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[ポケマスEX]タマゴバディーズについて詳しく解説(前編)

さかみやたつおです。
皆さん、卵バディーズは育成していますでしょうか?恐らく普通のユーザーならば育成しても使う機会があまりなく、育てる意味は正直ありません。
普通のバディーズだけでも311組(23/6/17現在)いる上に、基本的に役割が1つや1つしかない上ボードもないですし、無課金で獲得できるキャラとは言え、育てて得するシーンは滅多にないかと思われます。
ただ、そんな卵バディーズですら大きく活躍できるのがそう、レジェンドアドベンチャーとなります。
卵俺をちゃんと育成しておくだけで1勝をもぎ取れる程の有用性がある卵バディーズもちゃんといるので、今回は各卵バディーズについてレジェアド視点をメインに解説しておこうと思います。
ちなみに先に話しておくと、タマゴバディーズは進化させてもステータスの上昇値が微々たるものなので、技が進化後の方が強いとかそういうのがなければ基本的に進化前での運用も可能なので、推しのポケモンが進化前でも全然使えるのも趣味的におすすめのポイントです。

解説の上で、優先育成率を★5段階で記載しますので、万が一これを見て何を育てたらいいか、を決めたい人はご参考にどうぞ。
基本的にレジェアドは同じ卵ポケモンは1組しか使えないので、単体性能としては強めでも他のロールが強いようなものは優先度を下げています。
僕はほぼ全てのタマゴバディーズを所持している関係上復刻待ちなどについては正直わからないのでここの説明は申し訳ないんですが省きます。
また、テクニカル、サポートロールでの運用がほとんどとなるので、アタッカーについては有効なシーンがない限りは基本的に説明を省きます。
※技、スキルの説明画像はトウコのケツwikiを引用しています。

●ノーマルタイプ

〇ガルーラ

・テクニカル★★★★★
ふみつけでの6割怯みを扱う事ができます。怯みが通る相手に対してはいるだけで1勝できるスペックなので育てておくべきです。
そしてそれだけではなく、にらみつけるので防御デバフを扱う事ができます。
怯みがメインなのでプレイングに自身がなければあまり撃つ余裕はないかと思いますが、6割怯みだけしか持ってない卵バディーズと比べると充分強いです。
ちなみに怯ませながらにらみつけるを使用するバトルの手順について、
ガルーラのふみつけが終わるまで味方の他のバディーズの技入力をせず、ふみつけで怯ませた演出が入った後に"ガルーラでにらみつける入力→味方1技入力(→味方2技入力)→ガルーラでふみつけ入力"と技入力すればにらみつけるもちゃんと撃つことが出来ます。3倍速だと手が忙しすぎるので慣れないうちは等速でゆっくりやる事をおすすめします。
基本的に相手がひるみ耐性9以下の場合です。ファイヤー(耐性強化後)とかはこの手順だと怯み後に技入力がないとすぐ解除してくるのでにらみつけるを撃つ暇があまりありません。
・サポート★★☆☆☆
T技2回で味方全体の攻撃素早さ2段階バフとなります。そしてキズぐすりも2回使用できますが、ボードもスキルもないので回復量は正直微妙です。テクニカルが強すぎるので使用するシーンはあまりないと思います。
・アタッカー★★☆☆☆
ガルーラの場合は例外的にアタッカーも使用するシーンがあります。その理由がパッシブスキルの"必中化"です。
どこで使用するかと言われると、ラティアス戦一択となります。
ラティアスの2ゲージ目以降は相手が回避率バフを積み、相手への攻撃が外れてしまうと相手の回避率を更に上昇させてしまいます。
逆に、相手に攻撃を当てれば相手の回避率が1段階下がります。
このガルーラは必中化持ちなので、相手に確実に技を当てて回避率を下げて味方が技を当てやすくする事に繋がるので、有用性は意外とあります。
そしてラティアスは自身のバフ量に応じてダメージをカットするスキルを持ってるので、そういった意味でもちゃんと技を当てることが重要です。
しかし、テクニカルの汎用性の高さに比べるとやや優先度が落ちるので、相手に怯みが通りにくくラティアスがいるラインナップ(第7回のユクシーラティアスレジロック等)の時はアタッカーにする場面があったりします。
地味にT技で自身に素早さ4段階と急所率2段階バフがあるので少しだけゲージに優しいです。火力にはあまり期待しない方がいいですが・・・

