。


しかしその結果、何が起きたかというと、ワクチン接種率は92.2%まで「上がった」のです。

つまり、「裁判の結果を受けて接種率が下がった」ということこそフェイクニュースだったわけ。

それだけでなく、政府は今年4月、子どもたちのはしか罹患率が前年の5倍に達したというニュースを流しました。それが事実なら、理由は、

①ワクチンが効かなかった。
②ワクチンではしかが広がった。
③その両方。

のどれかだと思われますが、正解は③。現在のはしかの流行は、本来の「野生株」によるものではなく、100%、ワクチン由来であることはよく知られています。つまり、MMR(日本ではMR)ワクチン接種者は、接種後何週間もワクチン由来ウイルスを周辺にばらまき、濃密に接触する人に感染させているのですが、もちろん、政府もメディアもそんなことは伝えません。それどころか、ワクチン反対派の扇動によって接種率が下がったからはしかが増えた!として、今回のワクチン強制を決めたのです。

 かくて、イタリアでは、保育園に通う子どもたちから高校生まで、少なくとも12種類のワクチン(DTP,MMR,HepBなど)を接種しなければならなくなりました。ワクチン免除には医者の証明書が必要、医者はそれを書いてくれない。そして毎年、接種証明書を教育機関に提出することが求められているというから、まさに医療テロリズムが始まろうとしています。これにイタリア人が黙っているとは思えませんが。
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/671.html

 イタリアでワクチン強制の医療テロリズムが進行中なんですが、はしかなどのワクチン接種率は92.2%→ワクチン由来のはしか罹患率が前年の5倍(当然ワクチンは全く効果無し)→はしか大流行→ワクチン強制しよう!という自作自演的展開になってます。
 何とかしてくれよ。何という茶番劇。

 一万人規模の反対集会が開かれたりしたのですが、製薬会社に買収された政府がワクチン強制を決めてしまったようです。

 米国ではワクチンを免疫ができてない幼児の頃に複数接種してしまったため、自閉症が凄いことになってるし(少なくてもこの十年で倍になってるようですが、諸説ある)、ラウンドアップなどの農薬の害で発達障害児の増加も目を覆いたくなるような事態になってます。

 以下の映画についても、賛否両論あるし、なかなか難しいのですが、事件のひとつとして書いておきます。
 またも、脳炎なんだろうけど、子宮頸がんワクチンの薬害と症状が同じなんだよね。


- 何万もの健康な幼児がMMRワクチンを接種後に、発熱、発疹、下痢、便秘、言語障害、歩行困難、麻痺、相手の目を見ない、かん高い叫び声、頭を壁に打ちつけるなどの症状が出て自閉症と診断され、
 二度と回復しない。

- 年齢依存性があり、とくに生後12-18ヵ月の乳児への接種は重篤な症状を引き起こす。
 接種前までは健常な幼児ほど深刻な症状を示す。

- 人種依存性もあり、アフリカ系男児はリスクが3倍以上も高い。

- 米国の自閉症は、1975年1/5000(5000人に1人)、1995年1/500、2005年1/150、2015年1/45と
 爆発的に増加中。2032年までに男子8割、子どもの半分は自閉症になると予想されている。


 そこは長くなるので次回に譲りますが、日本は農薬先進国だし、ペットボトルの水への残留窒素の混入問題もあり、また詳しく書きます。
 まあ、以下の記事読んで勉強しましょう。

 日本は「ネオニコチノイドの先進国」であり、農産物中に残留する農薬の残留基準値は多くの品目で欧州の20~500倍である。我々は知らずに「虫もつかないもの」を食べているのかも知れない。

 はしかは子供の頃、自然感染すると生涯免疫を獲得できるのですが、僕は1977年以前なので野生のはしかに自然感染してるのでほぼかからない。

 ところが、ワクチンだと接種し続けないと、野生のはしかにやられてしまう。自然免疫が下がった時にはしかワクチン打つとワクチン由来のはしかに感染してしまう。というワクチン地獄になります。


 はしかワクチンでは免疫弱いというか、はしかウイルスって外来ではなく体内にいる可能性もあって、すべての人がはしかウイルスなどに生まれつき感染してる可能性を否定できない。
 おそらく、自然免疫が下がった結果、発病するだけなんだよね。
 だってDNAって45%がウイルス、ウイルスのようなものだし、インフルフルエンザウイルスは外来だと思うけど、それが科学的に証明されている訳ではなく、まだ分からないことだらけです。

