2022朝日杯フューチュリティステークス 予想

こんにちは。こんばんは。お疲れ様です。
先日、有馬記念の指定席抽選で見事に落選して、楽しみが1つなくなってしまったさかむけです。皆さんは当選しましたでしょうか?

有馬記念の抽選はハズレてしまいましたが、当日の馬券はしっかり的中したいですね。でもその前に、朝日杯フューチュリティステークスがあるので、ここで勝って波に乗った状態で有馬記念に臨みたいと思います。

コース特徴からのアプローチ

先週の「阪神ジュベナイルフィリーズ」と同じく1600m芝の外回りコースで行われます。特徴としては、「右回り」「4コーナーまでは勾配がほぼない」「3コーナーから直線半ばまでは緩やかな下り坂」「直線は356.5mと短め」「ゴール直前に上り坂」等が挙げられます。

4コーナー辺りでペースが上がりやすいため、スタートからハイペースの場合は前が潰れて差し有利、スローの場合は前にいた馬は余力を残してペースアップの勢いに乗ることができるため、垂れにくくなります。

土曜日の傾向

まずは、前日の土曜の傾向から。
阪神で行われた芝のレースは全部で5レースあったので、簡単にまとめてみました。

5R(1200m)雨・良
・ミドルペース
・上がり最速(34.8)の馬が1着、上がり3位(35.3)の馬が2着
・逃げ馬が3着
・直線はさほど荒れていない内が伸びる

7R(1400m)雨・良
・ハイペース
・上がり最速(35.2)の馬が1着、上がり2位(35.3)の馬が3着
・逃げ馬が2着
・直線はまだ内が伸びる

10R(1600m)雨・稍重
・ミドルペース
・上がり最速(34.0)の馬が3着、上がり2位(35.4)の馬が2着
・道中2番手、3番手の馬が1着、2着
・直線はやや外の方が伸びる

11R(1200m)雨・稍重
・ハイペース
・上がり1、2、3位の馬は着外
・道中2番手、3番手の馬が2着、1着
・中団より前の馬が上位好走

12R(1800m)雨・稍重
・ミドルペース
・上がり2位(34.1)の馬が1着、上がり3位(34.3)の馬が2着
・道中6番手より後ろにつけていた馬が上位独占
・直線はやや外の方が伸びる

5レースを総合的に見ると

・短距離ほど前で残りやすい
・上がりの使える馬は抑えておく
・明日の馬場が土曜と同じくらいなら直線ではやや外目有利

◆枠順別成績
<内枠・外枠>
1~4枠(5-3-2-21)、勝率16.1%、連対率25.8%、複勝率47.6%
・5~8枠(1-3-2-33)、勝率2.5%、連対率10.2%、複勝率17.9%


<枠順別>
1枠(1-2-2-3)、勝率12.5%、連対率37.5%、複勝率62.5%
2枠(1-0-0-6)、勝率14.2%、連対率14.2%、複勝率14.2%
3枠(2-1-0-5)、勝率25%、連対率37.5%、複勝率37.5%
4枠(1-0-0-7)、勝率12.5%、連対率12.5%、複勝率12.5%
5枠(1-0-0-8)、勝率11.1%、連対率11.1%、複勝率11.1%
6枠(0-1-0-8)、勝率0%、連対率11.1%、複勝率11.1%
7枠(0-0-2-8)、勝率0%、連対率0%、複勝率20%
8枠(0-2-0-9)、勝率0%、連対率18.1%、複勝率18.1%


前日の傾向では内枠の成績が良く、中でも1枠がかなり優秀です。
馬場状態にもよりますが、先行馬でも差し馬でも上がりを使って差せる馬ほど期待値が高くなりそうです。

展開予想

2014年より開催地が中山から阪神に変わったため、過去8年間を振り返ってみます。

過去8年中4回がハイペース、3回がスローペース、1回がミドルペースでの決着となりました。今回の出走馬を見てみると、逃げ馬候補がオールパルフェ、グラニット、スズカダブルの3頭。

比較をすると、テンの速さはグラニットが一番ですが、オールパルフェは過去3走ともすべて逃げの戦法を取っています。そのため、おそらく今回もハナを切りたいはずです。

上記の逃げ馬候補のオールパルフェとスズカダブルは、逃げるならスローペースで逃げるのがベスト。しかし、スローでそのまま行けるとは考えにくく、仮に遅いままであれば痺れを切らした馬がマクリを決めて、ペースを乱してくるでしょう。

グラニットが逃げる場合は、前回と同様に大逃げの可能性もあります。今回は鞍上が変わるため何とも言えないですが、大逃げであればハイペースになることは間違いなしです。よって今回はハイペースの展開になり、タフな先行馬・差し馬優勢と予想します。

予想印

ここまでの予想等を加味して今回は

◎ドルチェモア
○ダノンタッチダウン
▲レイべリング
△バグラダス
△オオバンブルマイ
△グラニット
☆ニシノベストワン

この7頭で勝負します。
続いて、予想印の見解を下記に記載します。

◎ドルチェモア

前走のサウジアラビアRCでは2番手でロスなく走り、直線に入ったところで逃げていたグラニットと10馬身ほど離れていたが、上がり最速(33.4)の脚で捉えて差し切り勝ち。

