ポケットティッシュが出てきた話
2024年8月13日
本日火曜日。毎週火曜は渋谷に行って2つの番組を担当している。今日もいつものとおり玄関を出ようとしてドアを開けるとふと白い物体が目に入った。あれっ、何だろう? 手に取ってみると、、、ポケットティッシュだ!
透明なビニールに包まれた白いティッシュを裏返すと9日に貰った天凡9月ワンマンのQRコードが付いたティッシュ。どうしてこのティッシュがここに落ちているんだろう? いや、落ちているというより置かれている。ドアを開けると目につくようドアの近くの壁際にぴったりくっつけて置かれていた。
時間が無いので取り敢えずティッシュを玄関の中に保管しカギを締め駅へと向かった。ティッシュのおかげで頭の中は9日に戻る。9日夜には代々木LODGEで対バンライブ「HangOut‼」があって、4組のアーティストは出演順に、RISANO、Rons week、all at once、天才凡人。このティッシュは天才凡人さんの物販テーブルで貰ったものだ。だからさらっとこの夜のライブのことを書いておこう。
RISANOさんは名前も顔も声もこのライブで初めて知った人。ステージを降りるとすごく小柄で、でもステージでの声はパンチがあってMCもとてもポジティブな人だった。何事も良いように考える。悩んだり後ろ向きなことは考えない。歌を届けるお仕事でそういうポジな考えを伝えられるのって世の中に貢献してるなって思いながら聞いてた。ポジをどんどん広めてほしい。
https://open.spotify.com/intl-ja/artist/4YE73G5NbvyrWCUKMN9NJY?si=K4nZvdjoSbmEQvLBrbIkow
Rons weekさんは渋ラジ特番に2度出演済みで、このnoteで声も聴ける。タイプは明の陽! 番組でも話していたけどキーボードとギター演奏というパターンを一旦置いて最近は歌とダンスが中心のライブ。可愛く軽快に客席を惹きこみ盛り上げていた2人だった。
https://open.spotify.com/intl-ja/artist/3AwowDfzJAnychsiR765Nd?si=mHVCt-3iScu4slrn9qIYBg
渋谷でFind Rons week|「渋谷のラジオ」 (note.com)
天凡RonsのFind渋谷遊戯|「渋谷のラジオ」 (note.com)
all at onceさんはコナン曲でデビューしたハイトーンボイスと癒し系のツインボーカル男性二人組。楽曲制作者に亀田誠治さん、天凡MiNEさんやSHIMADAさんの名前が並ぶ。倉木麻衣さんの声も出てくる。ライブでの生の歌声も配信以上に魅力的だった。コナンのメロディは聴き馴染みがあった。「23:59」は天凡提供曲。メロディもほんと好き。この日作り手の前で初めて歌ったそうだ。良い楽曲を良い声で歌ってくれると単に2倍じゃなく数倍よく聴こえる。
https://open.spotify.com/intl-ja/artist/48BElNPYehUg03qOO3puCo?si=uuQoyYIWTT2BchJx05fT7g
ラストに出てきたのは天才凡人の3人。LODGEの定員は200人くらいで同場所6月のワンマン(土曜昼)はぎっしりだったけど今回は平日ということもあって観客の入りも半分くらいで客席がすっきりしている。ステージに出てきたMiNEさんとHyonnさんが客席を煽ってみたものの客席の反応は薄く、MiNEさんが「もういっかい出からやり直す」と楽屋に戻ってしまい、ワンテンポ置いて再登場、再度客席を煽ったけどさっきの1.5倍くらいでまだまだ盛り上がりには欠けている。ライブというのはステージと客席の相乗効果であり、互いに乗せ合わないと盛り上がりは生まれない。解る!!
