3914 JIG-SAW 第3四半期決算 ~研究開発費用の会計内包~

JIG-SAWの最新四半期決算が出ました

自分は投資余力がないので1単元のみの保有での決算またぎに挑戦。


今回の決算ピーク、どうやら好決算の銘柄は素直に高騰してくれる地合のようで、いつものような無慈悲な値下がりは少ないようです。(米大統領選を越え、恐怖指数が落ち着いてる模様)

JIG-SAWに関しても好決算からの一層の高騰を期待していたのですが、株探の決算速報を見た際に落胆してしまいました。


JIGSAW、1-9月期(3Q累計)経常が15%減益で着地・7-9月期も41%減益


ああ、値下がるかぁ。

しかたない。PTSの売値を考えよう一旦はやめに手じまいや。。。


そう思い決算短信に目を通しました。


するとどうしたものか。

そんなに悪くないじゃん!!!



確かに前年同期比に比べると値は減っているのですが、当社の計画通り、月額課金売上は2億7千万の純増。

月額課金売上はすこぶる順調。




ではなぜ利益が減少??

コロナの影響はないとはっきり記載があります


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売上 2億9000万 UP

売上原価が 1億 UP

販売費及び一般管理費 2億2000万 UP

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一般管理費はどうやら研究開発費用が内包されており、そのため利益額を引き下げる形となったっぽい。

下記こんな記載も。

研究開発のため札幌にあるコントロールセンター(サービス拠点)を来春追加開設(従来面積の2.5倍に拡大)

IoT機器の自動制御システム開発のためみたいです。



売上原価の比率が伸びてるのも影響。

前同期 27.7% → 今期 29.1%

高効率化、コストカットに力を入れる時期になればこちらは何とでもなるかも。



これ。売上自体は毎回増加していってるので、売上原価と研究開発が安定し出したらえげつない増益になるのではないだろうか。。。



継続保有で、余力増えたらもう1単元ほしいかもしれない。





ー本日学んだ重要点ー

研究開発費用は一般管理費or当期製造費用として処理される

(会計基準として、新製品の計画・設計、既存製品の著しい改良等のために発生する費用にあたるため、一般的に原価性がないと考えられ一般管理費に計上される)


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