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天才凡人『The Letters』8/2 eggman報告

作る、歌う、喋るの3要素を併せ持つ3人組ユニット「天才凡人」
ひょんな事から天才凡人という類い稀な3人組のユニットを知り、noteに書いていたら⤴⤴⤴私が担当するラジオに出てもらえることになり、番組の中で話してもらった「The Letters」アルバム曲を引っ提げての無料ワンマンライブにも出かけた。一言で言って期待を裏切らないライブ、終始楽しく賑やかで元気いっぱいのライブだった。よく世間で言われてる言葉を借りるなら「控えめに言って最高」そのものだった。
天才凡人ライブに行きたかったのに遠いから行けなかった、仕事とカチ合って行けなかった、体力足りずに行けなかった、いろんな事情があって渋谷に来られなかった人も多かっただろう。なので8月2日にeggmanに来ることができなかった人たちにも少しでもその時のことを知っていただきたく、私の憶えている範囲でだけど eggmanライブについてここに記しておきたいと思う。

まず3月末に遡るが、インスタライブでアルバムのデジタル配信とワンマンライブを行うことの告知があった。まだ時期は夏頃としか言及されず日程を聞いたのは5月。アルバム「The Letters」の発売が7月5日、そのアルバムを引っ提げてのワンマンライブが8月2日に渋谷eggmanで行われることが5月末のインスタライブで発表された。このワンマンは天才凡人初の無料ライブでドリンク代のみで入れるらしい。数百人入る会場での無料ライブ。ぎっしりになりそう、凄い景色になりそうな予感がした。

ライブの登録は6月6日からでオフィシャルサイトのライブ頁から登録でき、3人以上で申し込むと何か会場特典があると書かれていた。友達2人を探して一緒に申し込んで遊びに来てね、っていうことだろう。初めて天才凡人を観る人がこの日たくさん集まることになる。良い集客方法だと思った。

The Letters 7/5
渋谷eggman 8/2

渋谷eggmanは1981年オープンの老舗ライブハウス。こけらおとし(オープニングライブ)は彼の桑田バンド。私は当時東京に住んでなかったので憧れの場所でしかなかった。その後数々の有名バンドがステージに立ち、私も後年東京に引っ越してからは何度かライブに通っている。その場所に今回天才凡人さんが立つのが何とも嬉しく縁を感じる。絶対行かないといけない。

8月2日、無料ワンマンライブ当日、開場は18:00、開演は19:00で開場を待つ列はeggman前の前庭の周りをぐるぐると何周かしていた。私が知るライブハウスのライブよりスタッフの人数がかなり多く、整理番号順に案内、入場、物販とスムーズに人は会場へと流れて行った。道路から階段を降りたところでグッズ販売と整理券確認、更に階段を降りると会場に入れる。


販売2,000円ごとに天才凡人メンバーと写真が撮れる券を貰えるということで、私はTシャツとタオルとノートとステッカーを買い撮影券を4枚貰った。買ってはないけど後発のランダムポストカードは人気かもと後で思った。Tシャツは家で翌日から来ているけどしっかりした作り。洗濯もしたけどヨレヨレにならない適度な厚み。長めの半袖が体型をすっきり見せてくれる。シーリングスタンプのデザインもシンプルで外にも着て行きやすい。今はサイトの通販頁でも購入できるようになっていた。

3人で登録すると入場時に貰える会場特典はまさかの3人のサイン付きCDだった。生サイン?プリント? 天才凡人情報指令センターにさっき尋ねてみたらこれって生サインらしい。かなりの枚数だし凄く大変な作業だ。他では見ない心配り、しかも無料ライブなのに。。。
入場者に優しく嬉しい特典だと思う。帰宅後CDをBlu-rayデッキで再生するとデジタル配信中の「Love Letter」が入っていた。しかもいろんなタイプの機材に合うようにと同曲5仕様選べるようになっていた。音を大切にする天凡さんらしい。すごーくこまやか。

eggmanの会場は地下深くに在る。アーティストサインがいっぱい書かれてる壁に沿った階段を降りて入り口を通り会場に入った。eggmanの会場は床が2段に分かれていて後ろに居てもステージが見やすいようになっている。私たちは後方の段の前から2列目に立ってライブを観ることにした。開演までまだ40分くらいあるのでドリンク券をひとりずつ順にアルコールに変えライブのことを話しながら19時になるのを待った。
客席のど真ん中に黒い大きな柱がデンと居座っていて私はここにもたれてみんなから少し離れて観るのが好きだ。でも今日は満員だし少し離れてと言える距離感は無い。ぎっしり隙間なく観客が立っていた。柱の裏っ側はさすがに人が居なかった。良く見ると柱の上方に小さなテレビが1台取り付けられていた。会場に居るのにこのテレビを見続けるのはさすがにつらい。当然だけどその近辺は通路になっていて誰も居続けることは無かった。

