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【TGF2021】スポンサー賞発表に寄せて

おはこんにちばんは! 富井サカナです。
ティラノゲームフェス2021のスポンサー賞が発表されました。

事前には3月予定というアナウンスだったと思うので、
個人的にはもっと遅いタイミングを予想していましたし、
平日に公式イベントというのも珍しいので意外と早くて驚きました!

ちょっと本記事の順番は悩んだのですが、
脈絡一切関係なく読んでほしい順に並べてみました。
ご興味あるところだけでもどうぞ!!

1.スポンサー賞の性質について

公式の見解・説明が直ぐに見つかりませんでしたが、
「スポンサーの主観・基準で贈りたいゲームに好きに贈る」
というのがスポンサー賞の本質だと私は認識しています。
それ以上でもそれ以下でもないものだと思います。
ゲームの良し悪しで選んだり、一番刺さった作品に贈ったり、
これらはスポンサーが個々人で判断することになっています。

また、公式の授賞があった昨年までのちょっとした慣習?として、
公式から授賞されるような作品は避けるという風潮も一部で感じます。
スポンサーの方は割と善良な方が多いようで、
・光の当たっていない面白いゲームに光を当てたい!
・他のスポンサーと被らないように選びたい!
というマインドがある方もそれなりにいらっしゃって、
有名作やスポンサー賞をもらえそうな作品は敢えて避ける
という動きになることも多々あると感じています。

スポンサー賞はそういった性質のものですので、
受賞したらそれは素晴らしいことであるとは思いますが、
受賞しなかったことには何の意味も感じる必要はありません。
作品が誰かのオンリーワンでなかったわけでも、
作品が誰かのナンバーワンでなかったわけでもないです。

スポンサー賞を今一度眺めた上で、
自分の作品だけでなく自分が素晴らしいと思った作品を探してください。
あの名作、あの良作の名前がないことに驚くと思います。
というか私はアレもコレもない、と非常に驚きました。
やっぱりスポンサー賞とはそういうものなのだと感じています。

逆に素晴らしい作品に集中していたりするケースも多発し、
とにかく偶発性というかバラツキが大きいものだなぁ、と。



2.スポンサー賞の変質について

スポンサー賞は数だけ見るとある程度たくさんあることから、
TGF2020までの佳作に似たような役割を与えられた感があります。

佳作とは、
運営が特に優れていると感じられた一部作品のうち、
グランプリ、準グランプリ、部門賞に該当しないもの

を指します。

TGF2020では投稿作545作品のうち、
部門賞までが40作品に対して佳作は115作品に贈られておりました。
佳作が存在していた昨年までは一生懸命作ったゲームが佳作を逃した
というショックを受ける作者の方たちをそれなりに目にしました。

とはいえ少なくとも私の目に見える範囲においては、
去年まではスポンサー賞がもらえなかったことで落ち込む人はおらず、
むしろ「賞」という枠組みの外のおまけのような位置付けでした。
今回、公式の授賞がなくなったことで、
その役割(グランプリや部門賞はおこがましいけど佳作レベルだよね)
をスポンサー賞が担わされてしまったような気がしないでもないです。

公式授賞をやめた時の雰囲気から勝手に憶測するに、
スポンサー賞もなくなる可能性を孕んでいる気がします。
(運営資金確保のためになくす判断もしにくい気もしますが)

やはりスポンサー賞は公式の賞があってこその、
プラスアルファのおまけというのが適切な存在だと感じた次第です。
私は少しでもガチ勢が評価を受けやすい場の方が好ましいと思うので、
負担が尋常じゃない問題は残りますが公式授賞は復活してほしいですね。
(個人的な趣味として公式の表彰のチョイスへの納得感が大きいですし)


と、最後はうっかりいつもの個人的な意見を挟んでしまいましたが、
フェスに作品を登録した方はアンケートで思いを直接伝えましょう。
表彰がフェスの雰囲気と照らしてそもそもそぐわないと感じる方、
表彰はあっても良いけど審査基準に納得感がないと感じる方、
いろんな意見があるかと思いますが伝えないと伝わりませんので!

いち制作者・プレーヤーの私とは見えている景色が違い過ぎるので、
運営としてすべてを見渡している運営様の判断に気持ち良く従います!
(意見を表明している時点で気持ち良くないと言われるとぐうの音)

現状までのところ運営様のスタンスと見識と判断は100%信頼しています。
公式授賞がなくても少なくとも次回は必ず参加するっす!



3.公式からの重要な情報について

①次回の開催が恐らく決定?
エンディングページではなくツイートなので見過ごしそうになりましたが、
また次回フェスで会いましょう!のコメントが!!
公式発信ですので、(次はいつか分かりませんが)なんてことはないはず!
会いましょう会いましょう!絶対に会いましょう!皆さんも是非!!


