■2017年5月26日(金)

ボランティア34日目。

娘とその娘が帰り80日ぶりに独りの暮らしに戻った。帰りを待つ人が居ないのは寂しいけど、どれだけ遅くなっても平気という気軽さはある。今日からまた3つのオンエア頑張って行こう!

スタジオに行くと月曜担当のめぐちゃんが居た。先週も来てくれていたが、これから毎週大学の合い間にお手伝いをしてくれるらしい。どうやら坂下さんのお仕事のサポートのようだ。スナックの時間には学校があるので帰らねばならないらしく、私の3番組担当はなかなか減らない。誰か探すか、体力をつけるか、崖っぷちの選択なら諦めて体力づくりに勤しもうと思っている自分が居る。

今日はRunTripのパーソナリティの大森さんが居なくて八木さんが代理を務めてくれた。大森さんだとどっぷり安心して卓もリードされている感じがある。逆に今日は自分がしっかりしないと!と思っていたがあまりしっかりのチャンスも無く、でもどうにかエフェクトも外さずにできた。今週は八木さんの「ランニングQ&Aのコーナー」というのも有ってエフェクトが2回になった。番組は渋谷の工事の外山田さんと西本さんとの3人で進んだ。

番組の最初に3~5分シブラジのお知らせが入ります、と指示書に書いてあり「めざせ!シブラジアプリ10万ダウンロードキャンペーン」の為に、①5月28日 22:15~23:15に地底人ラジオ2thをオンエアすること、②シブラジ各番組でメールを読まれた人にその番組のパーソナリティとゲストのサイン付ステッカーを送付すること、の告知がされた。尚、福山雅治さんは渋谷のラジオのスタジオには来ません、前の道が大パニックになる、というところから話は脱線し始め、実際は10分くらいお知らせが続いていた。

レコード屋さんはタワーレコードの蓮田さんが来てくれた。蓮田さんは結構時間的に際どい。以前も1度数分前の時があったのだが、今日はもっと際どかった。西本さんは来なかったら別のレコードを掛けようと言うので、私が何がいいですか? って聞いたらすぎもとさんが前に言ってた名古屋の子のでもいいよ、と言ってくれた。あれは確か2月か3月の蓮田さんの時の話、名古屋とか、記憶力すごいんですけど。

実はCDは密かに持っていた。前回持ってなかったからその後はずっと持って来ている。でもオンエアして良いものかどうか、私が躊躇ってしまった。「うたまろ」を誰も知らないから。西本さんも聴いたことが無くてどんな風に感じるか自信が無くて、私が否定してしまった。そして前室の棚に有った誰もが知っているCDを手に取って差し出したら、それはダメ、とNGになった。

後で考えてみると西本さんの言ってる意味が理解できる。渋谷のレコード屋さんという番組は誰もが知っているいつでも流れる曲を聴く番組ではない。この番組独自の他では聴けない曲が流れるから意味があるのだ。ならうたまろで良かったんだと思う。こんなアーティストが居て、こんなアルバムが出ていて、リスナーの好みはあるだろうけどこんな曲を歌ってるから一緒に聴いてみて下さい、こんなのも有るんだよーというのがレコード屋さんらしいのだから。

いろいろ書いたが蓮田さんは来てくれた。ぎりぎり、オンエア30秒前に席に着いた。バッグも持ったままスタジオに駆け込んで、それでも時間通りジングルは鳴り、準備されていたかのように普段通り西本さんと蓮田さんの会話は始まる。この辺りは不思議だ。2人とも落ち着き過ぎで、会話は途切れることも無くスムーズに進む。1年の時間はまったく知らなかった人と人をこんなツーカーの中に変えるのだな。