で、どうしたかっていうと、そこに脚立を持つマネージャさんが現れた。客席の中央に置いて、MINEさんとHyonnさんがステージを降りてて、脚立の両足にひとりずつ乗っかった。MiNEさんのポケットからはあられの小袋とワンマン用のアー写のティッシュ。脚立の場所は私の目の前だった。
私が近づいたわけではなく私の直ぐ目の前に脚立が立てられそこにふたりが上ったから私の目前何の障害物もなくMiNEさんが居て、おもわず手を出した私の掌にあられの袋が乗っかった。私の隣にはRonsファンの男性が居て彼はあられとティッシュを受け取った。その人は最初私にティッシュどうですか?と聞いてくれたけどその後の天凡ライブですっかり虜になりティッシュは持って帰ると言っていた。あられの袋にもサイン貰おうかなとも。そして天凡さんの物販を購入。衝撃のライブだったようで撃ち抜かれていた。
ちなみに脚立の上で歌ったのは「WAY WAY」だった。いつもステージでこの曲が流れたらSHIMADAさんが主役みたいなところがあるのにこの日だけはみんなが脚立に注目していてステージでウェイウェイやってるSHIMADAさんはなんだか取り残されていた感があった。初めてステージが淋しいWAYWAYを見た。1曲終わりで脚立のふたりはステージに戻って行き下で支えていたマネージャーさんも脚立と共に帰っていった。脚立って耐荷重量80kgくらいじゃないのかな。両人ケガもなく脚立もご無事で何よりだった。https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DZ06evO0Vm7cz?si=41102d9549f74731
天才凡人の渋谷遊戯〜全力アタック〜|「渋谷のラジオ」 (note.com)
天才凡人の渋谷遊戯〜脱力チルタイム〜|「渋谷のラジオ」 (note.com)
天凡RonsのFind渋谷遊戯|「渋谷のラジオ」 (note.com)
私はこの年齢だから今まで多くのアーティストを観てきたけど脚立で歌った人は初めてかも。機材(スピーカー)に乗っかって歌う人、客席に設置されたやぐらに乗る人。いちばんやってそうなのはサザンの桑田さん、20代の桑田さんはお茶目なやんちゃだった。40代くらいまではそうだった。ファンモンの加藤さんも暴れてた。星野源さんはステージのハマオカモトさんにマイクを預けてトイレへ行ってしまった。エレカシの宮本さんはスタイルも声もめちゃくちゃ良くて見惚れ聴き惚れた。幕張カウントダウンの木村カエラちゃんはTDLのミッキーキャップを被って歌ってたのがなんとも可愛かった。ACMF、高橋優くんはギターにトンボが止まったまま歌っていた。(秋田はトンボが飛び交う)。ゴールデンボンバーだけは出てきて音合わせするのかと思ったらいきなり本番ライブだった。KREVAさんは飛行場直近の会場で真横を飛行機が飛んでた時いっとき歌が止まってた。・・・などなど、いろんなアーティストライブを観て聴いてきて面白い場面をたくさん思い出す。9日の脚立に乗ったマイクパフォーマンスのMiNEさんもいつまでも忘れず憶えていそうだ。ステージ後の物販のところで脚立は出番の直前に思いついたって言ってたし、前回ワンマンも新宿からランニングしてきてそのままライブを始めてるし、天凡さんは発想が普通を超えている。そんな3人だ。
そういえば、今回のライブではこの前の特番で話してくれていた楽曲を二組とも歌ってくれていた。天凡さんは「WAY WAY」だし、Ronsさんは「WEEKDAYS」という楽曲。そんな気遣いはありがたく優しく感じる。
失くした物ってすごく惜しくなる。ティッシュがバッグに入ってないと気づいた時にバッグの中身を全部出してみたけど見つからず、最初はすごーく残念な気持ちになった。で、暫くして思ったのは「どこかで誰かが拾っててその人が気になってQRコードでライブのことを知ってライブのお客さんになってくれたら私が落としたことが何倍もの実になって返ってくる」というポジティブ思考。その時はそういうのを「ご縁」で「善き方向」に進むんだと考える。でも、今日のように思わぬ帰宅をしたティッシュを見たら「おかえり」「帰ってきたんだね」って迎えたい。傍から見たらたかがティッシュなんだけどね。何かすごく戻ってきた感があった。