②公式発表の数字がとんでもない

参加作528、コメント8545、総ファンアート702、応援回数21,234

とのことです。いやちょっととんでもない。特に応援回数。
参加作以外の数字は恐らく過去最高だと思われます。
公式授賞がなくなった影響は時期的に次回以降に出てくるとは思いますが、
交流メインで数字が伸びるであろうこれらの数字に影響はなさそうです。


③冒頭のコメントに一安心

開発者同士の交流・ファンアート・コメント投稿なども活発でした。
その熱量から伝搬していく形で多くのゲーム実況や新規ユーザーの流入につながり、フェス期間のアクセス数は常に過去最高を記録することができました。

上記のコメントには物凄く、とても安心しました。
ノベコレは制作者同士の交流が盛んすぎて内輪感が強くなり、
プレーヤーの流入を妨げるレベルなのではないかと危惧していたからです。
(昨年の大量感想投稿で今の空気を作ってしまった一人の自覚があるため)

個人的にはサイトのアクセス数が増えることこそ正義と思っているので、
(DLとプレイの総数をより重視したいのでイコールではないですが)
データを把握している運営様からの上記コメントは非常に安心しました。
希望的仮説として自分が考えていた通りそうでほっとしました。



4.改めて御礼

タイミングを読み違えたので凄く微妙なタイミングになりましたが、
上記で関係者の皆様へのお礼を述べさせて頂きました。
ただ全方面への感謝の気持ちを書き連ねているだけの内容ではありますが、
このフェスがあってこそ充実した気持ちでフェス期間中は過ごせましたし、
参加者が私一人でも何一つ面白くないので関係者全員に感謝しております。



5.スポンサー賞(×3)を贈りました!

今回は完全に好み一本(三本?いや、すっぽん?)で決めました。
どの作品も素晴らしいゲームなので未プレイ作があれば是非遊んで下さい!

スポンサー賞の基準を「総合満足度」で決めようか、
「完全に好みだけ」で決めようかということはずっと迷っていました。
好みで選ぶならこれかなーという作品3つはフェスの序盤くらいから
暫定で置いた3作がずーっと変わらずにそのまま終盤に突入しました。
(混同仮面と穴の中ともう1作)

終盤でプレイした「玉虫色のIMPRESSION」は感情の好き!よりも、
理性の好き!が強い作品で、最終的に暫定の1作と入れ替えました。
悩んでいたもう1つの方は結果的にスポンサー賞が別途贈られていたので、
カブり回避的な意味合いとしてもこちらを選んで良かったと感じました。

なお今回のフェスでは自分としては明確にこれがNo.1という作品があり、
その作品をきちんと目立たせたい気持ちもあり、
残りの候補作をある程度遊んだらTGF2021おススメ決定版記事を書きます!

スポンサー賞は1つしか贈れませんが、推しゲーは沢山推すべし!
推し情報は百利あって一害なし!
推されなくてもマイナスを感じる必要一切なし!の精神で常に動いてます。
既に色々と見受けられますが、皆さんの推しゲー情報もお待ちしてます!!



6.スポンサー賞を頂きました!

大人気な有名作だから『修学旅行』もスポンサー賞はないかな、ふふん
なんて気持ちでエンディングページを眺めていたら、
意外なことにスポンサー賞を頂いていました!!

昨年のエレベーターでは正直ちょっと期待していましたが(もらえず)、
今回はもらえなくて当然の境地だったので嬉しい以上に驚きました!

SUZUIさんより『思い出』とのことで凝縮したメッセージを頂きました!

遊ぶことで自分だけの思い出を作ってくれる作品。 ゲームを遊ぶ人への愛がたくさん詰まっていました。

自分が超長文気質なので、逆にこのシンプルなコメントが嬉しい!!

ちなみにSUZUIさんからは以下の超絶激カワファンアートも頂いています。
突然死したら火葬の時に一緒に燃やしてもらえるように刷っておこうっと。


SUZUIさんにどうして『修学旅行』をそんなに気に入って頂いたのか、
物凄くミステリーな気分ではありますが、本当にありがとうございます!



7.おわりに

というわけで書く予定のない記事をつらつら書いてしまいましたが、
泣いても笑ってもTGF2021は正真正銘フィナーレを迎えてしまいました。

今日はうっかり制作に時間を充てられませんでしたが、
明日からまたTGF2022(であることを願う)に向けて頑張りまーす。

また会いましたね!の方とも、初めまして!の方とも、
次なるお祭りの場でまた再開できることを願っております!!



以上、富井サカナでした。

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