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不定愁訴とBスポット療法

メンタルの不調と不定愁訴に長く悩んでいましたが、寛解してきた記録です。

今回はBスポット療法(EAT・上咽頭擦過療法)と呼ばれる治療を受けたことについて。

Bスポット療法は塩化亜鉛という薬を上咽頭に塗る治療方法で、新型コロナの後遺症の治療として一時期注目もされました。
耳鼻科で受けることができますが、やっている病院はそんなに多くないのが現状です。

私が治療を受けたきっかけは首の痛みと、めまい、頭の重さ、喉の痛みに困っている時、偶然ネットで見かけて購入した書籍でした。
「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」堀田 修

主に肩から上の、病院に行ってもなかなか改善されない悩み(首肩こり、頭痛、喉の痛み等)はこの療法で改善すると力強く書かれていて、まずは行けそうな病院を探しました。
Bスポット治療 病院 で検索すると治療可能な医療機関一覧が出てくると思います。
藁にもすがる気持ちで電車を使って30分ほどかかる病院に行き、事情を説明するとまずファイバースコープを使って上咽頭のチェックがあり、炎症が確認されたので治療開始。
一般に言われるほど痛くはなかったのですが、その病院では鼻喉の二箇所からではなく、痛くない方だけの施術をしているとのことでした。
それでも家にたどり着くまで30分はずっと痛かった記憶があります。

見せてもらった綿棒?の先には出血が見られ、それから週に一回を8回通い、その後月2回を5、6回続けたと記憶しています。

結果はまず鼻の通りがとても良くなりました。
副鼻腔炎が改善され後鼻漏(鼻水が喉の方に流れてしまい、それによって喉が痛むそうです)が無くなり、喉の痛みが消滅。
頭痛肩こりはわずかに改善、ただし頭の重さは結構な軽減、めまいはあまり変わらずという結果でした。
ただ、めまいに関しては耳鼻科なので薬の処方や、どうしようもない時の注射などもあるというお話も聞けて、気持ち的には少し軽くなりました。
病は気からというのは、不安が強くなりがちな私にはよく当てはまります。

ついでにアレルギー鼻炎の症状が軽くなったのは嬉しかったです。

総合的には不定愁訴的な症状はかなり減ったという実感があります。

去年までは春のアレルギーの始まる頃からGWくらいまでは月一でアレルギー薬をもらいに行って、ついでにBスポットの治療も受けていたのですが、今年は遠いのでどうしようかと悩み中です。

合う合わないはあるようですが、試す価値はある治療法だと私は思います。


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