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うお座が土星うお入りして感じたこと

罫線が入ったノートが一番書きやすいと思っていたけど、そんなのはどこかで刷り込まれただけで、ほんとうは真っ白なノートの方が文字が書きやすいのかもしれない。答えは人によるのかもしれない。

どこかから誰かから見聞きした情報を疑いもせず「そっかあ」と信じてきたけど、それって正しかったのかなあ。どうしてどこの誰かも思い出せないような人の意見を鵜呑みにしてしまったのかなあ。
もしかして当たり前にやっている行動や選択は「なんとなく間違いなさそう」の感覚の積み重ねで、たしかなものや正しい解はひとつも混ざってないかもしれない。

……はー、こっわ。

一生懸命ここまで頑張ってきたつもりなんだけどなあ。
常識とマナーからはみ出さないように、はじかれたり浮いたりしないように、できればちょっと好かれるように。最初からこういう人間だったわけじゃなくて、矯正してきたんだよ。精いっぱい。

無茶ぶりや差し込みの仕事やとつぜんの前言撤回にも笑顔で対応したり、あー同意を欲しがってるなーという視線を感じたら「うんうん、わかる~」と毒にも薬にもならない合いの手を入れたり、本当は気持ちの浮き沈みが死ぬほど激しいけど少しくらい落ち込んでも「子どもの頃より全然マシだな」と古い記憶をひっぱり出してきて相対的に今の方が大丈夫と言い聞かせて精神を落ち着かせたり。

それらはもしや、要らない努力だったのかしら。

理不尽なことをされたら、そりゃないよと主張したり、いま立て込んでますんでーと断ったり、自分はそうは思いません!と空気を読まずに発言したり、しんどいときはカジュアルに泣き言を言ったりした方が、長い目で見たらよかったのかもしれない。くさいものに蓋をするように、一時的に我慢することで問題の根本を覆い隠していたのかもしれない。

退職にあたって業務の引継ぎをしているときに、「ごめんね気づいてあげられなくて」と上司に真正面から謝られて、つい先日上司になったばかりのあなたには何の落ち度もなく、それ以前にもういっぱいいっぱいだったんですよ、だけどそれをひた隠しにしてニコニコ笑い続けていてごめんなさいって凄まじい罪悪感が湧いてきた。だけどさすがに言葉にできなくて、こちらこそすみません、、って頭を下げるばかりだった。

次からはちゃんと、あれ?おかしいなと思ったら声を上げよう。なんとなく我慢して場を取り繕おうとしたりしないで。自分が我慢すれば丸くおさまるとか間違っても考えないで。そうやってぶつかることも必要なことだから。なにより私自身が同じ轍を踏まないために。

土星がうお座入りしてから、今まで自分が努力してやってきたことって何だったんだろ。という思いが頭から離れない。ずっと考えている。
それはね、見直しの時期がきたってことなんよ。。。と占星術脳のもうひとりの私が呼びかける。
土星は決して理不尽な試練を仕掛けたりしない。必要な時に必要な点検をし、地盤を強固なものにしてくれる。逃げずにきちんと向き合えば、これまで以上の安定を手に入れることができる。

同じうお座でも感じ方や影響は人それぞれなので、私はこんな感じだよ、とか、別の太陽星座だけどこんな感じだよ、とか、ぜひ土星について共有いただけたら嬉しいです。

悩んでいるときは孤独だけど、孤独な人の集合体なんだよ地球は。
(急にでかいスケール感!)

おわり



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