見出し画像

赤松宏美 こえのレッスンスタジオ「コメット」体験記 ♪2

赤松さんのレッスンは2部制になっていた。
「リラックス編」というカラダを緩めるマッサージと基礎発声(60分)
「フィジカル編」響く声を引き出すストレッチと発声(60分)
楠瀬誠志郎「こえの学校」体験記 ♪3 で書いたことを今回のレッスンでも体験した。(太字は楠瀬誠志郎「こえの学校」体験記 ♪3 から引用)
(「フィジカル編」は体験記 ♪3を!)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「リラックス編」というカラダを緩めるマッサージと基礎発声(60分)

耳たぶから肩に向けて真下に下がった位置を親指で押す。「0」の位置。
「0」の位置は自分でできるので逆側の指を肩に充てる。
今日は更に「1」と「2」の位置も教わった。この時の指の場所と力の入れ方も実際に押しながら教わった。
「1」の位置。第七頸椎を爪側にして8時20分の形に両手の人差し指を充てる。人差し指と親指の付け根にあたる部分を覚えてそこを親指で押す。これは自分ではできないので受講生同士がペアになり互いに押す。かなり強めに押した。押している内に親指が深く入っていけば首下の筋肉が柔らかくなっているということらしい。
(注:第七頸椎 = 首の後ろ、左右真ん中辺りにぽこっと出ている骨)
「2」の位置。背中の肩甲骨のいちばん中央に寄っている所の骨のすぐ内側に親指を充てる。私は「1」の時と同じくらいの力で押していたのだがこれでは受ける側がかなり痛いらしく途中で力を半減するよう教わった。

大切なのは「呼吸」だそうで、親指を押すときは受け手は息を「吐く」、親指を話したときは「吸う」、これを押す方も受けても息を合わせて行う。意識的に行うというより自然にその呼吸が合っていた。そうなるのだそうだ。

もうひとつ教わったことは、「吐いて」から「吸う」こと。吐く時には体の中の空気を全部意識的に出し切るが吸う時には楽に吸えば良いのだそうだ。私たちは日常の軽い呼吸では体の中の空気を全部吐ききってないので古い空気が肺の中に残っている、それを意識して出し切って空気の入れ替えをするのが重要らしい。
更に吐ききった後、「1、2」と2拍分待って吸う。吸った後も「1、2」と2拍分待って吐く。これも大切なのだそうだ。何気なくしているいつもの呼吸もたまにはこんな風に意識的にしてみるのが効果的だ。

声のストレッチ。口を開け下歯の上に舌を乗せ低い声を出し続ける。声帯の疲れを取る為の声のストレッチでお風呂の中で1分やると良い。お風呂は蒸気が有るので改善しやすい。
ここで「リラックス編」が終わった。
ちなみにこのレッスン、後ろに立っているのが赤松先生、「こえの学校」では後ろから指で押す人を「マスター」、受ける人を「シスター」と呼んでいるそうだ。

👇 関連note 

楠瀬誠志郎「こえの学校」体験記 ♪3 レッスン詳細

赤松宏美「こえの学校」体験記 ♪3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?