2023愛知杯 予想
こんにちは。こんばんは。お疲れ様です。さかむけです。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします。
さて、今年最初のnote予想は愛知杯からスタートです。例年中荒れ~大荒れ傾向のあるレースですが、特に荒れた2013年では、12番人気-14番人気-13番人気の決着になり、3連単は471万円……とんでもなく恐ろしい配当になりました。
今週末は全国でも雨予報が出ているので、重馬場になる可能性も念頭に入れて馬券の取り逃しのないように予想を進めていきます。
コース特徴からのアプローチ
愛知杯は中京競馬場の芝2000mで行われます。特徴としては「左回り」「スタート地点が坂の途中」「3コーナーから4コーナーにかけてスパイラルカーブ(ゆるやかな3コーナーのカーブから入り、角度がキツい4コーナーのカーブを曲がる)」「直線は412.5m」「直線の中ほどから高低差2mの急坂」等が挙げられます。
今回着目したいポイントは、「スタート地点が坂の途中」と「3コーナーから4コーナーにかけてスパイラルカーブ」という部分。前者は出足が悪い馬の場合はここで余計に力を使ってしまうため、坂道にも負けないパワーがある馬を見極めていきたいところ。
後者は道中にあるスパイラルカーブ自体、人馬ともにテクニックを要するコースのため、中京成績の良い騎手や中京コースを得意とする馬であれば純粋にプラスと捉えて良さそう。
そして、今回は天候が良くないはずなので、雨の影響で内側の芝が荒れている可能性が高いです。コース取りがよほど上手くいかない限り、極端な内枠の馬にとってはマイナスポイントになると言えます。
展開予想
過去9年(2015年は開催中止)のうち、2回がハイペース、2回がミドルペース、5回がスローペースの展開でした。今回のレースでは是が非でも逃げたいという馬はいないため、おそらく前年同様アイコンテーラーが逃げる形になりそうです。
ペースは速くならずスローペースでの競馬になり、最後は直線での決め脚勝負になると推測します。
予想印
ここまでの予想等を加味して今回は
◎マリアエレーナ
○サンテローズ
▲ルビーカサブランカ
△エリカヴィータ
△アブレイズ
△ルージュエヴァイユ
☆ビジン
この7頭で勝負します。続いて、予想印の見解です。
◎マリアエレーナ
前走の天皇賞・秋では、パンサラッサの作った超ハイペースの展開で1着と0.7秒差の7着で、牝馬の中では最先着の結果。去年の愛知杯ではスローペースの中で道中3~5番手につけて2着に粘り込み、僅差の末脚鋭い馬達にも負けないパワフルな競馬を見せてくれました。
今回は前日からの雨予報もあり、開催当日は恐らく重馬場。この馬にとって雨や渋った馬場は苦にせず、先行して競馬をするならむしろ好都合だと考えられます。
今回のレースで負担最重量である56.5kgを背負っている点が多少気にはなるものの、地力は他馬と比べても頭一つ抜けている存在といっても過言ではありません。
恐らくなるであろうスローな展開も追い風になると感じたので、今回の本命馬としました。
○サンテローズ
前走阪神で行われたリステッド競走のアンドロメダSでは、後方から2番手で追走。外目有利の展開だったが、内側を通り直線では上がり2位の脚で1着と0.3秒差の4着。直線で外に出せていられれば着内に入っていたかと思われます。
中京で行われた前々走の関ケ原Sでは位置取り良く走り、外目から抜け出して1着。終いの脚は若干の余裕すら感じられるような内容でした。
この馬の中京コースの成績は(3-0-0-1)で、鞍上が福永騎手であれば(2-0-0-0)と安定感抜群。今回も福永騎手が手綱を持つため、プラス材料の一つになります。
雨天の場合が気になるところですが、ハーツクライ産駒のこの馬と馬場を読むのが上手い福永騎手であれば、きっと良い勝負をしてくれるはずです。期待を込めて今回のレースの2番手評価としました。
▲ルビーカサブランカ
