見出し画像

メガベン転職コーチング、転職成功したのは〇〇やったから 〜メガベンシャーズ〜

メガベンシャーズとは?

こんにちは、普段はエンジニアの転職に関する情報発信をしてるサカモト(@sakamoto_582)です。この企画は私が気まぐれで始めた、メガベンを目指すエンジニアの転職をサポートするものです。今回は、Aさんに無料でコーチング(模擬面接、DMでの相談)を行い、成果としては某人気メガベンに転職成功、更に一度出たオファーの年収交渉のアドバイスを送り見事交渉成立。その経緯をAさんに転職ストーリーとして書いていただきました。エンジニア転職を目指す一人でも多くの方の参考になっていただければと思います。

宣伝

サカモトはテック企業面接対策のプラットフォームInterviewCatを運営しています。テック企業の面接対策ガイド(コーディング面接、システムデザイン面接)や様々なエンジニアの裏話(年収、企業の面接ストーリー)などのコンテンツを掲載しています。是非ご覧ください。



転職活動を始めたキッカケ

いずれはよりレベルの高い企業に転職したいと考えていたから

私は未経験からジョブチェンジでエンジニアになりました。当時は大手に行けるほどの実力がなかったのでスタートアップ(現職)に就職しました。未経験の私にエンジニアとして働ける環境を提供してくださった現職には本当に感謝しています。

ただ、現職は使用技術がレガシーだったり、避けるべきコードの書き方が当たり前に許容されていたりと、総じて技術レベルが高くありませんでした。

エンジニア として成長するためには自助努力が基本と理解しつつも、本当の意味でのトップ層になるためには環境も重要だと考えていました。2年くらい経験を積んだらよりレベルの高い企業に転職したいと考えていました。

きちんとコミュニケーションができる職場で働きたかったから

現職は良い人ばかりだったのですがビジネスコミュニケーションのレベルが低く、テキストはおろか対面のコミュニケーションも相当苦労しました。

仕事の生産性や自分の成長速度に関わることだと思ったので転職したいと思っていました。

メガベンチャーを目指したキッカケ

優秀なエンジニアと一緒に仕事をしたかったから

国内の優秀なエンジニアの多くはメガベンチャーに集まると考えていました。エンジニア職に限らず日本では、優秀な人材は規模の大きな企業に集まる傾向があるのだと思います。前職はエンジニアではありませんでしたがやはり大企業に優秀な人が集まっていました。

実際に選考を受けてみた感覚としても、メガベンチャーの面接官の方は質問も鋭く、優秀な印象でした。優秀なエンジニアの方々と一緒に仕事をして、さらに成長したいと考えていたため、メガベンチャーを目指しました。

将来独立した際に信用になると考えていたから

将来的に独立したいと考えており、その際にメガベンチャーの肩書が信用になると考えていました。

サカモトから受けたサポート内容

サカモトさんには本当にいろんなサポートをしていただきました。

  • 面接練習(複数回)

  • DM上での相談・質問

  • 内定後の年収交渉に関するアドバイス

面接練習ではエピソードのブラッシュアップだけでなく、一般的な質問に対する受け答えの確認も含めて様々な視点でサポートをいただきました。面接対策を自分一人で行うのは本当に危険だと思います。「自分がアピールしたいこと」と「面接官が評価していること」のギャップにいつまで経っても気づくことができないからです。サカモトさんとの面接練習ではこうしたポイントに気づくことができました。

また内定後も年収交渉についてアドバイスをくださり、無事オファー年収を上げることができました。本当にサカモトさんに相談してよかったと思っています。改めてお礼申し上げます。

転職活動で苦労した点

日々の勉強

面接準備は時間がかかるため転職活動中は技術の勉強がなかなかできません。つまりエンジニアとして成長しません。私はこの状態を1年以上続けてしまったことを後悔しています。さらなる成長を求めて転職活動をしているはずなのに、技術的に向上するための時間を犠牲にしているという矛盾に苦しみました。

メンタル

技術面接でボコボコにされたり、上手くいったと思ったのにお祈りメールが送られてくる日々が続きます。人材価値を否定され、奈落の底に突き落とされたような気分を何度も味わい、将来が見えませんでした。
特に自分は家庭もあり「もしかしたら家族を不幸に導いてしまっているのかもしれない」という不安に苦しめられました。精神的に相当キツい日々でした。

現職業務でやってよかった/もっとこうしたら良かったと思うこと

やってよかったと思うこと

業務改善
小さなことでしたが、上司に提案する形で業務改善をした経験がありました。選考の中で業務改善の経験について聞かれることは多かったのでやっておいてよかったと思います。

