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トイレットペーパーの買占め転売は実質無理、デマではなく、政府と業界団体が非常時の在庫予測を誤る

トイレットペーパーの買占め転売は実質無理



 トイレットペーパーの買占め転売は実質無理というか、一家族一個の個数制限がかかってるので、大量の転売や買占めは起こってないと思う。

 普段の二倍程度の在庫は抱えていると思うが、僕の家の普段の在庫は12ロールX2個程度で24ロールですが、現在在庫は26ロールでそんなに普段と変わりません。

 トイレットペーパーの品不足が起こるというのはデマではなくなってます。
 まだ2日目ですが、僕の周囲のドラッグストアー、スーパーでは未だに入荷日未定となってます。
 単なる現実です。

 その原因は政府と業界団体が「トイレットペーパーの在庫は十分ある」という誤った在庫予測を言ったことであり、業界団体はかつて石油ショックの際にトイレットペーパーの買いだめが起こった歴史に全く学んでなかったのが真因です。


非常時においての通常在庫とは、本来の三~十倍が相場


 今回のような非常時においての通常在庫とは、本来の三~十倍が相場であり、業界団体と政府は最初から在庫予測を誤っています。
 業界団体は非常時の通常在庫を勘違いしていたし、特に政府は学校の一斉休校の指示で在宅の家族がほぼ倍以上になる状況を予想するべきだったんです。
 つまり、ひとり、ふたりぐらいの子供が在宅するので、日中在宅の人は倍ぐらいに増えてしまうのです。
 それが一ヶ月続くのです。
 日常品の補充が起こるのは必然です。


 前回の記事に書きましたが、僕が母親の情報でドラッグストアにトイレットペーパーの在庫がすでに無くなっている状況で、たまたま在庫が残っていた生協に二日に渡って買いに言ったという話にすぎない訳です。

 これも通常在庫の12ロールが、4ロールしかなかったためで、日常在庫の24ロールが26ロールに増えたにすぎない訳です。
 最初に買った家庭がどれぐらいの在庫を抱えているかは分かりませんが、3倍以内の在庫かと思われます。
 トイレットペーパーはかさばるし、途中から個数制限がかかった痕跡が店にあるからです。

 今回はトイレットペーパーの在庫は、一家庭一個という個数制限で普通の家庭で1.5から2倍程度ぐらいしか在庫を抱えるのは不可能だと思われます。
 多くの家庭が在庫不足に陥っていて、週末の日曜日に動いた僕にしても、もうその時点でドラッグストアとスーパーにはトイレットペーパーの在庫は無くなっていたのです。
 そもそもトイレットペーパーはかさばるので、特売でもなければ、ほとんど店頭在庫しかないのが現状ではないでしょうか。

イタリアではパスタ、ドイツではジャガイモ、日本では紙類が消える


 今回のような学校が一斉休校になったり、集会や外出が禁止される非日常的状況になれば、トイレットペーパーの在庫を補充するという思考は的確であり、それが一斉に起こっただけで、それは非常時における通常思考でしかありません。

 別にパニックは起こってないし、僕の前回の記事も見てもらえれば分かりますが、まだ気づいてない人のために、買う機会をわざわざ与えて翌日に追加補充をしています。
 買いだめでなく、在庫補充にすぎない訳です。
 子供がふたりいる妹夫婦が休みになるとやってくる可能性が高く、大体、普段でも、いつもそういうことがあるのです。

 しかも、ほとんどの人はその補充さえできなくて、今日のドラッグストアなどの状況はすでに昨日、在庫が無くなっているし、相変わらず、在庫入荷日未定になってます。
 在庫が十分であれば、入荷日が表示されるのが普通じゃないでしょうか。

 つまり、普通の家庭が在庫の補充を一斉にしただけで、在庫がなくなるという状況があり、政府と業界団体の在庫予測自体が間違っていたのです。

 イタリアではパスタ、ドイツではジャガイモ、日本では紙類やマスクがなくなるのは、この非常時においては通常思考です。
 普通のことであり、世界各国で起こっていることです。
 
 非常時においての通常在庫とは普段の三倍から十倍であるという原則からすると、メーカーや業界団体がトイレットペーパーの増産を三倍に増やすとか、在庫を三倍にした話はありません。

 そこまでしたなら、最低限ですが、「十分に在庫がある」といえるのですが、何もしてないのに業界団体は「十分に在庫がある」というデマ情報を流してしまい、政府への不信感、学校の一斉休校で各家庭がトイレットペーパーの在庫補充に走るのは予測できたのに、何も対策しなかったのが間違いだったのです。

 現実的に、そういう増産には設備投資や人員増加が必要で現実には不可能だし、つまり、今回のトイレットペーパーの店頭在庫の消滅は必然であり、当たり前のことが当たり前に起こってる「あたり前体操」でしかないのです(爆)

 どっちにしても、防ぐことはできなかったのです。
 結局は誰かがデマに踊らされて訳でもなく、パニックでもなく、ただ単に現実を見て冷静に行動しただけで、店頭の通常在庫などはすぐに無くなってしまうのです。
 結局は誰のせいでもないのですが、政府への不信感と学校一斉休校がダメだったんでしょうね。

【結論】政府への不信感と学校一斉休校がダメだった 

 トイレットペーパーの品不足が起こるというのはデマではなく、非常時においてはよく起こるし、メーカーや業界団体がトイレットペーパーの増産を三倍に増やすとか、在庫を三倍に増やすことはないだろうし、不可能だろうし、全ては政府への不信感と学校一斉休校がダメだったという結論です。 

 僕的には当たり前のことが当たり前に起こってるだけであり、ここからが、デマを流したマスコミ、業界団体、政府のお手並み拝見という所ですが、たぶん、ただ言い訳するだけで、何も出来ないと思います。

 一斉休校で在宅人数が倍になるという
 1+1=2という算数ができなかったので落第ですね(笑)
 まあ、普通の人は僕も含め、その程度ですよ。
 落ち込む必要も無い。仕方なかったのです。 

 頑張れ!とエールを送っておきますが、まあ、そのうち「在庫が十分」であれば入荷してくるでしょうね。
 首を長くしてまってます。

これからも日常品の補充は続くが、品不足にはならないかな

 ちなみに、昨日は奥さん用の二リットルの水のペットボトル(タイ人はそういう習慣があり、海外は水道水が飲めない国も多い)、僕の仕事消費用の緑茶の二リットルのペットボトル一箱6本、レトルトの味噌汁、海苔などの在庫補充をしました。

 お米は熊本からふるさと納税の10キロが来てるし、味噌や出汁用の昆布もあるし、インスタント食品は食べないし、餅もあるし、母親が好きなのでうどんはやたらあるし。
 野菜炒め、ごはん、味噌汁があれば十分だし、入欲剤は買ったし、トイレットペーパー以外はウェットティッシュぐらいかな品不足は。

 マスクは甥っ子がインフルエンザの際に買ったのがあるし、ウェットティッシュは冷蔵庫をふくウェットティッシュみたいのや、アルコール液などの在庫があったので、それで代用します。
 トイレを拭くウェットティッシュみたいなものでも代用可能かと思います。
 在庫があまり増えない程度で日常品は早めの補充を心がけるのがいいと思います。
 今の所、地方では品薄にはならないと思うが、都市部はどうなのか分かりません。


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