〇ケンタロス

・テクニカル★★☆☆☆
異常確率上昇1により、6割麻痺2割凍りを狙えます。ただ麻痺と言っても他に相手を麻痺に出来るバディーズはこのゲーム意外と多いので、ラインナップに麻痺にしないとかなり厳しくなるトルネロスがいない場合は使う機会は基本的にありません。後述するサポートが有用なのも理由の一つです。
あと吹雪の2割凍りもエンテイ等には有効ですが、命中率が低いのでオススメできません。サポートが強くなければ星3つにしてたと思います。
・サポート★★★★★
スピーダーGとT技を使い切ると味方全体に素早さ6段階特攻2段階のバフを撒くことが出来ます。レジェンドアドベンチャーに置いて全体素早さバフはとっても強い要素となるので、優先して育成すべきです。
昨今のバディーズを見ると、4ゲージ技持ちのアタッカーはレジェアド的に切り詰めた編成で挑むとなるとゲージが非常に重たく、対策なしで適当に組んだパーティだと技をまともに押せない場面が多いです。
特にそういったバディーズが特に技レベル1だったりするとゲージ回復系のボードが取れないので尚更ゲージ回りが悪いです。
そこで、全体に素早さ6段階バフを撒くだけでゲージの周りがかなり円滑になり、技を押せる場面が増えてきます。
それと、全体に素早さバフを撒けるバディーズの数がこのゲームにおいてあまり数いないと言う点と、素早さバフがあるが強いサポートなので使用を躊躇う時にも「タマゴバディーズなら勿体なくないか!」という心意気で採用できたりするので、編成の幅もぐっと広がります。
また、特攻2段階バフもあるので特殊の殴り役と組むと殴り役自身でバフ積む一手間を省けたりするのでお得ポイントです。
攻撃技が2ゲージ技だけですが、余程遅い味方と組まないのであればあまり気にはなりません。のしかかりで3割麻痺もあるので、ギミック対策に麻痺が必要な相手に6割麻痺と一緒の編成に入れると、あちらが麻痺を引けなくてもケンタロスののしかかりで偶然引いたりする、という場面もあるのでちょっと得した気分になるかもしれません。

〇ラッタ/コラッタ

・テクニカル★★★☆☆
いやなおとによる防御デバフを扱えます。1回で2段階デバフをかけるので序盤から火力アップに大きく貢献します。
他に味方をサポートをできる大きな効果それだけで早めに仕事を終えてしまうのですが、たいあたりが1ゲージ技なのでBCの周りも良くすることが出来、スピーダー2回T技1回で自身の素早さ6段階バフを持っているのでゲージ回りも優しくなります。
回復付帯を2回自身にかけれるので相手の全体技に対するケアも可能です。
またおまけに火傷無効があるのでエンテイやファイヤー(天候変える場合)相手にちょっとお得です。
・サポート★☆☆☆☆
味方全体の攻撃素早さ2段階バフを扱えます。ですがバフの効果量が少なく、テクニカルの有用性の方が高いので基本的にそちらを使った方がいいです。異常解除、妨害解除持ちを持ってるので対エンテイに対する軽い壁役に投げる事が・・・多分ありません。

〇カビゴン/ゴンベ

・テクニカル★★★★★
6割麻痺、6割怯みを扱えます。相手の行動阻止にも麻痺によるギミック解除にも使える仕事が2つある優秀なタマゴバディーズです。持っていたら優先して育成すべきです。T技で防御特防1段階に回復付帯にもできて少なからず場持ちが良いのも良いポイントです。
・サポート★★☆☆☆
特防4段階、攻撃素早さ2段階バフを全体に撒くことが出来ます。また、たいあたりが1ゲージ技なのでBC回しに優しいです。ただやはりテクニカルロールが強すぎるので基本的には候補外です。
使う場面の一例を言うならば、怯みが通りにくいラインナップで麻痺要員もまぁ余裕がある、という限定的な時くらいでしょうか。まぁそんな場面はあまりないんですけどね・・・w

〇ペルシアン/ニャース(原種)