さっきと同じく10万ダウンロードと地底人ラジオとステッカーと福山さんスタジオ来ない話が続く。おまけに西本さんは先日エロメンがスタジオ前に女性50人集めた話、蓮井さんはイエモンがタワレコ屋上でイベントをした時の大規模だった話、しかも大規模なのに結果マイク1本足りなかったという内輪話を展開、スラスラ次々話題が続き3分の1はレコード無しで盛り上がっていた。私のツイッターは蓮井さんが嘘ラジツイッターと呼び、西本さんは1回炎上させなければね、と楽しそう。まだ100フォロー行ってないので炎上はしないでしょう、と思うけど。火はつけないでね、灯にしてね、と思う。

後日談だが、この番組を聴いてか、ツイッターのイエモンという文字でか、イエモンの吉井さんのアルバムに参加したという方がフォローしてくださった。勿論、即フォロー返しをした。なんかここら辺がすごいのだ。自分の範疇を超えている。ツイッターを自分の物と思わず、渋谷のラジオと繋がっていることを自覚して文章書かなければ、無責任なことはできないんだと改めて感じている。

そして、休む間もなく3つ目、渋谷のスナックに進む。今日は開さんがお休みでチェリーさんがパーソナリティを、しかも前日に依頼されたばかりらしい。西本さんも居るのかと思ったらスタジオから出ていく。自分に任されて大丈夫なんだろうか、と思いつつ悩む間もない5分が過ぎ去りジングルをONした。始まった。案の定チェリーさんとの連携はバラバラでまず流そうとしたスマホの曲が流れない、スマホにジャックが差さってなかった。それでも番組は進んでいくー。どうにか1曲目が流れた。

ゲストの方が少し遅れてやってきた。30分前に出演依頼があってスタジオに来たのだという。珍しいビールを持ってきてくれていて、スタジオでその瓶ビールを開ける音がオンエアされた。チェリーさんはよく笑う。声が大きい。何度かビールを注ぐトクトクという音が笑い声で掻き消された。ゲストの人は残念そうだったが構わず笑っているところがチェリーさんらしい。仲良しなんだろう、空気は悪くならない。

次の曲はなかなか選曲できず話が止まった。それでも会話と交互に3曲流した。最後の方でゲストの方が珈琲のソムリエだということが判り話が面白くなってきたのに終わってしまった。その話もうちょっと聴きたかったなというのが良い終わり方なんだろうか、それを本題にしたらもっと中身が濃くなったのかも、いろいろ何もできないまま頭の中だけ考えてる。ディレクターの機転で番組の方向が変わるのかな。先輩田中くんが座ってたらどうしてただろう、ホワイトボードに何か書いて出すよね。後でだとそんな風にも思った。

おまけに最後に次の4時からの「渋谷でなにたべる?」の紹介をしなくちゃいけないのに、それもできないまま番組が終了してしまった。リスナーにも、シブラジにもチェリーさんにも申し訳なく思う。この失敗を次の成功に生かそうと思う。ってか帰って早速アンチョコを作った。開さんの居ない時にはこれを差し出そう!

3つの番組の note とJASRACを懸命にしていたら5時前になってて、後ろを振り返ると土屋さんが座っていた。遅まきながらの挨拶をした。3番組は充実を超えて正直しんどい。 しんどいからとっさの判断ができなかったり、素早く手が動かなかったり、効率悪く、余計に時間が掛かってしまう。久々の3番組は本当にきつかった。来週は頑張ろう。卓ミス無くそう。もっと余裕を持って楽しんで作業ができるように、成ろう、慣れよう。

渋谷のラジオのアプリは5月27日現在8万ダウンロードを超えているそうでこのままなら10万ダウンロードもあっという間だろう。DLが増えるということはリスナーが増えて失敗もしていられなくなるということ。いつまでも ミスってごめんなさい とは言ってられない。リスナーからすると完璧で普通なんだから。

ほんと、そろそろ出来て当たり前の時期が充分来ているんだから。年のせいばかりも言ってられないし、早く乗り越えて楽しく卓を操りたい。

車と同じだよ、最初は難しくってもその内何も考えずにハンドル握れるようになるよ、足だって勝手に動くよ、卓だって一緒だよ、自分にそう言い聞かそう!


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