前々走の新馬戦では、札幌1500mを逃げて後続と3馬身離して快勝。器用な立ち回りができるため、どの状況下でも走れるポテンシャルがあるはず。

また、調教も良く動いており、枠も土曜の傾向で最も良かった1枠(2番)で絶好のポジションに入ってくれたのはさらに加点したいポイント。今回はこの馬を軸に考えていきます。

○ダノンタッチダウン

前走のデイリー杯2歳Sでは、最後方から追走し、直線に入ってから上がり33.2の鬼脚で大外から猛追して1/2馬身差の2着。スローペースで内目前目が有利だったにもかかわらず、真逆の条件でここまで伸びてきたのは大きく評価したいところ。

前々走の新馬戦では、中団に位置して直線で大外ぶん回しからの上がり最速の脚を使って1着。同世代の中でここまでの末脚を出せる馬はダノンタッチダウンだけではないかと思うくらい、レベルが高いと感じます。

枠もこの馬にとってはちょうど良さそうな12番。今回の展開的にもきっと好走してくれると信じて、ドルチェモアに次ぐ対抗評価とします。

▲レイべリング

前走の新馬戦では中団につけて追走し、直線に入ってからジワジワと伸びて差し切り、後続と0.6秒離して1着。ローテーションと走りっぷりから、先週の阪神JFで2着に好走したシンリョクカを彷彿とさせます。

今回のレース展開からもハイペースが予想され、差し馬にとっては追い風に。枠が割と外寄りですが、外から差すことを考えれば許容範囲です。新馬戦上がりで関東馬なのが気掛かりではありますが、調教も悪くないですし、展開が向くことを踏まえて3番手評価としました。

△バグラダス

前走は東京1400m1勝クラスをロスなく好位で走って1着。レースっぷりは難なく走った感があり、正直高く評価し兼ねる内容でした。しかし、2着のティニアと距離が変わらないままゴールしており、このままもう少し走っていても差が縮まらないくらい胆力がある馬じゃないかと感じています。

そして今回、吉田隼人騎手に乗り替わりになったことで、馬場を読んで上手くレースを運べる点がさらにプラスになります。馬の状態も良さそうなので、入着はあってもおかしくないと踏んで相手の一頭目に選びました。

△オオバンブルマイ

前走の京王杯2歳Sでは、4番手の好位につけて追走。直線に入って残り300m付近のところで前が空かず、外に出して伸びて1着と粘り強い勝ちを見せました。

新馬戦ではロスなく道中を進み、さほど荒れていない最内をすんなり通って1着と、評価は上げづらい内容だったものの、2レースともスタートが良いため、今回のレースでもスタートからの位置取りは上手くできるんじゃないかと感じました。

多頭数での競馬も経験しており、位置取りも良く、枠も近年好走の4枠、ルメール騎手に乗り替わりと、きっとチャンスはあってもおかしくないはず。今回の相手候補に入れておきます。

△グラニット

前走のサウジアラビアRCでは好スタートから大逃げを計り爆走。ドルチェモアに差されたものの2着に粘りました。また、3着以降に2馬身半を離してゴールしていたため力自体はあると推測します。

3走前の福島1800mでは、ロスはなかったものの、そこそこ起伏のあるコースを逃げて後続と0.5秒差の1着。まだ余裕を感じさせる強い内容の競馬に見えました。

今回のレース展開的に、この馬はどこまで通用するかというところが課題ではあるものの、逃げ馬の中では最もポテンシャルがあると感じたのと、調教もまずまずで絶好枠に入ったため、最後の相手として候補に入れました。

☆ニシノベストワン

前走は阪神1600mの未勝利戦。好スタートから中団まで下げて追走し、直線では上がり最速33.7の脚で1着でゴール。しかし、直線に入ってから前にいた馬が横によろけて隣の馬が不利を受けてまたよろけ、ぽっかりと前が空いたところを走れたので、ある意味ラッキーパンチともいえる内容でした。

前々走の阪神1400m未勝利戦では、伸びにくい内を通ってジリジリと伸びて3着と、悪くない感じ。

スタートはどちらかといえば良い方なので、コース取りと展開が向けば一発あってもおかしくないはずです。今回の大穴のロマンはこの馬に託したいと思います。


以上7頭が今回の見解となります。

人気のオールパルフェは、前走はロスなく伸びる内を通れて無理なく勝てた、逃げ馬の割にそこまでテンが速くない、グラニットと比べて妙味がないなどを加味して割引きにしました。

あと、今回は8枠の馬を買い目に入れていません。理由としては、朝日杯の過去の成績を見ても8枠は不振、土曜の傾向でも振るわない成績、同コースだった先週の阪神JFでも人気馬関係なく8枠が総崩れとなかなかの不安材料。悩みましたがきっぱりと7枠までで腹を括りました。


買い目は……何事もなければ◎○の3連単2頭軸マルチで勝負したいと思います。

いつもは中穴くらいの着地を見越して予想していますが、今回は◎○▲まで1~3人気と本命予想になってしまいました(笑)

ヒモで荒れたらありがたいですが、とりあえず的中することを祈るまでです。


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