・テクニカル★★★☆☆
あまえるによる攻撃デバフが主な役割です。デバフがギミック対策になるラティアスは勿論、物理技メインのコバルオンやテラキオン、高い攻撃力を持つアグノム等の相手には横に添えておくと便利だったりします。
それ以外の役割はあまりないので、ラティアスやテラキオンがいなければですが、2枠編成でやってみて押し負けるなと思ったら相手の火力を下げる為に横に置いて3枠にする、的な使い方とかがいいかなと思います。後は攻撃↓分威力上昇持ちとかでしょうか。
・サポート★☆☆☆☆
味方に攻撃素早さ2段階バフを撒くことが出来ます。自身には素早さ6段階バフとなります。
どちらかと言えばテクニカルの方が役割的には大きいので候補外です。
相手の火力は下げなくてもいいから味方のゲージ回りを少しだけでも良くしたい、って場面では採用するかもしれませんが、大分限定的です。

〇ラッキー/ピンプク

ハピナスにはなりません

・テクニカル★★☆☆☆
トライアタックにより6割麻痺or火傷or凍りを狙えます。ただ3ゲージ技と重ためな上に、6割と不安定なのでギミック解除としても使うか正直微妙なラインです。また氷を引いて相手の行動を止めれるのは良いんですがすぐ解除されるのでギミック対策としてもマイナスポイントと鳴り得るかもしれません。バフは自身のみで素早さ4段階、T技1回につき防御特防1段階バフと回復付帯を扱えます。
・サポート★★★☆☆
味方に特攻素早さ2段階バフを撒く事ができます。そして2回だけキズぐすりを使用できるので主な使い道としては回復ソースのないタンク役に対するダメージケアが一般的な使い道でしょうか。
2枠編成にキツさを感じたら差し込む、という使い道があるかと思いますが全体技多用されると結局キズぐすりをラッキー自身に使用してしまったりします。
所持してるパッシブスキルと薬により多少相手の攻撃を凌いでくれる壁になったりもするので、単騎が厳しい時に置いたり、殲滅速度が速いアタッカーorテクニカルと組ませるってのは大いにありなので、テクニカルロールよりは使う場面が多いと思います。
ちなみにのしかかりで3割麻痺もあります。

〇ベロリンガ

・テクニカル★★★☆☆
いやなおとによる防御デバフ、まきつくによるバインドが役割です。
バインドは対ユクシーにおいてはギミック対策として非常に有効なのでラインナップにユクシーがいる時は絶対ここです。ラティアスにも有効です。
また、防御デバフにより味方の火力アップに繋げられるのが便利です。
素早さバフを自身に4段階を持ち、T技でT技で防御特防1段階に回復付帯を扱えるので少しだけ場持ちが良いです。
ただバインドがなければいやなおと3回で仕事が終了してしまう点と、2ゲージ技なので素早さ高めの味方と組まないとただの置物になったりする点は注意です。
バインドという状態変化に言える事なのですが、相手のゲージ半分割らないように調整してB技でゲージを削る戦法の時、相手HPが半分いかないようダメージ調整をしてると相手の技後バインドが入ってHP半分を割ってしまう、って事がよくあるので扱い注意です。
・サポート★★★☆☆
攻撃4段階、防御素早さ2段階のバフを全体にかける事ができます。テクニカルだけかと思いきや、サポートでも相手をバインドにする事が出来ます。
また、無傷登場時こらえるがあるので、3枠編成でポジション2に置き、戦闘終盤にポジション1のタンクがやられた後、相手の強い攻撃を2回は受けてくれる、と言う点が地味に役だったりする場面がありそうです。
味方のバフが足りない時の補佐ができますが、自身に攻撃バフを持ってるアタッカーはまぁいくらでもいるっちゃいたりしますので、
テクニカルの防御デバフを取るか、サポートの味方へのバフを取るかの選択となります。正直どちらでもいいと言えばいいのでどちらを育成してもいいとは思います。どちらかと言えばデバフを持ちラティアスに役割を持てるテクニカルの方がいい気は少しします。

・ポリゴン

・テクニカル★☆☆☆☆
トライアタックによる3割麻痺or火傷or凍りとなります。異常確立上昇がないので確率的にも低く、3ゲージと重いので候補外です。
・サポート★★★★☆
SPガードGとT技により、味方全体に特防6段階素早さ2段階のバフを撒くことが出来ます。特殊技を使う相手には全体の耐久力向上に繋がりますのでかなり有効です。特にB技が特殊のラティアス、ラティオス、トルネロス、ユクシーや、全体対象の特殊技が多い相手に投げたいです。
また、仕事終えた後でもたいあたりでBC回しがしやすいのもいいところです。
パッシブスキル的にも特殊技メインの火力高くない相手(ユクシー等)にはしばらく相手の攻撃を受けてくれる壁となってくれます。

