ヴァーチャルライバー黛灰と、立て直しを図る私の日記

心身の健康のためにやってみる行動がことごとく空回りし、普通に外出中に涙がポロポロでてしまうくらいに精神状態が悪化してしまったので、「あ、ギリなんだな今」と自覚し、やりたい事ややるべき事について一旦考えるのを辞めて、「どうすれば元気になるか」を最優先に考えて行動するようにしよう。とここ2,3日で決定した。

でもどうしようか、と重い身体で作業しながらなんとなくYouTubeサーフィンをしてて巡ってきたのがヴァーチャルライバーの黛灰くんの動画だった。

低い声で、言葉を選んでしゃべる人だなー、と思いながら彼の話し声を聴いていたら、不思議と落ち着いた気持ちになっている自分に気付いた。最近の私は、小さなことですぐイライラしてしまい、穏やかな気持ちで何か見たり、ぼんやりと時間を過ごしたりみたいな瞬間が殆ど無かった。常に緊張状態で、なんかしなきゃばかり考えて、何もできてない自分を責めて…の繰り返し。黛くんのことが気になったので、他の動画も見てみることにした。

これはある動画の切り抜きなんだけど、内容を説明すると、配信内のゲームで黛くんが負けてしまったらリスナーがチャット欄を荒らすことを縛りとした、かなり変わった配信。ルール通り黛くんが負けると、チャット欄は大荒れ。それに反応しているうちに黛くんが泣いてしまうという展開。しかし、そういう決まりがあってリスナーは荒らしているので泣いていることも演技。次の瞬間「さ、気持ち切り替えていこう」と急にトーンが落ち着き、いつものクールな黛くんに戻ってゲームを続けるのだ。

私はこの演技力と、何事も無かったかのような冷徹なスイッチの切り替え方に驚いてしまい、同時に感動してしまった。そして、今の自分に足りないのはこの黛くんの持つ「冷静さ」だ、と気付いたのだ。

黛灰くんが「論理的思考で、常に冷静
なのに対して
私ときたら「感情的で、落ち着きがない」。  

今の軽い鬱状態から、なんとか立て直しを図るため、私は黛灰くんを模倣しようと思いついた。模倣、と言ってもまるまる真似するのではなく、良いと思うところをピックアップして自分の生活に活かしていく、といったところ。そしてその生活を「日記」として記録していきたい。なぜそんなことをするのか、というと黛灰くんが私の立て直し計画のモチベーションになり得るからだ。黛灰くんの配信は面白い。博識で語彙力もあるし、普通に聴きながら吹き出してしまうほど話が上手。いつまで日記が続くのか、あるいはすぐ辞めてしまう可能性が高いが、彼に刺激を受けながら、なんとか体調を崩しがちな春を乗り越えたいと思っている。

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