固定電話が不通になった時の故障箇所のメモ書き
家の固定電話が不通になって、まさか電話線が切れることはないだろうと思ったら、本当に電話線が切れてた。
NTTの修理の方の話では切れる場所決まっていて、大体、被覆のある線の中間が切れることはなく、線のつなぎ目が切れるらしい。
うちの場合は電柱から家に引き込むための小さな器具の先にガス器具への配線があり、ガス器具への分岐器具の電線の繋ぎ目が切れた。
ガス器具は電話回線を使って、ガスの異常を察知するのだが、電柱から家に引き込むための小さな器具→ガス器具→引き込み器具の所まで電線が行って返ってるので、途中が切れると電話線も切れるのだ。
配線自体が一ミリあるかないかなので、築三十五年にもなれば切れもするだろう。
切れた原因は紫外線による永年の劣化のようだが、紫外線を遮断しにくい白い被覆の電線が一番、傷みやすく、黒が一番丈夫だということだ。
修理方法としては予備の配線があったので、そこに繋ぎかえてくれた。
具体的には先の尖ったラジオペンチで被覆を数ミリ剥いで、ガス器具への分岐器具の金具に繋ぐだけである。
修理道具はドライバー、ラジオペンチ、首にヘッドホンのような、聴診器みたいなものを掛けていて、その先の金具で電話線を挟むと、アナログ回線のプーという音が聴こえるという。
線が切れてるかどうかは、実際の音で判断できる。
ということで無事修理が済んで、買ってしまった新しい電話機を使うことにして、全く壊れていないファクス付の古い電話機を、居間のもうひとつの電話回線に繋ごうかと思っている。
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