●ほのおタイプ

〇ウインディ/ガーディ

・テクニカル★☆☆☆☆
ほのおのキバによる2割火傷、1割怯みと、タマゴバディーズの中でも仕事の安定制に欠けるあまり強くないタマゴバディーズと言えます。自身に素早さ4段階バフ、T技は防御特防1段階に回復付帯です。
・サポート★☆☆☆☆
味方全体に攻撃素早さ2段階バフをかけれます。こちらも効果量としては微妙です。

サポートとテクニカル両方に共通する点としては1ゲージ技を扱えてBC回りが良い点です。
技が早い相手の場合、2枠編成だと基本的にこちらの初回B技前に相手の1回目B技が飛んできます。その2枠で厳しい場合は、例えばこのようなバディーズでも差し込んで3枠編成にすれば味方が3ターンで9回技入力しB技を早く撃てるようになります。まぁこのゲームプレイしてる人にとってごく当たり前の話ではありますが・・・w
つまり言うならば、このような残念な感じでも使えない事は一切ない、と言う事です。
相手を火傷にした方がいい場合、味方の火傷確立が100%でない時に2割でワンチャン狙えたり、ゲージに余裕があれば本当に運がいいと怯ませられるテクニカル、
少し足りない味方のバフを補ったり、仕事終わったら場に残る必要がなくちょっと壁してくれればいい、的な感じだったらサポート、って感じでしょうか。正直どちらでも良いと思います。
ちなみにアタッカーですがメインの攻撃技が反動技なので救いがありません。

〇リザードン/リザード/ヒトカゲ

サポートが色違いで黒リザードンなのが良い

・アタッカー★☆☆☆☆
コバルオンの弱点が一貫して炎なので、最強のタンク役との2枠とかならワンチャンある・・・?ってレベルで基本的候補外です。だいもんじの命中率も100%ではないので・・・
・テクニカル★★★★☆
バインド持ちなのでユクシー相手の場合は絶対こっちです。また、必中化持ちなので、ガルーラの項目で説明した通りラティアスに有効だったりします。普通に炎の渦外さない安心感もあります。
ラティアスもユクシーもいないラインナップならサポートの方が有効です。自身に素早さ4段階バフ、T技は防御特防1段階に回復付帯です。
火傷は1割なのでできたらラッキー程度で。
・サポート★★★★☆
全体へ特攻6段階素早さ2段階バフを撒くことが出来ます。特攻バフに時間がかかったり、そもそもなかったりするバディーズ(例:ジュン&エンペルト)と組む際にかなり重宝します。
2ゲージ技しかないのでそこそこ育成できてる場合、バフ終えたら仕事終わってもいい場合はポジション1に置いていいと思います。

〇ブーバー/ブビィ

ブーバーンにはなりません

・テクニカル★★★☆☆
おにびによる確定火傷を狙えます。異常命中上昇1持ちなので外さないのが偉いポイントです。ユクシー、コバルオンがいる場合はテクニカルを採用する事がありますが、後述するサポートの方が有用性が高いです。
・サポート★★★★★
スピーダーGとT技により素早さ6段階特攻2段階バフがあります。スピーダーGある時点でタマゴバディーズの仕事としては最高クラスです。
それ以外の役割は薄いのでポジション1でもバフだけは確実に撒いて序盤の相手の攻撃を凌いで退場、でも充分な役割です。

〇ギャロップ/ポニータ

・テクニカル★☆☆☆☆
炎技とパッシブスキルでの3割火傷が主な役割です。異常ギミックの相手にはちょっと得する程度です。
・サポート★☆☆☆☆
全体に攻撃素早さ2段階バフを撒くことが出来ます。ニトロチャージを撃てば自身は素早さバフを最大詰めます。

こちらも全体的にパワーが低めのタマゴバディーズとなります。
両方1ゲージ技持ちなのでBC回しには良いですが正直それ以外の役割はあまり大きくありません。
基本的にはサポートを採用、対ユクシーコバルオンにおいて味方のメインである異常要員が6割の場合は異常を入れそこなった場合3割でワンチャン見込めるテクニカルが候補にあがってくる、といった感じでしょうか。

