思ひ出 のはなし

はじめに

季節はすっかり 梅雨まっさかり となりました。
水辺ではカエルちゃんの大合唱が絶えることなく聞こえてきます。
喉枯れたりせんのかな・・・・?

まぁ、そんな話は置いといて
今回はメトちゃんの #すしすきーnote企画 に参加させて頂きたく
1か月の空白を経て 久々のnote とあい成りました。

読みづらさはご愛敬。素人なので生温かい目で流し読みしてくださいね。

ご挨拶が遅れました。
どうも。アタシです。
名前だけでも覚えてかえってください。

 稚魚のころ

ヒトでいうと小学生の低学年の頃。
アタシは、お友達数人と野山を走り回って
転げ回って、踊り明かして・・・
そんなワンパクな少年でしたの。

擦り傷くらいなら新しいのを毎日更新していましたわね。
連打F5。ってくらい更新してたわ。

いつも一緒に遊んでいたのが
T田君、H山君、O村君、アタシ。の4名。

イニシャルトークで「O村君」ってもはや意味ないわね・・・

まぁザリガニ釣ったり、空き地で野球したり
缶蹴りしたり、笹船流してみたり、ダンボール滑りしてみたり。
毎日泥だらけになっていたわ。

ある日

三方が住宅に囲まれた空き地で野球をやっていたの。
でも4人じゃない?
だから、バッター ピッチャー キャッチャー 審判(休憩)。
そういう役回りで球数でローテくんで遊んでたわけ。

思いっきり振って特大ホームラン打ちたかったけど
周りがお家だからそういうわけにもいかず
当たればOKみたいな「ちんまり」した球遊びをしていたわ。

でも仲間で一番野球が好きだったH山君はもう限界だったのね。

「思いっきり打ちたい」「いやダメだ・・・」
そんな葛藤を何度も繰り返したであろうH山君はフルスイング。

カキーーーーーーーン!!!!
アタシ達ポカーン。
数秒後ガシャーン!
その瞬間「ゴラーーーーーーッッ!!」

やっちまったよ。怒られる。連帯責任だ。
知らんオッサンにしこたま殴られる。
既にT田君は涙目。アタシだって泣きたいわ。

男の子

クソデカため息しかでないので
みんなして俯いていたら

H山君「オレ、行ってくる」
「打ったのオレだし、オレが悪い。だから一人で行ってくる」

(H山くん震えてるやん・・・ここは一緒にいってあげんとかわいs・・・)
O村君「そうだな。じゃあ頼んだ。あれオレのボールだからよろしく。」
(判断がはやい)

そんなこんなで一人きり、なんの援護もなくH山君は怒られに行きました。

H山君を待っている時間がとても長く感じたのは今でも覚えているわ。

きっと泣いて戻ってくるであろうH山君をどう慰めようか・・・
学校に連絡されて先生にも親にも怒られるのだろうか・・・
今日の夕飯はなんだろうか・・・

そんなことを考えながらH山君の帰りをまっていたの。

登場

どのくらいかなんて覚えてないけれど
ついにH山君が帰還したわ。

知らんオッサン連れて

「?????」
率直な反応がこれよ。
え?誰?どういうこと?

オッサンは僕らの顔を見るなりまずビンタ。そして

「友達一人に全部押し付けておまえらは一体なんなんだ!!
 この子も嫌なのに無理やり行かされた。って言うし!
 そういう卑怯な真似が俺は一番嫌いなんだ!!」

「嫌がるH山君に謝罪の役目を無理やり押し付けた悪ガキども」
そういう感じになってるのが不思議で
H山君の方をチラ見したらアタシと目が合った瞬間に
舌をペロッとだしてはにかんだのよ。
そうね。テヘペロね。
人生で初テヘペロされた思い出でもあるわね。

(これやられたn・・・)
そう思った矢先2回目のビンタ。
キーーーンってなった耳には聞こえなかったオッサンの捨て台詞。
泣いているT田君。立ち尽くすH山君。
真っ赤な夕焼け。五時のチャイム。
忘れられないわね。

まとめ

もちろん帰ってから親に。
翌日、学校では先生たちに。
一生分くらい叱られたのはご想像の通りよ。

中学校まではよくつるんで遊んでいたけれど
成長と共に関係性も変化していって
いつか自然に会わなくなってしまったわね。

でも、会えないから友達じゃない。とか
いつも会うから仲良くないといけないとか。
そういうのはないとアタシは思うの。

あの3人に会ったらそれそれ言いたいことがやっぱりあるもの。

T田君。相変わらず泣き虫なの?
H山君。ちょっとテヘペロしてくれる?
O村君。キミはイニシャルトークに向いてないよ。

ってね。

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