ステージの前面には大きなスクリーンが天井から垂れその後ろにふたりが歌う立ち位置とD.J.SHIMADAの立ち位置テーブルが見える。天凡さんの曲が流れているように思うけど会場の賑わいに搔き消されてどの曲がかかっているかよくわからない。それくらい沢山の観客がぎっしり入っていてそれぞれが話をしていてガヤガヤ、昔のライブハウスの活気を思い出せるほどの密度になっていた。観客層は若い女性が多い。20代、30代、天凡さんよりも若い世代の人たち、特に女性が多かった。男性も若いカッコ良い人がポツポツ目立っている。ライブハウスっぽい。ほんとに久しぶりにこんな若い人たちがぎっしり集まるライブハウスに来ることができた。

時間が来て「Love Letter」のMVがスクリーンに現れ歌が聴こえたと思ったらスクリーンが上に上がりHyonnさんとMiNEさんが出現。そのまま「Love Letter」を歌い続けた。サングラスのMiNEさんが衣装も込みでめちゃくちゃカッコ良く見えて「カッコよ」って思わず口走ってしまった。Hyonnさんはこの日はよく見る半ズボンじゃなく黒地に茶色っぽいシャツと長パンツ。SHIMADAさんは多分好きなんだろうモノトーンシャツ。三人三様なのに何故か上手く調和とれてる3人だ。後ろからは見えなかったけどみんなが見やすいようにステージ上にスタンドを置いてその上で歌ってくれてたらしい。あの上でのあの動き、揺れるだろうに、結構な緊張感がある。ライブ中はこのスタンドの上で何度か歌いながら立ち位置を入れ替わっていた。

天才凡人『The Letters』ワンマンライブが始まった。4月のインスタライブから3か月以上経ち期待の上に期待が乗っかり、こういう時にはたいてい期待が膨らみ過ぎて当日になるとなんだかステージが萎んで見えてしまうっていうのが良くあるパターン。でもこの日は違ってた。期待と予測の更に上を行くパワーがステージの上を蠢いていた。
ライブの前に天才凡人情報指令センターさんに note を書いても良いか書かない方がよいかを尋ねていた。もし書くならセトリが欲しいし。その旨相談し、note を書く為にライブ後にセットリストを送っていただけることになった。6日に届いたセットリストを紹介しよう。セトリ、嬉しい。
7月5日発売、「粒曲揃い」(by SHIMADA)「捨て曲なし」(by MiNE)、天才凡人からの11通の手紙を集めたニューアルバムコンセプトのライブ。そのセットリストを!

8月2日(水)18:00開場 19:00開演 『The Letters』
M1 Love Letter(ライブオープニング)

  MV映像スクリーン上がって登場、ステージより更に1段高いスタンド
M2 Ring Ring
  判りやすい振付で観客全員がリンリンポーズ
M3 Mr.CLASSIC
M4 NON-FICTION
M5 5秒で忘れるラブソング

  SHIMADAさんこのアルバム推し曲
M6 KARAOKE番長
M7 ライブハラスメント
M8 WAY WAY

  全員が両手で「Y」を作って上下にWAYWAY
M9 HANGOVER
  
Hyonnさんが作ったお薦め曲
M10 ケモノ
  ファン人気が高い1曲
M11 夏物語
  デビューCDカップリング
M12 カセットテープ
  MiNEさんが方向性に苦労して何度も書き直し完成させた最高傑作
M13 オートクチュール
M14  こっから
M15  裏TOKYO
  
天才凡人の曲のイメージがここから都会っぽく変わった気がする
M16 生き継ぎ
  
「離れても大丈夫 届くくらいの花火きっと上げるよ」8月お薦め曲。
M17 Monologue

  Hyonnさんのこのアルバム推し曲
M18 BRAND NEW WORLD
  「
あっち―」の前の溜め時間が長くて大盛り上がり
M19 Love Letter(ライブエンディング)

  ラスト曲・今回のライブで撮影が許された部分

▼ 渋谷eggmanワンマン8/2 - YouTube  楽曲映像集めてみた
2023年8月2日、渋谷eggmanでの天才凡人ワンマンライブセットリスト(18曲+ラスト曲)を曲順に集めた映像集。会場に居る気持ちで聴いてください ♪ (ラストの1曲は最初と同じアルバム表題曲「Love Letter」)