〇キュウコン/ロコン

・テクニカル★★★★☆
にほんばれにより2回だけ晴れにする事ができます。2回しか出来ないので使うところは良いところを見極めて使う必要があります。
炎、草バディーズに多い晴れ時B技威力上昇の条件を満たすのが主な使い方だと思います。現在レジェアドに1回も来たことがないですがテラキオンへのギミック対策にもなります。
純粋に炎技持ちの火力を強化したり、マツブサ&グラードンのような晴れが切れるとパワーが落ちるが自身で晴れにできる上限数があるバディーズと組んで晴れ時間を延ばしたり、
アスナ&コータスのようなB技前に晴らして条件を満たし一気に相手HPを消し飛ばすという使い方、
晴れ時ゲージ加速持ちと組ませてゲージに余裕を持たせる、等編成の幅も広めです。
自身のT技が素早さ2段階+回復付帯で場持ちが少し良かったり、1ゲージ技のひのこを持ってたりそれ以外の役割も少なからずあります。晴れに出来るバディーズは今ではちょいちょいいたりしますが、レジェアドという多くの編成を使うゲームにおいては晴れ役1組でも増えれば有効的な場面は多いので、基本的にはテクニカルの採用となります。
・サポート★★☆☆☆
全体へ特攻6段階素早さ2段階バフを撒くことが出来ます。
これだけ見ればサポートリザードンより優秀に見えますが、やはりテクニカルの方がタマゴバディーズでは唯一無二の性能を持ってますので、基本的に候補外で優先度は落ちます。

●みずタイプ

〇ギャラドス/コイキング

最強のタマゴバディーズなので解説長いです

・アタッカー★★☆☆☆
パッシブスキルによる水技と化した破壊光線がかなり強いです。そして登場時命中率アップを持っているので破壊光線の命中率90をカバーしてほぼ当ててくれるのがとても偉いポイントです。
雨下の破壊光線はかなり高い火力を誇る為、レジェンドバトルは愚かチャンピオンバトルエリートモードでも戦えて行けるスペックを持っています。等倍は厳しくとも水弱点なら充分です。
バフは特攻2段階×2、素早さ2段階急所率2段階×2なのでサポートの援助が欲しいところです。
まぁ水アタッカーはかなり多いので無理してこいつを使う必要はないっちゃないですが、タマゴバディーズが出す火力ではないので使ってて感動してしまうところはあります(?)
ただ、レジェンドバトルにおいては他のロールの方がかなり強いので優先度が落ちてしまいます。

・テクニカル★★★★★
タマゴバディーズ全体としても最強と言えるべきスペックです。
たきのぼりとパッシブスキルでの6割怯みが特徴的です。この怯みがあるだけで他ロールより採用理由があると言えます。
それだけではなく、なんとあまごいを使いにする事もできます。
水バディーズの大幅強化に繋がる為、非常に価値が高いので是非水バディーズと一緒の編成で使いたいところです。
雨に出来る回数が制限あるバディーズや、水技の火力を上げて殲滅速度を速めたりと超重要な役割を持てます。
一応破壊光線もあるので対エンテイでのアタッカー役に回れなくもないですが特攻がアタッカーに比べ低い点と、命中率が自身でケアできないのは注意が必要です。

