2022エリザベス女王杯 予想
こんにちは。こんばんは。お疲れ様です。さかむけです。
中1週空けてまたG1レースが開催されるということで、私もワクワクしながらキーボードを叩いております。
さて今回のレースは、秋の牝馬限定G1の「エリザベス女王杯」。3歳馬と古馬が激突するこのレース、去年は10番人気のアカイイトが切れ味鋭い脚で差して勝利し、3連単は100円→339万円という大波乱の結果となりました。
今年もあらゆるレースで勝ち上がってきた牝馬が集まりましたが、開催地の阪神競馬場はどうやら当日雨予報のよう・・・。道悪に対応できる馬を探すのが馬券勝利へのカギの1つといえそうです。
コース特徴からのアプローチ
今回開催のエリザベス女王杯は、2年前より京都競馬場から振替で開催されている阪神芝2200mのコース。特徴としては、「右回り」「内回りコースを一周」「スタートして約200m地点とゴール前の直線、合わせて2ヵ所に上り坂」「3コーナーから直線半ばまでは緩やかな下り坂」「直線は356.5mと短め」等が挙げられ、下り坂の部分からでスパートをかける馬が多くなる傾向が多く、切れ味よりも持続力のある馬を選ぶ方が良さそうです。
土曜日の傾向
まずは、前日の土曜の傾向から。
短距離はペースも大きく変わりやすいため、1600m以上の芝コース4つ(3R:芝2000m、5R:芝1600m、9R:芝2000m、11R:芝1600m)をカウントし、簡単にまとめてみました。
・4コーナーまでに6番手以内につけていた馬が4レースすべてで馬券内
・4レース中2レースが逃げ馬の勝利
・上がり最速の馬は4レース中3頭馬券内
・1~4枠(1-2-3-11)、勝率5.8%、連対率17.6%、複勝率35.2%
・5~8枠(3-2-1-20)、勝率11.5%、連対率19.2%、複勝率23.0%
・1枠(0-1-1-2)、2枠(0-1-0-3)、4枠(1-0-2-1)、6枠(1-0-0-3)、7枠(0-2-0-2)8枠(2-0-1-0)で3枠と5枠は一頭も絡んでいない
当日は雨予想なので、より内側が荒れて外枠有利になるのではないかと考えられます。
展開予想
レース展開ですが、ローザノワールがまずハナを主張して先手を取り、ウインキートス、ウインマリリン、クリノプレミアム、スタニングローズ、マジカルラグーン辺りが好位に。続いてアンドヴァラナウト、ジェラルディーナ、デアリングタクト、ピンハイ、イズジョーノキセキ、テルツェット辺りが中団に位置し、ナミュール、ルビーカサブランカ、ホウオウエミーズ、アカイイト、ライラックが後方で待機と予想。
ペースはローザノワールが握れる状況になりやすいため比較的スローめになるかと推測します。
予想印
ここまでの予想等を踏まえて今回は
◎デアリングタクト
○アンドヴァラナウト
▲ウインマイティー
△ジェラルディーナ
△スタニングローズ
△イズジョーノキセキ
☆アカイイト
この7頭で勝負します。
続いて、予想印の見解を下記に記載します。
◎デアリングタクト
前走のオールカマーでは、道中内にいた馬が有利だった中で直線を外に回してきて前まで届かず6着と、ロスした部分を考えるとここは仕方ない結果。前々走の宝塚記念では、タイトルホルダーとパンサラッサの作りだしたハイペースの中で外を走って3着に入り、デアリングタクトらしい強い一面を見せた。今回の展開的に、キレキレの差し馬というより粘れるタフな馬の方が合いそうで、雨が降ったとしてもこの馬にとってマイナス要素となるとは考えにくいため今回の本命としました。
○アンドヴァラナウト
前走の府中牝馬ステークスでは、道中内で走り続け、直線でも前が空いてスムーズに進めて3着と展開の利が大きい結果だった。しかし、3走前の阪神牝馬ステークスや5走前の秋華賞のように、前で粘って走り切る競馬をこの馬は得意としており、なおかつ最後の直線に坂があっても問題なく進めることができる馬でもある。今回はイギリスのトップジョッキー、R.ムーア騎手が騎乗するとのことなので手腕にも期待したいところ。展開的にも馬の脚質的にも旨味はあるので対抗に指名しました。
▲ウインマイティー
前走の京都大賞典では直線が詰まってしまっていたものの、馬群を縫うように進んでいき3着と評価できる内容だった。前々走のマーメイドステークスでは3番手の好位につけて早めに仕掛けて1着と違う強さも伺えた。脚質としてキレる脚は持っていないものの、今回の展開的にはむしろ好都合な印象なので、中団・前目で粘って好走してほしい。評価は3番手にしました。
△ジェラルディーナ
前走のオールカマーでは内枠の方からロスなく進み直線もしっかり伸びて1着と展開の利があった。重馬場の経験はまだないものの、速い上がりはどんな時でも使える印象。気性面に難があるため評価が難しかったが、大外枠を引いてゲート入りも最後なので心配は最小限に。道中の具合にもよるが、掛からずに上がりを使って直線でしっかり伸びて来られれば着内に入ってもおかしくないため4番手評価に。
△スタニングローズ
前走の秋華賞では、思いの外スローな流れでレースが進み道中から粘って1着と展開が味方しての勝利だった。また、この馬の当初の目標は秋華賞で、それが終わってからの今回のレースという流れだが、調教も悪くなく体調面は問題なさそう。渋った馬場の経験はないが、レース運び的にも重めの馬場の方でも合うので、今回の相手の一頭として評価しておきたい。
△イズジョーノキセキ
前走の府中牝馬ステークスでは、道中でロスなく脚を溜めて直線に入って前が空いたところをしっかり伸び切ってソダシを交わして1着。強い競馬ではあったが、展開に恵まれていたのも否めない。また、去年のエリザベス女王杯では僅差の5着と道中のロスや展開に恵まれていたら、さらに上位に食い込んでいてもおかしくない内容だった。今回のレース展開がどこまでこの馬に向くかにもよるが、軽視は禁物の一頭といえる。
☆アカイイト
前走は府中牝馬ステークスで10着ではあったものの、内側有利の展開で外々を回って競馬をしていたため、さほどマイナス要素にはならない内容。5ヶ月の休養明けでもあったので、今回の叩きと考えれば素直に頷ける。去年の同レースの覇者でもあるが、リピーターレースとはいえ去年は展開が差し馬に向き過ぎていた。今回は展開が変わるとみているため、評価は控えめだが、馬場が渋って外有利になった際に展開が向いて一発あってもおかしくないため、穴候補として押さえておきたい。
以上7頭が今回の見解となります。
人気のナミュールは、スタニングローズと同じく秋華賞を目標に仕上げられており、状態や今回のレース展開、脚質を考えると他馬に見劣りを感じたため割引きに。
そして11年ぶりの海外馬参戦となったマジカルラグーンは、愛オークス1着をはじめヨーロッパで活躍している馬だが、今回のレースの舞台は日本。さすがに土俵が違うはず。例えば同じ芝2400mのタイムで見ても、今年スターズオンアースが勝ったオークスのタイムが2:23.9に対して、愛オークスを勝ったマジカルラグーンのタイムは2:34.0。ペース等はあるものの、10秒の差はもはや走る条件が違うと見た方が良いため、割引きとします。
買い方は◎から3連単軸一頭マルチで流すか、○を含めた二頭軸マルチで行きたいと思いますが悩みますね・・・。
今回はいつもより少し力を入れて予想したので、何より当たってくれることを強く願います!
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