 自然免疫が下がった結果、発病するというのがウイルス疾患の本質で、全てのワクチンに予防効果はほとんどないのだけど、ワクチン打つと、結局、その自然免疫をかえって下げてしまう場合が多くて、基本はその病気に自然感染して免疫をつけるというのが最強なんだけど。

 ワクチン打つ=その病気かかると同じことなんだけど、打った時点で予防ではなく罹ってることになるが、はしかワクチンでは効果が薄くて接種し続けないと、野生のはしかにやられてしまう。

 結論としては、はしかは子供の頃、自然感染すると生涯免疫を獲得できる。
 一度、子供の頃にワクチン打つと、生涯、接種し続けないと、野生のはしかにやられてしまう。
 ワクチン接種を止めるとはしかが大流行して、強化されたはしかがワクチン接種世代の大人を襲うというワクチン地獄にはまります。大人でがはしかに罹る人はワクチン接種世代の大人です。

 ワクチン打つと、ワクチン由来のはしか+野生種のはしか+強化されたワクチン由来のはしかに罹るという何倍ものリスクを抱え込むことになる。

 はしかでそんなに死ぬようなリスクは少ないので、もうワクチン全廃で大流行させてしまって、自然感染して生涯免疫を獲得すればいいという結論です。

 はしかというのは感染力強いのでどうしても罹る物であって、大人になるための通通儀礼のようなもので、さっさと自然感染して生涯免疫を獲得して大人になりましょう。ワクチン辞めてね。


 最近のワクチンにはそもそも毒しか入ってなくて、抗原(その病気のウイルス)が入ってないワクチンも確認されてるので、ワクチン自体の品質は非常に怪しいです。ほとんど生物化学兵器ですね。病気を増やすために打つようなものです。

 内海聡医師の予想では、将来、日本でもワクチン強制になるようですが、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザ、ポリオ、炭素菌ワクチン?(テロかよ。731部隊かよ)とか強制で打たれてしまうようで、意味不明というか、何かデストピアですねえ(泣)

 米国の現実ですが、米国CDC(厚生労働省のようなもの)のトップがほとんど製薬会社の役員だったり、製薬会社に天下りする米国ではワクチン裁判になっても政府が製薬会社の裁判費用を出すというトンデモ法が制定されてるようです。

 子宮頸がんワクチン薬害被害者は自己負担どころか、被害を訴えているだけなのに、有害ワクチン推進医師テロリストにツイッターでいじめられて、ツイッターをシャドウバンされ、「薬害はないことにされ」て封じ込められていく。

 そして、子供のほとんどは病気持ちになり、ワクチン多重接種で自然免疫はずたずたになって、自閉症と発達障害は激増していく未来しかない。
 今の米国の状態が日本の未来の姿だということを考えないとね。

佐藤 荘太郎 Facebookより追加・抜粋
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1300256950116815&id=100003975663226

佐藤 荘太郎
出身校: Tohoku University 専攻: 医学部医学科
宮城県 大崎市在住
1950年生まれの内科医開業医です。循環器科の他、呼吸器科、糖尿病科など、手広く診療しております。漢方、中医学も学んでいます。趣味は電子工作、洋蘭を咲かせること、実家の畑での野菜の栽培です。

超驚くべきニュース、多価ワクチン:Infanrix Hexaにはワクチン抗原は検出されなかった!

12月18日の、Dr. シェリ テンペニのメーリングリストから
BREAKING: Infanrix Hexa – 65 Toxins Found. All Risk. No Benefit.
というのが送られてきた。
何だろうと思って読んでみたら、本当に驚くべきニュースだった。
https://vaxxter.com/infanrix-hexa-65-toxins-found-all-risk-no-benefit/
イタリアでは入学前に、GSK製造の、Infanrix Hexa という6種抗原ワクチン(3種混合:DTaP+不活化ポリオ+B型肝炎+ヘモフィルスインフルエンザb)の接種が義務付けられていた。
このワクチンに関する秘密資料が流れ、懸念が持たれていた。
http://satouclk.jp/infanrix_belgium.pdf
イタリアでは政権交代がおこり、このワクチンを義務接種にした政府を追い出した。新しい政府の厚生大臣は科学者グループに10,000ユーロ(150万円)だして、ワクチンの成分を調べさせた。
調査の結果を、Corvelvaという科学者グループの名前で発表された。
https://drive.google.com/file/d/128CfYaaJdMwhx5yvCGDRggl5GIKyfWrC/view
その結果はチョー驚くべきもので、防御すべき感染症の抗原は、”全く”見つからなかった、というものであった。
https://www.corvelva.it/speciali-corvelva/analisi/vaccingate-initial-results-on-infanrix-hexa-chemical-composition.html
ワクチン液から検出されたものは