そして天候雨のレジェアドにおける大きな役割として、対ファイヤーへのギミック対策となります。
ファイヤーは天候を晴れにしてきて、ステージギミックとして張った天候が上書きされない限り永続となります。天候を変えたとしても2,3ゲージ目の頭とHP半分以下になると晴れに張り替えてきます。
ファイヤーは晴れ時だと威力上昇、状態異常、全ダウン無効、必中化だったり、2ゲージでは技が確定火傷に、3ゲージ目ではHP回復2でモリっとHPを回復されます。怯みを使用しないのであれば基本的に天候を張り替えないとまともに戦う事はできません。ただ天候を変えて初めて他の相手と同スペックレベルになるので超弱くなるわけではありませんが・・・w
それ故に、このギャラドスのような晴れ以外の天候は全部ファイヤーに投げる事になります。
「あれ、このギャラドスだと雨に2回しかできなくね?」と思うかもしれませんが、それに対する戦法として、2ゲージ目や3ゲージ目をテクニカルB技等でスキップする手法があります。
1ゲージ目で雨を降らせ場を整え、B技撃てるようになったら1ゲージ目を削り切り、2ゲージ目の開幕でB技を撃ち2ゲージ目を一気に吹き飛ばし、3ゲージ目の突入時に2回目の天候を張り、相手HPが半分回らないようにBC回して次のB技で一気に相手を倒す、と言った戦法ならば雨が2回でも充分だったりします。
他の使用例だと、技2以下のアオギリ&カイオーガは天候の再度張替えができないので、2ゲージ目突入時に雨を再度展開し、2ゲージ目後半に張り替えられても水技で弱点ついてゴリ押し、3ゲージ目に入ったら雨を展開(半分以下はゴリ押し)みたいな使い方もできます。
で、このギャラドスは更に怯みも持っているので怯みが無効にならないファイヤーに対しては特効と言えるべきスペックを誇っています。
どのような戦法で使うかを考えて編成を組んでみて下さい。
また、テラキオンがレジェアドに来た時もこちらで。2ゲージ目が場の効果がなしだとダメージ軽減4、3ゲージ目は軽減8となるので、2ゲージ目の途中まではゴリ押ししつつ途中から雨を展開し、切れるまでに決着をつけるといった感じでしょうか。テラキオンにも怯みが効く点も良いポイントです。

・サポート★★★☆☆
タマゴバディーズとしてはとても貴重な全体急所率2段階バフを持っています。特攻素早さ2段階バフも全体に撒けます。
そして1ゲージ技持ちな点も優秀です。
急所率バフを自身で完全に補えないアタッカーテクニカルのバディーズはそこそこいるので、そこをサポートできるのが大変優秀です。
また、急所率バフを撒けるサポートは壁役としても機能するバディーズが多く、サポートバディーズを使いたくないけど急所率が足りない、って時にかなり重宝したりします。
ただ急所バフが2段階だとB技の急所率はあまり高くないので、通常技で殴る場合がメインでしょうか。
一例をあげるならば、スイレン&オニシズクモは吸血やボードスキル等でかなり場持ちがいいのですが、急所バフがないので吸血の回復量を大きく上げるには急所バフが欲しくなります。ただスイレン自身もサポートで壁役となるので、こういったタマゴバディーズで急所率を補うだけでも安定制が高くなり、この2枠で突破みたいな事がやりやすくなったりします。
あとは、急所率がボードで一段階だけしかあげれないバディーズ(レンブ&ローブシン等)にもピッタリと当てはまる最高のサポートと言えます。

ちなみにですが、コイキングの場合だと技が"はねる"と"たいあたり"になります。ポケマスにおけるこの”はねる”の有用性についてですが、はねると言う技に効果がない為、演出時間が非常に短いと言う点が挙げられます。
使用例を挙げると、「B技後(天候フィールド等)化」「(天候フィールド等)時B技上昇」持ちのバディーズ、天候フィールドの時間延長を持っていないバディーズ(例:シルバー&ホウオウ、マジコスシロナアナザー2&ルカリオ等)と一緒に組ませると、はねる連打でBCカウントを短い演出時間でガンガンと回していき、次のB技前に天候フィールドを間に合わせる、と言った戦法を扱うことが出来ます。その点ではこのコイキングでも実は使い道があったりします。レジェアドだけでなくチャンピオンバトルあでも有効なシーンはあるかもしれません。
攻撃技がメインではないこのサポートロールにおいてはあえてコイキングから進化させないという手もあったりします。

とまぁ長々と書いて強くはあるのですが、ギャラドスにおいてはテクニカルロールが最強格である点があるので、サポートを使用する機会はあまりないかと思います。使うとなれば怯みが効きにくいラインナップで3体統一されている時でしょうか。