前走阪神2000mで行われたチャレンジCでは、ハイペースの展開で中団につけて直線を最内で通り、2着に好走。前々走重馬場で行われたエリザベス女王杯ではスタートからの位置取りが悪く、終始不利な内を通り、直線も外に回った馬に敵わず8着。かなり不利な状況だったため、このレースは度外視として考えます。
この馬は去年の愛知杯を勝っていますが、中京コースはかなり得意で、(2-1-1-1)と複勝率は80%。しかも去年の愛知杯以降、1年振りの中京コース参戦のため、久々ではあるものの好走する可能性は高いはずです。
多少馬場が渋る分には問題はなさそうですが、雨が降っている状態の競馬では1度も着内に来ていない点だけマイナス要素としてあるため、頭の片隅に置いておくと良さそうです。
今回はプラス要素の方が多く感じられたため、3番手評価で印を打ちました。
△エリカヴィータ
前走のターコイズSではハイペースの展開で後方に控えたものの、直線で他の馬より上手く伸びて来られず1着と0.3秒差の9着。
近走は凡走続きですが、4走前のフローラSでは4番手の好位につけて直線でしぶとく伸びて1着と良い成績も残しています。
この馬は右回りコースでは(0-0-0-3)と真価が発揮できておらず、左回りの場合は(2-0-0-1)と向き不向きがはっきり。
他馬と比べるとキレキレな脚は持っていませんが、先行して粘っこく競馬ができればこの馬にも分があるため、今回の展開や持ち味を加味して相手の1番手に評価しました。
△アブレイズ
前走のターコイズSでは差し・外枠に展開が向いていたにもかかわらず、4番手で先行して1着と0.2秒差の4着に好走。
この馬の走りやすい距離は恐らく1600m~1800mだと思われるものの、今回は雨予報で重馬場想定。先行脚質のこの馬なら展開次第では着内に入る可能性も十分考えられます。
今回初騎乗の荻野騎手も好転する材料と捉えて、今回の相手に含めていきます。
△ルージュエヴァイユ
前走は3勝クラスのユートピアSでは中団に控えて、直線で一気に伸びて1着。前々走の2勝クラスの山中湖特別では後方2番手で追走し、直線で外目から伸びて1着と、連勝して今回のレースまで来ています。
過去にはローズS5着、オークス6着とまずまずの成績を残していますが、今回は初輸送、初中京コース、初重馬場(想定)と初めて尽くしのレースになるため不安材料が多く感じられます。
展開によりますが、末脚自体は今回出走する馬の中でもトップクラス。万が一の保険も兼ねて最後の相手に指名しておきます。
☆ビジン
ここしばらくはダートで走り負け続き。重馬場だった4走前のダート1700mで1着になったものの、他の馬とは明らかに参戦経路が異なります。
しかし去年2月に中京のダート1800mで1着と好走し、中京コースの回り方は経験済み。
一見するとダートからの参戦で即軽視とも思えますが、今回この馬はメンバー最軽量の50kg斤量。しかも、過去に愛知杯で2度(2013年:12番人気1着、2020年:11番人気3着)大穴の馬を引っ張ってきている酒井騎手が騎乗します。
格上の挑戦になることは確実ですが、天候・展開・脚質がピッタリ噛み合えば着内に来る可能性はあると考えられるため、今回の大穴一発候補に指名しました。
以上7頭が今回の見解となります。
今回人気の一角でもあるアートハウスはローズSでは1着だったものの、かなり展開に恵まれていた点が見受けられます。また、今回のレースでなるであろうスローの展開を苦手とし、悪天候も向かないと判断し、印は打ちませんでした。
また、馬場が渋ってしっかり雨が降っていれば相手の候補に逃げ・先行馬のアイコンテーラーを追加したいと思っています。
当日の状況も確認してみて買い目は決めたいと考えていますが、現状では指名した印の馬の3連複BOXと、◎○から3連単2頭軸ながしのマルチを検討しています。
余談ですが、当日の馬体重が-10kg以上の馬は過去9年で馬券に絡んでいないという共通点もありますので、馬体重が出たら馬券購入の前にしっかりチェックしておくと良いかもしれません。
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