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もう1つの将来やりたいこと。学生さんのメンタルコーチ!



こんにちは!海紗です🍌

前回のnoteでこの1年で心理学に興味をもったと冒頭に書きました。本を読んだり、座学的なセミナーから体験型のものまで色んな角度から自分なりに勉強をしてみました。


その中で印象に残った1つの学びをシェアしたいと思います!ぜひ最後話まで読んでいただけると嬉しいです!!



あるセミナーで、
男の人の実話がテーマになりました。


『人に愛された経験がないと感じて生きている男の人がいました。

その男の人は、ある日病気になり病院にいきました。


病院では、先生はとても優しく診断をしてくれ、看護師さんも親切にしてくれました。
入院することになり、一緒に入院している人たちも気さくに話かけてくれた。


人生で初めて、「人に愛されている」という感覚になったそう。



そして、その男の人は治療の甲斐あって無事に退院しました。


さて、この男の子は半年後、
どうなったでしょう?』


という問いでした。
(あくまでこの男の人の事例なので、みんな必ずそうなる訳でないという前提で。)


みなさん、どう思いますか?
セミナー中は、
「孤独死しちゃったのかな?」とか、
「家族ができた?」とか、
色んな意見が飛び交いました。


ちなみに補足すると、
再発しないように定期検診もしっかり受けていて、先生に言われた通り健康的な生活をしていたそう。



答えは、「また同じ病気で病院に行った」でした。



これは「顕在意識」と「潜在意識」のワークで、
脳科学的にも、
「顕在意識」(自覚できる意識)が3-10%、
「潜在意識」(自覚できない意識)が90-97%

だそうです。

たぶんこの男の人の
顕在意識では、
「また病気にならないように気をつけよう」
潜在意識では、
「またあの場所に戻りたい・病気になりたい」
だったのではないかと思います。


厄介なのは、
潜在意識は自分では自覚できないということ。



純粋に考えて、「病気になろう!」と思ってなるのって無理ですしね。笑

今回の事例だとイメージつきにくいかもですが、
「なんだかあの予定(仕事)行きたくないなぁ」
と思っていると、本当になんだか頭痛・腹痛がでたり、なぜか微熱が出たり身体が動かなかったりする経験、1度はありませんか?


決して嘘をついている訳ではなく、本当に体調不良になるんです。(もちろん個人差はありますが)


何が言いたいかというと、
潜在意識(本当の気持ち)は、自覚できなくて、
にも関わらず現実は潜在意識通りになる。

ということ。



このワークを通して、似た現象が陸上選手でもめちゃくちゃ多いなぁと感じました。

小・中学でスーパースターだった選手が、
高・大学・実業団でずっと故障に悩んでいる場面
をよく見かけます。


今思うと、わたしもそうだったのではないかと思います。高校生で駅伝日本一になり、期待されて大学に入り、なかなか上手く走れず、1年生の秋ごろから怪我スパイラルに。大学4年間で5回も疲労骨折をしました。挙げ句の果てには抜け症にもなる。
生理が止まっていたり、練習量が増えたりもちろん直接的な原因もあるんですが、
今思うと、「自分で怪我を引き寄せていた」んだと思います。


顕在意識では、
「早く怪我を治したい」
「復帰していい結果を残したい」

けれども潜在意識では、
「走れなかったらどうしよう」
「期待ハズレだと思われたくない」
「あの時勝ってたあの子に負けるなんてありえない」
「怪我して走れない理由があったほうがマシだ」



自覚はできていないけど、潜在意識の方が割合は圧倒的に大きいので、「怪我をする」という現実をしっかり引き寄せてくれました。


施術する立場になってあの時を振り返っても、
あの程度の怪我で、周りにあんなに素晴らしい治療家さん・トレーナーさんたちがたくさんいて、
あんなに怪我をし続け、治らないの、変なんです。


どんなに腕のいい治療家さんの施術を受けても、自分で怪我を引き寄せている限り、怪我は治らない。



この話を、実業団時代のお友達や気になる選手にアポをとって話してみると、

「後輩が力をつけてきた途端、練習で過呼吸がでるようになった」
「プレッシャーのかかる環境になってから風邪をひく頻度が圧倒的にに増えた。生活は変わってないのに。」
「実業団になってからずっと怪我」
「結果が出なくなってから抜け症が治らない」


みたいな声を教えてくださり、やっぱり「心」の現実を引き寄せる力ってすごいんだと再認識しました。


こうなる原因の一部は、
小・中学での「結果がでる自分だけを褒めてもらえた」とか、高・大学での(特に強豪校)での「走れなければ価値がない」みたいな価値観からなのかなと思いました。もちろん周りの環境だけでなく、自分で作っている場合も。


価値観のベースは、12歳までに形成されて、16歳で確立されると聞きました。(もちろん、大人になってからのインパクトのある出来事で成長・変化はしますが、ベースは子供のときだそう。)

今回のタイトルにも書いている、
「学生さんのメンタルコーチをしたい!」と思ったのは、そのまだ価値感の柔らかい時に、

結果がでるあなたも素晴らしい存在だし、たとえ思うように結果が残せないあなたも変わらず素晴らしい存在。周りの目は変わるかもしれないけど、あなたの価値は1ミリも変わらない。


その前提をしっかり腑に落ちるまで伝えた上で、
その上で、「あなたはどうしたい?」
と一緒に考える存在になりたいんです。
現代では難しいと感じる人が多いかもしれないけど、
とってもシンプルな話。


語弊のないように補足したいんですが、
言い訳を作ってあげたい訳ではありません。

「何かができるからすごい」か、「貢献してるから価値がある」とか、他人軸の少し歪んだ価値観ではなく、なにもできない自分でもギュッと認められる自分との信頼関係をしっかり作りつつ、理解しつつ、「本当の自分の湧き上がる目標」を決めて、一緒に歩んでいきたい。


ぶっちゃけてしまうと、「結果」なんて、出ても出なくてもどっちでもいいと考えています。
その子がその子らしく、感じるままに生きる意味を探していくことの方が大事。
けれども、その延長線上に、競技結果もついてくるとのではないかと思います。


わたしの将来やりたいもう1つのことでした😌
まずはこのnoteがなんだか悩んでいる学生さんに届くといいな。
(何が感じるものがある学生さんいましたら、お気軽にDM・コメントください!!)





今回は陸上をピックして書きましたが、「心」の学びから、日常生活でも感じることがたくさん!

ぜひ、自分に置き換えて考えてみてください。
なんだか物事上手くいかなかったり、不幸なことが続いたり。もしかしたら、自分で引き寄せているのかも?

最後は精神論になってしまいますが、
まずは、「自分の人生を自分で生きる!」
と決めるところから思い通りになっていくんだと
色んな方をみて感じます。


もし壁打ち相手が欲しければ、ぜひサロンにてお話し聞かせてください。
わたしはあなたを決して評価しません。
せきららなお話、聞かせてくださいね☺️
必要な方に届きますように!!



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