今回天才凡人さんのライブに初めて行って最初からその勢いに圧倒された。声の迫力、動き、客席への呼びかけ、どれも凄いけどもっと基本の部分、歌唱力が半端なかった。CDの音源は調整ができる。音程もリズムも音量も今の技術では簡単に変わるから調整すればとんでもない歌唱力のCDができあがる。それは素晴らしいことだけどその歌唱を期待して生の歌を聴きに行くと期待した分寂しい気持ちで帰ることもある。なので初めて行く人のライブはいつもドキドキが伴う。逆にCD以上の生の歌を聴いてしまうとまたそのライブに行きたくなってしまう。今回はそっちだった。
帰り道で話していたことだけど今回のライブは音が爆発してると言うか、特に2曲くらい音が大きすぎて割れてずれて変になってて、なのにボーカルはまったくブレずに正確に歌ってくれてた。だから聴けた。音に引き摺られてなくてすごいよね、素人がそんな話をしながら帰りの駅に向かった。

曲は今回のセトリがそうだったのかもしれないけど賑やかで食いつきの良い曲が続いていてみんなが腕を伸ばしてステージに合わせ振りをつけていた。私たちも見様見真似で腕を振っていた。やはり参加型のライブは楽しい。特に序盤の ring ring が楽しかった。ステージと客席が一体化して気持ちも繋がるように思える。聴かせる曲も所々入っていてあっという間に終わってしまった。途中Hyonnさんの衣装替えなど笑いも交えながらの約90分19曲。楽しかったしもっと聴きたいとも思ったけどたくさん貰えた満腹感と同時に十分な満足感もあった。こんなに貰いっぱなしで無料でいいんだろうか。

衣装はカラオケ番長の辺りで一度Hyonnさんが裏に引っ込み、メイドカフェ風エプロンで現れる。会場が湧き「かわいいー」の声があちこちから飛んでHyonnさんは仮装は定番なんだと知った。それは毎回らしく、着替えた姿が不思議と似合って様になっている。その後最初とは別のイエロー系のシャツに変わって最後の物販Tシャツまで4変化。Hyonnさんは着替えが多く大変だけどその分会場を笑顔にできる。とても重要な役割を果たしてくれていた。
アンコールは3人がステージから降りて販売中のTシャツを着て再登場。
アルバムのメイン曲「Love Letter」で最後は締めくくり。曲中写真も動画も撮影OK、SNS拡散OK。みんなが一斉にスマホをステージに向けていた。

eggmanアンコール「Love Letter」

MiNEさんがライブについて話してくれる。登場の際のスクリーンが上がった時に会場の満員の観客を見て涙が出たらしい。ファンの人がMiNEさんは涙もろいとどこかで書いていた。本人も言ってるからそうなんだろう。純粋な人なんだろうと思う。コロナ禍ずっとライブがしたくてもできなかったり、できてもいつもなら来てくれる人がライブを用心の為に遠のけたり、どのアーティストにも言えることだけど歌うことすらまともにできない3年間だったと思う。私もライブハウスに入るのは3年以上ぶり。配信ライブに頼っていた。でもやはり配信で聴く歌は生のライブ音には劣る。配信は「みんながライブ最前列」と慰めるが会場全体を見渡し同じ空間を共有している生の会場の一体感は作れない。天凡さんたちも一瞬でそれを感じたのではないかと思う。会場でのコーレス、腕上げ、互いの相乗効果でより素晴らしいライブが完成することは揺るがない事実である。

最後に年内最後になるワンマンライブの告知もあった。次は11月7日(火)。予約はオフィシャルサイトの下記ライブ頁から。
▼ <ワンマン> 11/7(火) 代官山SPACE ODD 天才凡人ワンマンライブ『Genius or Ordinary』 | 天才凡人 オフィシャルサイト (tensaibonjin.jp)

▼ ライブ | 天才凡人 オフィシャルサイト (tensaibonjin.jp)
ライブをどんどん入れているようでライブ頁が賑わっている。やはり天才凡人はライブの世界の人たちだ。ライブをしている時がいちばんHighになっていちばん良い顔で居られるんだろう。YouTubeの確かどこかで「歌えるっていいな」って言っていた気がする。コロナで歌えなくなってた後だと思う。いちばんの天才凡人らしい3人はやはりライブ会場での3人で、たくさんの人が会場に足を向けてくれると彼らはたくさんライブができてより幸せになれる。
11月ワンマンの告知時に言っていた。無料ワンマンに来た人はチケットを買って有料ワンマンにも来てほしい。そうすれば次はツアーでみんなの所に会いに行ける、と。東京に住む人は恵まれているけど私も三重に住んでいる時には好きなアーティストに会いに行けなかった。来てくれる人を大切に思い近くに来てくれるアーティストのライブに行くような習慣ができていた。だから天凡さんもツアーでいろんな所に行ってたくさんの新しい人たちに歌声を届けてほしい。そしてハートを掴んで帰ってきてほしい。