外部の勉強会への参加
現職業務だけでは得られないような知識を得ることができ、大きく成長できたと思います。選考でもこうした経験は非常に高く評価していただきました。

もっとこうしたらよかったと思うこと

もっとオーナーシップを持つべきだった
現職ではレガシーな技術や御法度なコードの書き方があらゆる場面で見られました。自分がもっとオーナーシップを持ってこうした部分を改善できていれば、エンジニアとしてより大きく成長し、転職活動でもより厚みのあるエピソードを語れたと思いました。

選考から逆算したキャリアを歩むべきだった
面接で厚みのあるエピソードを語るためには、まず面接で評価されるポイントを明らかにし、それにマッチした業務経験を積み上げていく必要があります。つまり、面接から逆算して業務経験を積む必要があります。そのことに早く気づけていれば、もっと早く転職活動を終えられたと思います。

複数言語に手を出すべきではなかった
業務と個人学習で合計4つくらいの言語を扱っていました。結果として各言語に対しての知識が広く浅くなってしまいました。選考では(おそらく多くの現場でも)複数の言語について浅い知識を持っていることよりも、1つの言語に対して深い知識を持っていることの方が評価されると思います。もっと1つの言語をとことん極めればよかったと思っています。

転職活動中にやってよかった/もっとこうしたら良かったと思うこと

やってよかったと思うこと

録音
オンラインの面接では必ず、イヤホンをつけずスピーカーをオンにし、スマホで録音をしていました。録音した内容は必ず聞き返しました。特に、上手くいったと思ったのに落ちた面接に関しては何度も聞き返し、どうすればよかったのかを考えました。

カジュアル面談
カジュアル面談は非常に重要な場だと考えていました。選考の後半になればなるほど、応募したポジションへの理解と、カルチャーマッチを評価されます。どうすればこれらの評価ポイントをクリアできるか?を探る最初で最後のチャンスがカジュアル面談だと思っています。私の場合、「個人の感覚でいいので御社で活躍している人の特徴や共通点を教えて下さい」という質問を必ずし、選考ではその人物像にできるだけ寄せた回答をするように心がけていました。

もっとこうしたらよかったと思うこと

早めに心折れておくべきだった
もっと早い段階で、面接で心折られる経験をしておくべきでした。レジュメの推敲に長い時間をかけていても仕方がありません。結局どんなに準備をしても、実際に面接を受けて落ちない限りは、PDCAを回せず転職活動の解像度が上がらないからです。自分は心を折られるのが怖く慎重になりすぎていました。その分時間を無駄にしたと思っています。

転職活動を通して成長した点・学び

逆算してキャリア形成しなければいけない

数年後にどうありたいか?から逆算してキャリア形成をしないと、どれだけ苦労するか、どれだけ時間を無駄にするか、ということを痛感しました。次の職場ではこの教訓をきちんと活かしたいと思います。

できるだけ早めにダメ出しをもらった方が良い

上記でも言及しましたが、できるだけ早めに心が折れるくらいのダメ出しをもらわないと、いつまで経っても解像度が上がらないということを身をもって学びました。

結局自助努力

今回無事にメガベンチャー転職は成功したのですが、振り返ってみれば自分が転職したかった理由はどれも他力本願な理由でした。いろいろな企業の選考を通じて、「成長のために自分の努力以外の何かが必要である」という考え方はメガベンチャーでは通用しないことに気づきました。考え方を改めて今後のキャリアを歩みたいと思いました。

メガベンチャー転職を目指す人へ

おそらく多くの人にとってメガベンチャー内定までの道のりは長くて辛いものだと思います。心がポッキリ(どころかバキバキに)折れることもあります。ただ、そこで諦めることこそが最悪の選択だと思います。進んでいる方向が正しいかどうか?を何度も振り返りながらやっていけば、最後は必ず良い企業に巡り合えると思います!

今後の展望

今のところ独立を目指しています。フリーランスになるか、自分で事業をやってみるかはまだわかりませんが、平均的なサラリーマンのキャリアで終わりたくはないとだけ思っています。


最後に

Aさんが見事某メガベンに転職されました。これはあくまでAさんの努力の賜物です。私は魔法使いではないので、見込みのない方ややる気がない方を合格させる事はできません。しかし、間違った方向に行っている場合、それを正すアドバイスを送ることはできます。見込みがあり今直ぐ転職活動を開始できる方限定とはなりますが、これに興味を持った方は是非👇のフォームまで応募してください。またサカモト(@sakamoto_582)をフォローしてね。


よろしければサポート(ワンコイン)お願い致します。今後記事執筆の励みになります。