〇パルシェン/シェルダー

・アタッカー★☆☆☆☆
ハイドロポンプという殴る水技があるので対エンテイに使・・・う必要はありません、命中率も低いですし・・・
・テクニカル★★★☆☆
うずしおによるバインド持ちなのでレジェアドのラインナップにユクシーいる場合はこっちにして下さい。ただ命中率ケアができないので注意。
素早さ4段階バフとT技で防御特防1段階に回復付帯があります。
シェルブレードで防御デバフも狙えますが、3ゲージ技かつ50%と扱いが難しい技です。
・サポート★★★★☆
ディフェンダーGとT技により防御6段階素早さ2段階のバフを撒けます。レジェンドバトルにおいて相手のB技が物理なケースが非常に多く、非常に大きな役割を持てます。コバルオン、レジロックのようなほぼ物理技のような相手もいるのでそこに対しても強いです。ユクシーがいなければ基本的にはこちらで。
他に偉い点として1ゲージ技の水鉄砲持ちな点もありますが、
防御バフを積み切れることと、パッシブスキルが優秀でちゃんと育てればそこそこの壁役となってくれます。
特に急所無効が偉く、青クッキーを割る必要がなく、ポテンシャルの自由度が高い点が非常に優秀です。
場持ち良くするための”無傷登場時回復付帯”(自分はこれ)だったり、エンテイ対策に”バインド無効"、"異常無効"や"ひるみ無効"で火傷や毒や怯みによる事故を防ぐ、"攻撃時防御or特防ダウン2"により相手の耐久力を落とす、等、様々な選択肢があります。

〇カメックス/カメール/ゼニガメ

・アタッカー★☆☆☆☆
必中化持ちなのでラティアスにワンチャン投げるかもしれませんが多分使わないでしょう。
・テクニカル★★★★★
雨乞いにより2回だけにする事ができます。雨の有用性についてはギャラドスの項目で長々と語った通りです。
また、水の波動とパッシブスキルにより6割で混乱にする事もできます。妨害状態が有効な対ユクシーにおいて有効で、混乱にしたくない時はバブルこうせんを撃つと言う打ち分けもできるのが偉いポイントです。
・サポート★★☆☆☆
全体へ特攻6段階素早さ2段階バフを撒くことが出来ます。こちらについてもテクニカルの方が強い為基本的に候補外。

〇シードラ/タッツー

キングドラにはなりません

・サポート★★★★★
スピーダーGとT技により。素早さ6段階特攻2段階のバフを持っています。これだけで強いです。
そして1ゲージ技のあわを持っているのも非常に良いポイントです。それ故にBC回しとしても優秀ですが壁性能は低いので、
編成例としては3ゲージ技以上の6割怯み持ち(マジコスタケシ&バンギラス、クダリ&アーケオス等)と一緒に組ませると絶え間なく怯み技を押せるので怯みで相手の攻撃を止め、怯まなくても数発程度なら攻撃を受けれる、くらいの立ち位置が理想的かと思います。
ちなみにアタッカーのみならずテクニカルも弱いのでサポート一択です。

〇アズマオウ/トサキント

・アタッカー★☆☆☆☆
ねっとうにより3割火傷を持っていますが確率的に高くもなくアタッカーと言えど火力はないので基本的に候補外です。
・テクニカル★★★★☆
たきのぼりによる4割怯みを持っています。相手の行動を止めれるのはシンプルに強いです。
ですが4割と確率的にはあまり高くはないのが残念なところです。6割怯み1枚だけでは不安な編成、4割怯み2枚編成とかするのがいい使い方な気がします。
・サポート★☆☆☆☆
全体特防素早さ2段階バフを持っています。効果量的にも微妙ですし、怯みの方が強いと言えるので基本的に候補外です。

〇スターミー/ヒトデマン

・アタッカー★☆☆☆☆
ねっとうにより3割火傷を持っていますが確率的に高くもなくアタッカーと言えど火力はないので基本的に候補外です。(先程の文のコピペ)
・テクニカル★★☆☆☆
水の波動とパッシブスキルにより4割で混乱にすることができます。ユクシーがいる場合は候補に挙がりますが4割は少し微妙です。
混乱状態は時間経過で相手に解除される点は注意が必要です。
・サポート★★★★☆
SPガードGとT技により、味方全体に特防6段階素早さ2段階のバフを撒くことが出来ます。特殊相手と限られますがしっかり育成すればある程度相手の攻撃を受けることが出来ます。1ゲージ技持ちも偉いです。
また、パッシブスキルも優秀です。特に対トルネロスは毒避けに、対エンテイに置いては欲しい要素がかなり揃っているので、ポテンシャルでバインド無効を採用すればよい1ゲージ目を凌げる壁役となります。HP回復がないので限度がありますが・・・


以上で前編の解説は終了となります。最初の解説記事ということもあり、長々と語るべきところがいくつかあった為かなり長めになってしまいました。次はもう少し手短に多くのタマゴバディーズについての解説をしていこうと思います。

中編はこちら