見出し画像

Jimi Hendrixのライブ盤を聴き比べてみた(6)


⑥ Live At Woodstock (1969/08/18)

Live At Woodstock

きました、ウッドストックです。
ジミヘンのライブというと、一般的にはこれが一番有名な気がします。
前回紹介した⑤LA Forumのあと、ベースのノエル・レディングが脱退してエクスペリエンスは解散していまして、これ以降はベースがビリー・コックスとなっています。
また、このライブはトリオ編成でなく、サイドギターやパーカッションも加えた編成になっており、他のライブとはちょっと感じが違います。

1 Introduction

2 Message to Love
 新曲?です。まずまずのスタート。ジミの調子は絶好調とは言わないが、なかなか良いと思います。

3 Hear My Train A Comin'
 これもなかなか良い出来だと思います。

4 Spanish Castle Magic
 序盤の勢いがスゴい。中盤、ドラムとベースしか聞こえず、ジミどうした?って思うところがあります。

5 Red House
 この曲にしてはかなり短いですね。ふつうに良い演奏で、音も良いです。

6 Lover Man
 この曲は音質があまりよくない感じがします。くぐもっている感じ。

7 Foxy Lady
 これも音質がいまひとつかなあ。演奏もまあまあ良いかなという感じ。

8 Jam Back at the House
 この曲は、1997年発表の実質4枚目のスタジオ盤「First Rays Of The New Rising Sun」では"Beginnings"という曲名に変わっています。
出来はまあまあかなと思いますが、後半のギターの迫力はスゴいです。

9 Izabella
 これも新曲ですね。
音質、演奏ともまずまずかなあという感じです。
正直、今までのライブより、ここまで心を掴まれるような瞬間が少ないです。

10 Fire
 お、これは良いですね。音のバランスというかそういう面はもうひとつという感じですが、演奏は素晴らしいです。

11 Voodoo Child (Slight Return)
 これはスゴい演奏です。ここまでとは迫力が違います。というか、他のライブのVoodoo Childと比べてもこれが一番なんじゃないかと思うほどです。

12 Star Spangled Banner
 これは有名なシーンですね。YouTubeでも見られるはずです。

13 Purple Haze
 国家からなだれ込むように始まります。
迫力という面ではこれに勝るバージョンはないですね。が、音があまり良くないのが惜しい。
次のインプロへと繋がる、最後のギター弾きまくるところはスゴいです。

14 Woodstock Improvisation
 インプロビゼーション、即興ですね。正直、期待を超えるような凄いものではないかなあ。これはこれでという感じ。

15 Villanova Junction
 本当にジャンクションですね。一回落ち着く感じです。

16 Hey Joe
 最後を飾るのはこちらです。特に言うこともなく、普通にいい演奏です。

まとめ(A~Eの5段階評価で)

音質:B 演奏:B 総合:B

全体的には、まずまずの音質とまずまずの演奏ですね。
ただ、Voodoo ChildからPurple Hazeのところは、ジミヘン史上でも1,2を争うような迫力だと思います。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?