四国一周旅行(2話目)
皆様こんにちはサカナです。前回予告した通りこの記事からは実際の旅行内容についてお話します。もし四国に行くことを検討しているボッチで車のない学生がいましたら面白いかもしれません。
本日の旅程はこちら
この日は前日東京発の夜行バスでアクセスし、高速鳴門バスストップというところで下車しました。※サンライズで高松までアクセスした方は高松駅から特急うずしおという列車と鳴門線に乗り、鳴門駅までアクセスする必要があります。
ナルトの渦潮
ナルトといえば忍者!!
彼すごいですよね。最初のほうは手裏剣投げるのがやっとだったのにいつの間にか平気で空飛んでるし。額当ては葉っぱが由来なんですよ!?!?!?!?
のナルトではありません。徳島県鳴門市にある大きな渦潮のお話です。
鳴門駅からバスで20分ほど行ったところに鳴門観光港というバス停があります(徳島駅からもバスが出てます)。
バス停を降りて目の前に「うずしお観潮船」という船の港があります。この船を運営してる鳴門観光汽船(株)さんはホームページで潮が出来る時間を公開しています。
船から見える景色がこんな感じ。
大型船と小型船があり、今回は大型船に乗船しました。
ここで大型船と小型船それぞれのメリットについてご紹介。
大型船のメリットは
➀揺れにくいこと
②椅子が多く足腰の弱い人も安心して乗れること
③予約がいらないこと
一方で小型船のメリットは
➀小型船は小回りが利き素早く移動できる
②水中に窓を用意しているため、水中からも渦潮を見ることが出来る。
③船が小さいから渦が近く迫力あり!!。
と、それぞれに特徴があります。おそらく船酔いが大丈夫でスリル好きな方は小型船のほうが楽しめると思います。
小型船のみ予約が必須という事なので、行く際は気を付けてください。
面白いことにこれ航空写真でもバッチリ写るんですよね。それくらい派手なものです。
愛媛県・松山まで列車旅
鳴門駅にもどり、ここから先は四国西の都・松山を目指します。
写真は鳴門駅の全体像とホーム。これでも立派な鳴門のターミナル駅。高校生で車内は賑わっていました。
因みになんですが都会の人間どもよ、自動改札って当たり前にあると思ってません????ないんですよ。四国には高松駅と高知駅以外に自動改札は一切ありません。また、ICカードも香川県のごく一部のみです。ゲンキンハナイケド、スイカデイケバイイヤアなんてぬるいこと考えてると即死しますのでご注意ください。
予讃線は景色めっちゃいいぞ。
鳴門駅からローカル線に乗り池谷駅or勝瑞駅へ移動(どっちかに特急がとまります)。そこから以下の特急
・特急うずしお(徳島⇔高松)、高徳線
・特急いしずち(高松⇔松山)、予讃線
の2本の特急を乗り継いで松山に向かいます。当然ですが松山駅にも自動改札はありません。まじで駅員さんが切符切ってます。
ここでちょっと車窓と車内の紹介。
予讃線の特急は途中多度津という駅を出て少し進んだあたりから進行方向右側に海が広がります。
この時私は体調が微妙でコーラ飲んでましたが今なら確実にビールで優勝していますね。
実は日本トップクラスのJR四国の特急(オタトーク)
マッッジで本題関係ないんでこのチャプターは読み飛ばして大丈夫です。
JR四国の特急は多くの車両に制御付振り子装置or車体傾斜装置というものを採用しています。ざっくり言うとカーブに差し掛かるときに自分の車体を内側に傾けることで高速で曲がることが出来るんです。
皆さんも自転車乗ってて曲がるとき車体を若干内側に傾けますよね???たぶんそれと同じ話だとおもいます。
これで車体を2~5度程度傾けるだけで本来時速90kmでしか通れないようなカーブを時速120kmで駆け抜けることが出来るんです。スゴイ!!
JR四国は2000年頃にこの技術を日本で最初に実戦導入しました。日本各地の鉄道関係者が視察に来るほどだったそうです。今ではJR北海道の特急や新幹線など多くの会社で使われています。
つまりこの技術のおかげでで日本各地の鉄道は大幅なスピードアップができたんです。凄いですね。
路面電車なのにSLが走ってる....???
本題に戻ります。松山市には路面電車がありますがそこに汽車があるんです。
それがこちら
アラヤダカワイイイイイイイイイ!!!!これが普通に道路上走ってるのが割と草。
この汽車は坊ちゃん列車と呼ばれています。昔は石炭を使って走ってたそうですが一回運行休止になり、その後はディーゼルカーとして再開発し運転しているそうです。
一回の乗車に追加料金がかかりますが乗っててすごく楽しいので乗る価値はかなりあります。
※今はコロナウイルスの影響により運休・減便があるそうで行くときは気を付けてください。
松山城を観光する予定のある人は坊ちゃん列車と松山城を見るために必要ないろんな切符がセットになったものがお得に売られているので気になる方はこちらから。
松山城へのアクセス
路面電車に揺られて約20分程で松山城の最寄り駅、大街道駅に到着します。
大街道と読んで字のごとくここには商店街が広がり、大きな賑わいを見せています。ここを通って松山城にアクセスるのですが、途中リフトかロープウェイを使って軽く山登りをします。景色がいいのとスキーで乗り慣れてるので今回はリフトに乗りました。
こんな感じ、めっっちゃゆっくり動きます。スキーだったらリフトの遅さに訴訟を起こしてますが、今回は景色を見るのが目的なんで寧ろ遅くてgood。
松山市街もよう見える見える。聞くところによると夜景も大変おきれいだそうです。
城!!!
城の解説はガチでやろうとすると長くなるので写真だけで失礼します。
道後温泉
せっかく来たんだし温泉入っていきたいですよね。愛媛県は中心部から路面電車で少し行ったところに道後温泉という温泉があります。「温泉総選挙2016」の女子旅部門で1位を獲得する程度には人気です。要はクッソ人気です。
路面電車を降りると、先ず商店街を横断。お土産なんかもたくさん売っていてうまく作られてるなあという感じがします。
そのあと温泉のある建物にたどり着きます。下の写真は道後温泉の本館。
他に別館で「飛鳥乃湯泉」と「道後温泉椿の湯」という建物もあるそうです。湯着物着てる人めっちゃ多かったけどどこで着替えてるんだろう....?
温泉は一番安い神の湯という温泉が400円とめっちゃ安くなっています。今回利用したのはもちろん神の湯。
温泉ではありますが銭湯間隔でしょうか。軽装の人が多かったんで地元民に愛されてるんでしょうね。めっちゃ勝手な感想なんだけど、神なのにランク1番下なんだな、、、?
石鹸なんですがミカン石鹸というものが一個50円で売られています。これで体をこするとミカンのいい香りがします。ですが、石鹸が割とでかいので使い切れなかった石鹸が割と洗い場に放置されていました!!石鹸なんだからそれ使えばいい説。(これ道後温泉の人に言ったら怒られるやつかな)
という事でこの日は松山のカプセルホテルに宿泊して終わりました。
次の記事では高知、大歩危あたりの紹介をしていきます。読んでくださりありがとうございました!!
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