1個のティッシュのおかげで渋谷に着くまでにいろんな思い出を振り返り、すごく楽しい時間を持てた。ACMFも行きたいんだけどロッキンのサザンラスト野外フェスも捨てがたい。秋田はもう飛行機もホテルも予約済みだし、にこりさんとも会いたいし捨てられない。誰か行ったらどんなだったか聞かせてほしい。私は秋田の映画館で!秋田でサザン!またひとつ新たな思い出ネタを作って帰る。
今日の夕焼けラジオは東急シアターオーブで21日から始まる「RENT」という舞台の話をしていたんだけど今日の私のTシャツは2017年のACMF由利本荘の物で、パーソナリティ島田さんが来ていたのは宇多田ヒカルライブTシャツだった。「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」というツアータイトルが白Tに白文字で入っている。こういう目立たず、でもファン同士なら絶対判るグッズが好きだ。目立つと街に着て出て行けない。普通っぽいのがいい。(そういえば宇多田ヒカルさんの綾鷹CMにちらっと渋ラジのラジ公シール貼った入口のガラス扉が映っている。CGだろうけど嬉しい)
「渋谷の夕焼けラジオ」はアーカイブも無い15分番組だけど自分の好きなテーマで話ができ私が選んだ楽曲を流すことができるありがたい番組で、聴いてくれる人にも何か1つでも「そうだったんだー!」っていう発見を届けられればいいなと思ってオンエアしている。
先週今週はダンスの話をしていて「フォークダンス」というのは元々国や地域の伝承されてきた踊りの意味があり、日本の運動会で子供たちが踊っている花笠音頭やソーラン節、夏祭りの盆踊りもフォークダンスの一種だということ、「ブレイクダンス」はパリオリンピックの競技になった「ブレイキン」と実は同じもの。正式名称はブレイキンの方で私たちが使っているブレイクダンスは1984年洋画公開の際考えられたタイトルの和製英語が広まったものだそうだ。調べると新たな発見があり面白い。来週は何を話そうか、どの曲を流そうか考えることが週末の私のささやかな楽しみになっている。
【火曜日、私の担当作業】
毎週火曜15:00~15:55 「渋谷商店部(中継作業担当)」
毎週火曜16:10~16:15 「渋谷の天気とお知らせ・交通情報」
毎週火曜16:15~16:30 「渋谷の夕焼けラジオ」⇐メッセージください!
番組を終えて帰りの電車の中でまたティッシュがどこから誰を通して我が家の玄関に戻ってきたのかをしつこく考えていた。
9日夜から13日のお昼までも私は何度かうちを出入りしていて、宅配業者も来て、子供たちも家族全員やって来ていて、多分廊下のお掃除の人も1回くらいはお掃除してくれている。子供たちなら天凡さんの顔は知ってるから私に落ちてたよと手渡してくれるはず。お掃除の人が気がついたらお掃除にはお水も使うからポーチ床面ではなく新聞受けの金具に置いてくれるだろう。ゴミだと思ったら持って帰って捨てるだろう。宅配さんだったらあんな丁寧な置き方はしてくれないだろうし台車に轢かれているかも。他の人が廊下で拾ったとしたら私とは結びつかないから置くとしてもみんなが通る廊下のどこかだろう。それよりなにより何度も出入りしてるんだからもっと早く自分で気づくだろう。どうして見つけたのが今日だったんだろう???
結局今もわからず。。。
以上、渋谷往復、電車の中で思ったあれこれで note の1頁を。
毎年、この時期、
7月末日から9月初日まで
いろんな事が起こる
コロナワクチンも
コロナ陽性になった時も
朦朧としていた8月だった
今年の8月は
左耳の聴力が半分になって
ディレクター作業がきわどい
昨日の花火も
今日のティッシュも
(お盆だしなぁー)
8月のいたずらか?!
9月には元気になっておかなければ!
元気 ≒ 健康 ≒ 心+頭+体
毎日聴くアーティストが違っていて
昨日はサザンオールスターズを ♪♬♫
今日はACMFに向け高橋優くんを ♪
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