コロナ禍の日本出張2021 【後編】

12月に投稿した一時帰国活動報告の続編です。

日本に入国後14日間は極力外出を控えるよう求められました。(飲食物の買い物、運動等は認められてます。) 待機期間中は毎日の体調、1日に数回位置情報を送信するようスマホに通知が入りますが通知に気づかなかったり、寝ていてる事もしばしば・・・

今回の帰国中、出身地である福島県郡山市で出張工房をやらせていただきました。10日ほどの郡山滞在でしたが、仕事のみではなく住んでいた当時の友人・知人、恩師と会う機会が多くあり時間が足りないほど。声をかけていただいた仕事全てに対応する時間を確保できなかった事は次回への課題です。

郡山を離れて30年近く経ち、街並みが大きく変化している事に驚かされました。環状線が延伸、商業施設が増え、新しくできた駅もあり・・・当時、私も10代でしたからね。街角に見慣れぬオブジェがちらほらありましたが、全てベンチ、音楽都市ならではですよね。

ヴァイオリンのベンチ
琵琶のベンチ
パイプオルガン?のベンチ

そしてイメージキャラクターがくとくんもマスクで感染症対策をしておりました。

都内ではご縁があって青山学院大学高等部弦楽アンサンブル同好会の部員の皆さんに楽器メンテナンスセミナーをしました。限られた時間でしたので、自分の弾いている楽器の状態を把握してもらう事に重きを置いて説明。今後演奏する時、自分の楽器のコンディションについて少しでも知識を持ってもらえたらと。

青山学院大学高等部弦楽アンサンブル同好会のみなさん
熱心に話をきいてくれました

日本の高校生、控えめだなという印象はありますが、イタリアの食事事情など本題からそれつつも盛り上がりもありました。伝える事は楽器以外の内容でも良いのかなと感じた時間です。

滞在の後半はいつも慌ただしくなってしまうのですが、コロナ禍とあってもう一つの任務、日本出発前のPCR検査。フライト前日、恒例の鼻咽頭に綿棒を入れられます。もう慣れてしまって検査に抵抗を感じなくなりましたが、この日常いつまで続くのでしょうか。

さて、早くも次の帰国が迫ってきました。

日本滞在中、2月11日(金)〜20日(日)宮地楽器小金井店でヴィオラ & チェロフェアが開催されます。期間中12(土)のイベント「知っているようで知らないチェロの常識」で向山大祐先生と対談させていただきます。お電話、またはWEBよりご予約下さい。
宮地楽器小金井店 TEL:042-385-5585
(↓画像をクリックするとイベントページへ飛びます)


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