■2016年10月2日(日)

久々の早朝渋谷。20分前に着いたらボランティア一番乗りだった。

10分近く近辺をぶらぶらし、スタジオの裏手に回る。パソコンに向かって仕事中の嵯峨さんに声を掛け、中に入らせてもらった。今日集まるのは木、金、日曜担当の人たちだ。10数名居る。1人1人と挨拶するが一度に名前が覚えきれない。若い人が多かった。

全員が揃ったところで研修始まりの挨拶。人数が多いので、木+日曜、金曜の2班に分かれた。まずは木・日班がスタジオでの卓操作に入り、金曜班は控室でディレクター業務の手順を教わったり渋ラジ内の場所説明や挨拶やゲストとの応対方法などの確認、出た質問への回答などをしてもらった。

私は金曜班なので嵯峨さんの説明やみんなからの質問への回答を聞いていた。嵯峨さんは説明会にも進行役だった人で見るからに優しそうな人。卓の操作の練習が1人ずつの為時間が掛かるようでこちら側はいろんな話が聞けたし、メンバー間での自己紹介や話し合いもできた。この時間があったことが良かったと後々思う。

卓は難しい。卓と皆が呼んでいる物はディレクター席の前にどーんと置かれた機械だ。正確には何というのかよく分からないが沢山のスイッチやレバーが縦横に並んでいる。それを動かして各々のマイクのスイッチをオンオフしたり、レバーは音量を大きくしたり絞ったりできる。

またレコードやCDのプレーヤーとも繋がっていて、番組のジングルや楽曲を流したりもできる。説明するのも難しい、自分が動かすのはきっともっと難しいんだろう。思わず後ずさりしてしまいそうになる。

初めての機械、生放送の為マイクの音が全てオンエアされてしまうこと、無音が20秒続くと ♪HELP が流れ放送事故になること。色んなことを考えていると余計に卓の前での操作が訳わからなくなってくる。

見て慣れること、繰り返し見て覚えること、とにかく触ってみること、それしかないと思いながら理解乏しいまま2時間の研修時間が過ぎ解散になった。1人ずつ卓の前に座ったが1度ではどうにも覚えきれない。

まるっきり解からなかった。何を見たかも憶えていない。劣等生の気持ち。

不安だなーと思いながらヒカリエをぐるぐる、こんな時に沢山買い物をしてしまうのはどうしてだろう。どこかモヤモヤしててスッキリできることが買い物だったんだ、そう思いながら家に向かった。

なんだかんだ言っても5日後には金曜日が来る。 落ち着け~自分。




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