SHIMADAさんは寡黙だった。今回は無料ライブだからと喋るのを拒否していた。だけど必要な時には必要な分をきちんと独自の言葉で語れる人だと知っている。有料ライブでそれを遺憾なく発揮してほしい。11月のトークを楽しみにする。今回喋らなかったのは高度なギャグだ。ちなみにWAYWAYの腕振りはSHIMADAさんがいちばんカッコ良いと思う。
Hyonnさんは次はどんな衣装に着替えてくれるのか、長いファンほど期待しているのではと思う。その期待に応えるべくこれからも新しいアイデアを生み続けてほしい。CDにあるskit歌詞はHyonnさん作だと知った。さすが関西人。さすがHyonnさん。
Mineさんは今更褒めても。。。ずっと3人の中心で交通整理している人。
あっ、登場時にMiNEさんの二の腕を見て驚いた。もっと華奢な人のイメージがあったけど実は腹筋割れてる人なのかも。あれだけ歌って体動かして喋ってまた歌って息キレてない秘密がここにあったか! 新たな発見だった。

ライブ最後に観客を背に撮ってくれた集合写真。「ケン、充電」ってやじられてたけど、ケンさん、この写真うまく撮れてる。客席もぎっしり入ってて良い写真。3人とケンさんとの関係も、良いスタッフであり良い弟分なのがちょっとしたやりとりで窺い知れる。私もラジオの件とか今回のライブや noteのこととか、たくさん気遣っていただいた。

閉演後の天才凡人幕

帰りの階段のところで3人との撮影会があって自分のスマホを出してスタッフさんがシャッターを押してくれてそのまま外に出るような流れになっていた。多分100人以上が列を作っていて順に写真を撮ってもらって外に出て行く。私たちも3人と3人、6人で撮ってもらった。後で見たらみんな笑顔で写っていてシャッターを押すスタッフさんの上手さにまず感心。そして毎回この笑顔を作れる天凡さんに感心。私たちはその場の空気でとても良い顔をしていた。ほんの数秒なのにこうやってずっと残る物があって凄いなと思う。私は今その写真をPCの背景として使っている。パソコン開くたびにこちらも笑顔になれるのでしばらくはこのままにしておこうと思っている。

ラジオ情報
8月はTBSラジオの月曜ミュージックセレクターで癒し系の話をするとのこと。午前3時から5時のオンエア。「8月、月曜担当:天才凡人」

天才凡人の渋谷遊戯~全力アタック~
素敵なタイトルまで考えて下さって感謝!
先月渋ラジに出てくれた時に「売れやんの、おかしい」って番組の中で言ってたけど、本当にどうしてなんだろうと思う。いや絶対売れるでしょって。
Hyonnさんの「がんばりましょ」って言う優しい物言いが耳に残っている。
みんなで種を蒔こう。みんなで伝えよう。そんな人が毎日少しずつでも増えていくといいなと思う。善い楽曲はどんどん世の中に浸透していくべきだ。

天才凡人様
素晴らしい楽曲をたくさん作ってたくさんの人に届けてください。
武道館に連れて行ってくれる日を楽しみに待ちます。(すぎもと)

ここまで読んでくださった方へ
録音もメモも取ってないので思い出せることをつらつらと書いてます。記憶違いや私が忘れていることでこんなのもあったよと判る人はコメント欄に追記してください。記事を加筆編集もできます。ライブに行けた人、行きたかった人も感想を記してください。3月に知ってまだ5か月足らずの天凡ファンなので皆さんの助言やサポートが大変助かります。お待ちしています。
次のワンマンも行きます。よろしくお願いします。

読んでいただきありがとうございました。最後にプレゼントを 🎁
天才凡人情報指令センターからセットリストと一緒に送っていただいたeggmanライブ開演前の緊張した面持ちの3人の写真。閉演後の撮影会の笑顔とずいぶん違ってるなー。大事な大事なステージの前の貴重な1枚です。

eggmanライブ開演前の1枚


この note は天才凡人情報指令センター(敬称略)のご承諾ご協力を得て作りました。ありがとうございました。

■ 報告 ■
何本か天才凡人さん関係の記事を書いたので note のマガジンというシステムを使い纏めてみました。お時間ある方は読んでください。
渋谷遊戯の番組の中でMiNEさんが「種を蒔いて行こうよ」って泣いてた (ギャグです)のでマガジンタイトルはそれに!
また何か書きたくなったら足していきます。
天才凡人種蒔きマガジン|すぎもとかよこ|note

▼ FM87.6MHz 渋谷のラジオ2023.07.12放送
天才凡人の渋谷遊戯~全力アタック~https://note.com/shiburadi/n/n0ab2066502a3




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