製造ラインからの化学汚染物質
化学的な毒素 chemical toxins
細菌タンパク毒素 bacterial peptide toxins
タンパクデータベースに合致しない、不溶性不消化性の巨大分子で、

6種のワクチン抗原タンパク、およびホルムアルデヒド(ホルマリン)、グルタールアルデヒド(どちらも、毒素をトキソイドとするもの。猛毒です)は検出されなかった。

4.の物質は、6種の抗原タンパクが、ホルムアルデヒド、グルタールアルデヒドとともに結合凝集し、巨大分子となったもののようだ。
このような”溶液”を注射した場合、抗原タンパクが無いのだから、感染防御の抗体がつくられるはずがない。

GSKは猛烈に反論、攻撃するだろうが、兎に角、ワクチン史上、超驚くべき報告である。
次に絶対に必要のないワクチン(予防接種)9種をあげます。これはあなたを何からも守ることはなく、予防すると言っている病気には特に効果がないものばかりです。

*はしかワクチン(あるいはMMR三種混合ワクチン)
*ジカウィルス
*インフルエンザ
*豚インフルエンザ(H1N1)
*鳥インフルエンザ(H5N1亜型)
*ポリオ
*HPV(ヒト・パピローマ、子宮頸がん)
*炭そ菌

医薬品複合産業が誰にも知ってほしくないこと

子供や新生児の多くの免疫システムが大人よりも弱くなっているのは、彼らがCDCや官庁が推奨するまま、そしてカリフォルニア州など一部の地域では銃を突きつけるような方法で強制化されて7歳までに50種の有毒なワクチンを接種しているからです。

水疱瘡は子供時代にかかる一般的な感染症で、ウィルスは2~4日間生き延びますが、感染した後はほとんどの子供は一生涯有効な免疫を構築させます。

はしかは咳や高熱、赤い湿疹などが症状としてでますが、数日経って皮がむけたら消えていく風邪のような病気です。

おたふく風邪は急性ウィルス感染の一種で、通常は1、2日ほど微熱が出て、のどの痛みと腺の肥大が見られます。

普通に健康な人間であれば、ワクチンの目的とする感染症に負けることもなく、さらに食べ物などから取り入れている毒物の方がよほど恐ろしいということは、医薬品業界が秘密にしておきたいと思っていることです。

同じことはジカ・ウィルスにも言え、出生異常を起こすこともありません。メディアの言っていることは嘘で、恐怖心を煽ろうという作戦なのです。

豚インフルエンザも、そのワクチンと同様の大ぼらであり、有害なワクチンを製造した企業は数百万ドルの賠償金を支払っています。

MMRワクチンはCDC上部の科学者、ウィリアム・トンプソン医師が告白したように、自閉症を引き起こすことが明らかにされています。

炭そ菌ワクチンは非常に実験的で危険です。

そして注射、口や鼻から適用されているポリオのワクチンは、実際にはポリオの予防接種を受けた子供が感染源となって、他の子供や家族に感染を広げています。

こ れは犯罪行為でありワクチン産業も熟知していることですが、恐怖心を煽ることで被害妄想になった親や洗脳され無知な人たちにワクチンを売りつけることから 受ける利益は、ワクチンの副作用に対する賠償金の支払いの金額よりもはるかに大きいのでそのようなビジネスを続けているのです。

ワクチンは極悪な資本主義が成功するためのわかりやすい常套手段です。数百万本もの有毒なワクチンを販売し、その利益の約1%を裏金として蓄えておき、子供や新生児が身体障がい者になった親が同産業を訴訟しようとした場合には、そこから資金を出して黙らせるのです。

親が恐れるべきなのは、ワクチン産業です。オーガニック食品やホリスティックな医薬品で免疫を構築させ、アメリカのCDCが広げるプロパガンダに恐怖を抱かないようにすることだけです。


トランプ大統領/インフルエンザワクチンは最大の屑 2017年1月30日 目覚め Despertando.me
http://www.anonews.co/donald-flue-shot/(投稿者注:すでにここに記事はありません、和訳の後にあるサイトには投稿時点で英文記事は存在します。)
”インフルエンザのワクチンなどは一回も受けたことはないし、インフルエンザにかかったこともないさ。 体の中に毒を注射するなど考えたこともない。これがやつらがやることなんだ。最近のインフルエンザワクチンはまったく効かないよ。”

