行き先は風が知っている<鑑定のご感想>

こんばんは、宮益坂ナズナです。
今日8月21日(金)は吉祥寺マチャムマチャムの鑑定日です、12時~17時まで座っておりますので鑑定希望の方はお気軽にお問合わせください。
世の中はまだまだコロナ感染の終息が見通せない状況ですので、吉祥寺まで来るのが難しい方はメール鑑定をご利用ください。お問合せは下記までお願いします。
nazunazaka#gmail.com  ←#を@に変えてください

大きな社会のうねりの中で、仕事が飛んだり減ったり、苦しい思いをされている方がたくさんいらっしゃると思います。急速に変わってゆく世の中でどう対応していったらいいのか、悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。「あたらしい生活」を本当の意味で受け入れて前へ進んでいく、そこまでの時間は個人差があるでしょう。焦ることはないと思います。

さいきん小学生の娘が読んでいる「ざんねんないきもの事典」には、生命の進化の歴史と、それがどんなにけわしい道のりかが序章に書かれています。これまで地球に誕生した生物の99.9%は、すでに絶滅してしまったとも。どれほど繁栄を誇っていても、環境がガラリと変わればとたんに滅びてしまうのです。そしてこんなことが書いてあります。

生き残れるかどうかは、もはや運しだいなのです。

あまりに身も蓋もないド直球な言葉に、「ああそうだった、我々人間もしょせん地球に暮らす生き物のひとつだ」という現実にぶち当たります。ウイルスが感染拡大したらこんな事態になるなんて思いもしなかった、けど人類はこれまで何度もこんな危機に見舞われてきたのですね。
ウイルスの拡大により、これまでと同じ働き方や暮らし方ができなくなってしまったのなら、それに合わせて自分が変わっていくしかない。他人から「ざんねん」といわれようがなんだろうが、生きて生きて生き延びることは何よりも尊いのです。

「今までと同じがいいんです。同じことしかできません」
鑑定の現場でこう言われると、どうしてもシビアなことを言わざるを得なくなります。変わらないものなんてないから。
「今のままではもうダメだと思う。変わりたいんです、どうしたらいいですか」
こういう球を投げてきてくれたら、こちらも使える知識を総動員して占います。一番大事なのはお客様自身の前向きな強い意志です。

先日、対面鑑定を受けられたI様より、鑑定のご感想をいただきましたのでご紹介いたします。

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コロナの影響もあって仕事で雇い止めに合い、今後に不安を感じたため、知り合いの方の紹介で急遽ナズナさんにお世話になりました。

西洋占星術では、自分でも受け入れがたい理不尽な事が起きている現実でありますが、やはり占い的にも試練が起きるタイミングと知り、少し気持ちが落ち着きました。

タロットでは、自分の希望ではない進路の方が好転のような兆しがあり、普通であれば受け入れがたいのですが、ナズナさんにポジティブな言葉をたくさんいただき、未来に明るい兆しを感じる事ができました。

ナズナさんからのアドバイスを無駄にしないよう、自分でよく考えて前に進んでいこうと思います。ありがとうございました。

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土星は試練とひとくちに言い切れない星です。今後何年にも渡って安全を保障するための「定期点検」、ポジティブにとらえるならそんな感じです。いや渦中はつらいですけどね、つらいですよ(いろいろ思い出してお腹痛い…)。でも、土星から逃げずに向き合って精進すれば、一皮剥けた自分になれるのです。これは間違いなくなれます。

I様は過去を振り返らずに未来を見据えてどう手を打つべきか考えることのできる、生きるエネルギーに満ちている方です。自分が思っていたのとは違う未来でも、明るい光を放ちながら進んでいかれることをお祈りしております。

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「ざんねんないきもの事典」の続きです。
ざんねんな能力の持ち主として、クモがこんなふうに紹介されています。

風の強い日、子どもたちはおしりを空に向け、糸を出します。風が糸をとらえると、空に向かって風船のように飛んでいきますが、こうなってしまったら、どこに連れていかれるのかわかりません。(中略)
いい風に乗った幸運なクモだけが、新天地にたどり着けるのです。

クモは親元を離れるとき、どこに飛んでいくかわからないままに旅立つんですねえ。すごい。
ふと、この間読んだ西川貴教さんのインタビューを思い出しました。西川さんも若い頃たくさん風を浴びていましたね(笑)。こんなに多方面に活躍される方になるとは思っていませんでした。強い風には積極的にさらされるスタイルを目指して行きたいですね。

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