”友人で宗教を信じてインフルエンザワクチンを注射した者がいるけど、注射してからインフルエンザにかかったさ。それでワクチンは効かないと思ったんだ。最近のインフルエンザワクチンはまったく効かないという報告をたくさん見たことがあるよ。”

シリウスXMのオピエとアンソニーとの会見で、トランプはインフルエンザの予防注射を、”まったく効かないので、私は受けたことがない、”と述べた。

トランプは正しい。すなわち、インフルエンザワクチンは歴史上最大の医療業界の詐欺である。このワクチンにはホルムアルデヒドや水銀といった、神経毒を含む”有害物質”が満たされている。ワクチン業界でさえ、研究室の結果では、注射しても無効であることが証明されている、と言っている。

なぜ、魔術信仰と巧妙な販売戦略に基づく医療詐欺が毎年全ての人達に押し付けられているのだろうか?

ワクチンは安全性や効果に関する科学的根拠を、FDA、CDC、メディアなど、誰からも要求されない医薬品の内のひとつなのだ。議会さえ業界が人々を傷つけ、殺したとしても絶対的な法的免責によってワクチン業界を保護している。

全てのワクチン製造業者は長年の間水銀の有毒性のレベルについてわれわれにうそをついてきた。誰でも水銀が体内に注入されれば有毒だということを知っている。非合理で反科学的な否定論者によってのみ無害が主張されているのだ。

翻訳 Taki
はしかの流行が続いています。

原因とされるウイルスは「ヒト」を宿主とする、つまり人間が自前にもつウイルスであってインフルエンザのように他の動物から「やってくる」ものとは違います。
感染力が異常に強いですが、症状を発症する力が強いのが最大の特徴です。

細胞を調べればウイルスはうじゃうじゃ存在するのですが、大半のウイルスが通常は病気をおこしませんので、ほとんどの人は生涯、自分の体内にいる膨大な種類のウイルスの存在に気づくことはありません。 たまたま伝染病の研究の過程で関連するものとして発見されたウイルスだけが極端に注目されてきたため、ウイルスは病原体というイメージがつくられましたが、ほとんどのウイルスは病気とは関係ありません。

その点、野生型の麻疹(はしか)ウイルスは感染経験のない人に対して異常に強力な感染力を示し、ほぼ確実に何らかの症状を発症させます。

(後略)


ウイルス感染症にはワクチンによる
予防が一番と思う人が多いようですが。

数多あるウイルス感染症に対し
ワクチンが実用化されたケースはごく稀です。
しかも実用化されたワクチンの
ほとんどが感染予防効果までは
確認されていないのです。

ワクチンに予防効果があるのかどうか
ウイルスを人間に「ぶっかけて」みる
試験は日本ではできません。
(海外では可能な国があります) 
ワクチンの効果の確認とは血液中の
中和抗体の誘導をみているだけで、
感染予防効果の確認までは意味していません。

インフルエンザワクチンの場合は
永年の使用実績から血液中中和抗体は
誘導するものの感染予防効果はないことが
確認されています。 
(中略)
はしかのワクチンには感染予防効果がみられます。
ただ厳密にいうと子供のころに生ワクチンを
接種することで

毒性が弱い
はしかウイルスに感染している状態を持続
させるものです。

その間は、野生型の重い症状を発症させる
毒性の強いウイルスは感染しません。
ところが、大人になってワクチンとして
接種された弱毒性ウイルスが体内から排除されると今
度は野生型のウイルスに感染し、
症状を発症することがあります。 
結局、何らかの形ではしかのウイルスには感染する
ということなのです。 

子供のうちに野生型ウイルスに
自然感染すれば重篤な症状を
発症するリスクはありますが、
よほどの免疫低下がなければ、
ほぼ生涯、感染しなくなります。 

では、はしかワクチンを全廃すれば、や
がて、はしかの流行は止まるのでしょうか。

そう簡単にはいかないのです。


はしか撲滅は可能なのでしょうか。

これまで人類が撲滅に成功したウイルス感染症はたった一つしかありません。

天然痘だけです。

ジェンナーさんが種痘を開発してくれたおかげで人類は天然痘を撲滅できたのかというとそれは事実ではありません。

まずジェンナーさんが開発した種痘という言い方をしますが実際には「牛痘」を試されたのであって、これは問題が多く中止されています。 種痘が開発されたのはジェンナーさんの死後のことです。 牛痘は牛に発症する天然痘に似たウイルス病の病巣を用いるもの。 種痘は天然痘の原因ウイルスとは関係ないワクチニアウイルスを用いるものです。

ワクチンで感染症を撲滅するのはまず不可能です。

なぜかというと自然免疫が低下している人にワクチンを接種してもまともな免疫応答ができないからです。 病弱な方や栄養失調の人、世界中にはたくさんいらっしゃいますが、こういう方々にワクチンを接種しても体調が悪くなるだけで肝心の予防効果は期待できません。

基礎的な免疫力のない人にワクチンは無効どころかかえって負担になることもあります。

天然痘撲滅運動には種痘も大量に投入されましたが疫病対策の基本である感染者の徹底した隔離が行われました。 これが決定打となってついに人類は初めてウイルス感染症を一つだけ撲滅しました。 その後は何ひとつ撲滅できません。

天然痘撲滅に成功した理由の一つは原因ウイルスである痘瘡ウイルスがヒトを宿主とするからです。なので感染者を徹底隔離することでウイルスの逃げ場がなくなり撲滅に追い込めたのです。

インフルエンザは鴨を宿主とするウイルスですからこの世から鴨をなくさない限り撲滅は到底不可能です。 鴨はインフルエンザウイルスで病気にはならず当たり前に持ち続けているからです。

はしかもヒトを宿主とします。

感染者を徹底隔離すれば、はしかを撲滅に追い込めるのでしょうか。

それは無理な話なのです。
はしかはヒトを宿主とし自然感染者はほぼ生涯にわたり感染しないのですから、天然痘撲滅運動と同様の徹底した隔離政策で撲滅できないのでしょうか。

多分無理なのです。

はしかは異常に感染力が高くほとんどの人が幼少期に自然感染していました。それでもずっと存在し続けてきたわけです。

可能性として考えられるのはどこかにはしかのウイルスが安定して存在し続ける居場所がある、あるいは常に流行が継続しているため誰かが感染し、他人に感染させる連鎖をずっと続けてきた、という可能性もあります。
エボラウイルスは死亡率が異常に高く潜伏期間が短いため流行地域の封鎖により速やかに伝播は止まります。悲しいことですが感染者の多くは短期間で亡くなられ流行は収束するのです。ところが撲滅は困難です。ヒトが宿主ではないからです。
いずれまたウイルスが「やってくる」のです。エボラウイルスがどこから来るかは映画「アウトブレーク」にヒントが示されていますが、一般には公開されていません。
はしかワクチンを全廃し自然感染に任せると多くの人が子供の時に感染し重篤な症状に陥るケースもでるリスクがあります。
一方大多数は大過なく乗り越え大人になってからは余程の免疫力低下を来さない限りは感染しなくなります。今も流行しているのはワクチン接種世代であって任意接種時代に自然感染した人が多い高齢者はほとんど感染しません。

この状況でもし小児のワクチン接種を全廃すると小児の間に大流行が起こり、ウイルスは感染を繰り返す内に毒性を強めるものが現われる傾向があり、今度は子供の時にワクチンを接種したため自然感染していない大人を襲うという事態に至ります。

大人が感染した場合はただでさえ重篤な合併症に至るリスクが高いところへ大流行により「強化」されたウイルスとなると死亡例も増える可能性があります。 ワクチン接種を一度普及させてしまうと簡単にはやめられないのです。   (続く)




 子供の頃、自然感染すると生涯免疫を獲得できるのでコスパが非常にいいです。ただ「はしかは肺炎や中耳炎を合併しやすく、重症化すると脳炎を引き起こし、まれに死亡することもある」らしいのですが、ワクチンの薬害にも同じものがあると言われていて疑わしい。



生まれ年とワクチンについて
麻疹はマスクや手洗いでは防ぎきれず、予防のためにはワクチン接種が有効です。2006年以降は2回の定期接種(強い推奨であり、強制ではない)となっていますが、それ以前は任意接種だったり1回接種だったり、生まれた年代によって接種状況が違います。

① 1977年以前
麻疹のワクチン接種は1966年に始まりましたが、1978年に定期接種となるまでは任意でした。このため、この年以前に生まれた人の多くはワクチン接種を受けていません。しかし、この時代は自然感染で麻疹にかかる機会が多かったため、自然に生涯免疫を獲得している可能性が高いです。

② 1978年から2005年
この時代は1回の定期接種だったので、十分な免疫力がついていない可能性があります。ただし2007年に麻疹の大流行があり、翌年から5年間、1990年~1999年生まれの人には追加接種の機会が設けられましたので、その時に2回目を受けているかもしれません。

③ 2006年以降
1歳と5~6歳の2回の定期接種となっているので、ちゃんと受けていれば生涯免疫を獲得できていると考えられます。



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